ページの先頭です
メニューの終端です。

阿倍野区地域福祉行動計画

2017年12月27日

ページ番号:631

阿倍野区地域福祉行動計画 推進委員会は、平成28年9月末をもって廃止しました。

平成28年10月からは、阿倍野区地域福祉計画「あべの つながり 広がるプラン」に基づいた地域福祉の推進に向けた活動を進めています。

はじめに

 だれもが安心して暮らせる地域づくりをめざして、平成16年3月に大阪市は公私協働による地域福祉推進のために「大阪市地域福祉計画」を策定し、大阪市社会福祉協議会は参画と協働のあり方や手法を示す「大阪市地域福祉活動計画(大阪市社会福祉協議会)別ウィンドウで開く」を策定しました。

 これらを受けて、区レベルのアクションプランとして、「みんなで支え合いながら、自分らしく安心して暮らせる地域づくり」をめざした「阿倍野区地域福祉行動計画(下記参照)」が平成18年3月に策定され、4月から推進の段階に入っています。

 区民や阿倍野区に勤務する方で組織する阿倍野区地域福祉行動計画推進委員会では、この行動計画の推進にあたり、毎年9月に「あべの愛あい博覧会」を開催するほか、内容によって4つのチーム(安心なまちづくり、きれいなまちづくり、ふれあえるまちづくり、やすらぎのまちづくり)をつくりさまざまな活動を行っています。

 阿倍野区地域福祉行動計画推進委員会による具体的な活動は「阿倍野区地域福祉行動計画の推進に向けた活動」をご覧ください。

 「阿倍野区地域福祉行動計画 PDF版」はページ最下部にあります。

 

阿倍野区地域福祉行動計画 (平成18年3月策定)

ごあいさつ

阿倍野区地域福祉行動計画策定委員会

委員長 山本清隆

 阿倍野区地域福祉行動計画策定委員会では昨年より、私たちが生活しているこの地域において、子どもたちから高齢者まで、また障害のある方もない方もすべての人々が住みなれたこの地域を、いつまでも安心して楽しく暮らせるようにするためにどのようなまちづくりをすればよいか、またどのような取り組みや活動をすればよいかなどの課題について、五つの作業部会にわかれて討論を重ねてまいりました。

 地震などの大規模災害においては、身体に何らかの障害のある方々や要介護状態の高齢者で一人暮らしをされている方などは、脱出困難なため避難ができないこともあります。そのような時こそ身近な地域の皆様の協力や手助けが必要となります。何らかの手助けが必要な高齢者や障害のある方々が、その地域で普通に生活するためには、その地域にお住まいの方々のご理解やご協力が必要となります。私たちの10年後、20年後を考えるに、このような地域福祉の取り組みを今から計画することは、とても重要であります。介護保険法や障害者自立支援法等の福祉施策だけでは私たちの生活を支えることはできません。地域の皆様のご理解やご協力を得て、地域の方々による助け合い、支えあいがあってこそ、だれもが安心して普通に暮らすことができるのではないでしょうか。

 この計画を策定するにあたり、地域の実情や私たちの思いをお互いに理解するために、阿倍野区内10地区にて、地区懇談会を行いました。懇談会では、住民の方の生の声を聞き、生活する上での悩みや困りごと、要望や提案などを話し合い、その地域の方々とさまざまな課題を共有することができました。

 また、阿倍野区の地域で、すでに多種にわたる福祉活動に取り組んでおられる各団体の方や、個人の方々にも呼びかけ、その活動内容を広く皆様に知っていただき、また当事者同士の交流やネットワークをつくることによって、今後の地域福祉の連携や協力体制がとれることを目指して、「あべの愛あい博覧会」を開催しました。このような経過を経て、さらに地域の方々のご要望も取り入れ、再度検討を重ね、今回の計画書としてまとめることができました。

 この計画を策定するにつきまして、策定委員の方々にはこの阿倍野区をもっと住みよいまちにするため、精一杯の智恵と情熱を傾けていただきました。

 地域福祉行動計画は、公私協働の理念で推進しておりますが、地域福祉を進める上におきましては、地域住民の方々のご支援が必要となってまいります。地域の皆様方におかれましては、何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

 最後に、本計画運営担当の諸関係者様ならびに区社会福祉協議会ご担当者様、各町会役員様、そして、会議や聞き取り調査、地区懇談会へご参加いただきました皆様、素案への意見等にご協力くださいました皆々様には、この場を借りてあらためて厚くお礼申しあげます。なお、策定委員の皆様方におかれましては、当計画の運営に係わる予算がまったくないという条件下におきまして、ボランティアとして活動し、度重なる会議への出席、聞き取り調査、地区懇談会、あべの愛あい博覧会等の準備や実施、その他各種の地域活動等にかかわっていただきましたこと、まことにありがたく感謝申しあげます。

平成18年3月25日

阿倍野区はこんなまち

 阿倍野区は上町台地の南に位置し、面積5.99平方キロメートル、人口107,295人(平成17年国勢調査結果速報)で、戦災による消失を免れたため、古くからの住民が多く、住んでいる地域に対する愛着や誇りといったものも受け継がれているまちです。

 あべのターミナルは、JR西日本、市営地下鉄、近鉄線、阪堺上町線(路面電車)などが走り、大阪市の南の玄関口となっています。

 また、人口密度は市内で3番目と高く、高齢化率も21.7%と非常に高い区となっています。
高齢者福祉に関する施設整備状況では、3か所の特別養護老人ホーム、5か所の在宅介護支援センターが整備されています。

 人口は、昭和35年を境に減少を続けていましたが、最近では都心回帰の傾向があり、高層マンションの建設が相次ぐなど、平成12年以降は回復の兆しが見られます。

 区では都心部での子育てが孤独にならないように、区内全地区10か所で民生委員が中心になり「親子のつどい」の開催や、子育てに関るすべての人を応援する「親子フェスタ」、子育ての情報交換を目的とした「子育て支援連絡会」の開催など、区役所・区社会福祉協議会をはじめとした関係機関・市民ボランティアグループなど約30団体が子どもの健やかな育ちや子育て家庭の支援のために協働しています。

 また、昔からボランティア活動も積極的に行われており、昭和60年には市内で最初にボランティア・ビューローが設置され、現在も、個人で活動している方(約100名)、さまざまな内容のボランティアグループ(約50グループ)が登録し、多方面にわたって活動しています。

 これからも、安全かつ快適で、障害のある人もない人も、だれもが住みよい・住み続けていたいと思えるまちづくりを実行し、さらに魅力あふれる阿倍野区をめざします。

目次

1 阿倍野区地域福祉行動計画

 1 なぜ、各区で地域福祉行動計画を立てるのか

 地域福祉推進にむけた取り組みやしくみづくりは、住民が日常生活を営む生活圏において行われる必要があります。これまで大阪市が「大阪市地域福祉計画」、大阪市社会福祉協議会が「大阪市地域福祉活動計画」を策定し、このたび、各区で「地域福祉行動計画」が策定されました。

 大阪市では、区役所を中心に福祉サービス提供の体制が作られ、住民に身近な地域利用施設も区単位で整備されています。また、社会福祉協議会においても全区に組織され、区社会福祉協議会、地区社会福祉協議会が地域に根ざした地域福祉活動を行っています。

 区や小学校区の地域において、住民のニーズやそれぞれの地域の特性にあった地域福祉を進めていくために、より身近な地域での実情にあった地域福祉を推進するしくみづくりが求められています。

 区レベルで私たち住民ができること、区レベルでなくてはできないこと、自分たちの区・地域の状況をふまえて、住民自らがどう取り組むのかを決めて、自らで進めていくことが必要です。そのためには、年齢や性別、国籍、社会的な立場、障害のあるなしなどに関わらず、すべての人が差別や偏見をなくし、お互いの個性や違いを認め、理解し合い、大切にし合うことが重要です。

 阿倍野区では、地域福祉行動計画づくりそのものが地域福祉を推進する過程と考え、住民と行政、関係機関、団体、社会福祉事業者やNPO、ボランティア等が、それぞれの力を生かして参画し、協働できるしくみを、区レベルの行動計画策定を通じてつくっていきます。


 2 どのように計画をつくったか

 阿倍野区の地域福祉行動計画には、つぎの8つの考え方が反映されています。

(1) すべての市民が参加できる

すべての住民が対象であり、主体である、ということを念頭におき、住民だけでなく、区内に勤める人やボランティア・NPO・社会福祉事業者などのグループや団体によびかけられ、計画づくりに参加する策定委員会が生まれました。

また、各作業部会の聞き取り、「あべの愛あい博覧会」、「地区懇談会」や、計画素案に対する意見募集などで、住民の参加が得られました。

もちろん、これでも住民の一部の方の参加にすぎませんが、計画の対象はすべての住民です。

(2) 話し合いの場をつくる

 計画づくりに参加した住民自らが、策定委員会や作業部会、「あべの愛あい博覧会」や地区懇談会など、いろいろな場で話し合いを重ねてつくっていきました。その中から、これからのまちづくりやボランティア、災害時の対応や住民の交流などについて、実効性のある内容がまとめられていきました。

(3)  公私協働で地域福祉を推進する

 まちを一番よく知っている住民と、各種施策の窓口である区役所・これまでにも地域福祉の推進の役割を担ってきた区社会福祉協議会の協働という、はじめての方法で計画をつくりました。

 今後も公私協働で計画を推進していくことが必要と考えています。

(4) ネットワークをつくる

 区内にはいろいろなグループ・団体・個人が地域福祉に関する活動をしていますが、地域福祉の一層の発展のために、それぞれが横の連携をもつ必要があると感じました。そこで、「あべの愛あい博覧会」を開催したところ、多くのグループや団体の参加を得、策定委員も交えて存在と活動の一端を知り合うことができたうえ、策定委員どうしの連携も深まりました。

 今後もこのような活動を通じて区内のネットワークをつくっていこうと考えています。

(5) 地域の情報を共有するしくみをつくる

 区内に10の地区があり、それぞれの事情による固有の課題もあります。計画づくりにおいて地域の情報を共有することは不可欠です。そこで、各地区に出かけていって「地区懇談会」を実施した他、子育て中の母親や青少年、施設で働く人を対象にした懇談会も行いました。

 いろいろな実情や課題についての話しができたのですが、人口からすれば少ない人数の参加ということもあって、課題や思いをじゅうぶんにとらえることができなかったかもしれません。これからは、計画の推進のためこのような取り組みを続けていき、地域情報が区内で共有できるようにする必要を感じています。

(6) さまざまな活動に市民が参加できるしくみをつくる

 「地区懇談会」を夜間に各地区で実施した他、子育て中の母親や青少年を対象に昼間にも実施したように、計画の推進にむけ、これからも年齢や立場などの違いを越えていろいろな人の声をきき、さまざまな活動に参加できるようなしくみをつくろうと考えています。

(7) サービスを利用しやすくする

社会福祉施設懇談会では、施設の方から地域に出て行って、住民とともに地域福祉を推進していくという声が多数きかれました。これからも、関係する機関や団体との協働や、各種のサービスについての情報収集などを通じ、サービスを利用しやすくしていこうと考えています。

(8) 地域の将来像を描く

 この計画には、阿倍野区が、誰にとってもやさしいまちになればいいな、こんなふうになったらより住みやすいまちになる、住んでよかったと言えるまちにしたい、との思いがこめられています。今後の計画の推進においてもみなで地域福祉を充実させていきたいと考えています。

各作業部会でも、8つの考え方にもとづいたことを話し合いました。その内容をつぎに発表します。

参考

下の2つの計画が両輪となり、区レベルでの地域福祉行動計画の策定を支援する。

大阪市地域福祉計画

地域福祉を推進するための公的責任のしくみづくり、公私協働のしくみづくりや地域コミュニティ形成の支援を目的とする。策定主体は大阪市。平成16年から平成20年を期間とする。

大阪市地域福祉活動計画

地域福祉を推進するための、民間活動の推進や参画と協働の手法の提言を目的とする。
策定主体は大阪市社会福祉協議会。平成16年から平成20年を期間とする。

阿倍野区地域福祉行動計画 組織図

阿倍野区地域福祉行動計画組織図 策定委員会(計画全体のことを協議、決定するため必要に応じて開催)、作業部会(取組み内容により5つの作業部会に分かれて開催)、運営委員会(各作業部会で協議や情報提供する必要があるときに開催)、実行委員会(あべの区愛あい博覧会の企画運営のための組織)、広報チーム(計画のことなどを周知するための広報紙を発行するためのチーム)これらが相互に連携し阿倍野区地域福祉行動計画を推進しています。

2 さまざまな話し合いの場

 地域福祉行動計画をつくるためには、できるだけ多くの、様々な人の声を聞くことが必要です。そのためには、いろいろな立場の人が話し合いに参加することが大切です。


行動計画をつくるために、これまで行ってきた「話し合いの場」…

策定委員会、運営委員会、作業部会、あべの愛あい博覧会、懇談会 など

策定委員会、運営委員会、作業部会については総論で述べたとおりです。

ここでは、「あべの愛あい博覧会」、「懇談会」について説明します。

 1 あべの愛あい博覧会 平成17年9月3日(土曜日)区役所にて開催

 地域福祉行動計画のことを広く知っていただくため、また福祉のことや自分たちが行っている様々な活動のことなど、熱く語り合うために開催しました。

 参加者 約700名 参加団体 31団体

 集まった方々からは「地域福祉行動計画のことが少しわかった」また、「こんな活動をしているところがあったのか」という感想が多くありました。
 今後、あればいいと思うイベントとしては「誰でも参加できるイベント」「子どもからお年寄りまで楽しめるようなイベント」「区民全体でコミュニケーションができるもの」などの意見がありました。

 地域福祉活動をしている様々な団体・グループや個人がお互いの存在を知り合い、交流することができました。

 今後も、このようなイベントを開催していきたいです。

 2 懇談会 平成17年9月から平成18年1月に開催

 地域福祉行動計画は「自分たちにできるところから始める」計画です。そのためには、阿倍野区のことを一番よく知っている人に話し合いに参加していただくことが必要です。そこで、区内10地区での懇談会を、働いている人でも参加できるように午後7時からお住まいの近くの会館などで、「普段の生活の中で気になっていること」をテーマに行いました。

地区懇談会ではこんなことが話し合われました

マナー

  • 犬や猫の糞・尿
  • ごみ、タバコのポイ捨て
  • 放置自転車
  • 交通マナーが悪い
  • あいさつがない

災害・治安

  • 防犯、防火
  • 夜道が暗い
  • 災害弱者への対応
  • 災害時の対応

独居高齢者

  • 交流が少ない
  • 活躍できる場が必要

コミュニケーション

  • 近所とのつながりがない
  • 住民同士の交流が少ない
  • あいさつがない

情報

  • 緊急時対応の情報提供
  • 相談窓口がわからない
  • 困っている人の情報がつかみにくい

子ども

  • 遊び場がない
  • 登下校時の安全
  • 近隣との交流が少ない

障がいのある人

  • 近隣との交流が少ない
  • 災害時の対応

ホームレス

  • ホームレスの人たちが地域内で生活していることについて

 また、子育て中のお母さんを中心とした懇談会や、若者(小学生から大学生・社会人まで)の懇談会施設職員懇談会も行いました。

こんなことが話し合われました

子ども・若者の懇談会

小学生編

  • 最近、(子どもの関係で)嫌なニュースが多い
  • 防犯カメラをつける
  • 落書きが多い
  • 電車で席を譲らない人がいる
  • タバコは環境に悪い・ポイ捨てをしない など

中学生・高校生編

  • 安全に遊べる公園が欲しい
  • 自転車のルールを守る
  • コンビニでの酒の販売をやめて欲しい
  • タバコの自動販売機の撤去 など


高校生・大学生・社会人編

  • 街灯が少なく夜道が暗い(特に細い道)
  • 休日に歩行者天国を実施して欲しい
  • 駅前の駐車場が機能していない
  • 公園でイベントをして気軽に遊べる場に
  • 高齢者への悪質商法の問題 など

地域を良くするために若い世代の意見も聞いてもらうこのような話し合いの場を

お母さんたちの懇談会

  • 情報紙がどこに置いてあるかわからない
  • メールによる情報が欲しい(特に安全に関するもの)
  • 災害時の備蓄食糧に乳児の食べ物がない
  • 叱ってくれる大人がいない
  • 誇れる地域の祭りがあれば若い世代が活躍でき、世代間の交流ができる
  • 気軽に集まることができる場所が欲しい など

施設職員の懇談会

  • 災害時の拠点となる施設にしたい
  • 気軽に立ち寄ることができる施設にしたい
  • 夜間の無料開放をしたい
  • ボランティアグループなどに活動場所を提供したい
  • 子どもと高齢者の交流をしたい
  • 施設間での交流、連携が必要
  • 施設マップをつくりたい
  • あらゆる相談の窓口になりたい など

 今後も、このような話し合いを続けていきたいです。
 また、わざわざ場を設けるだけではなく、既に人が集まっている場所(公園、各地区のふれあい喫茶 など)も有効に活かしていけるようにしたいです。

3 作業部会について

 第1回策定委員会にて、委員36名が6班に分かれカードを使って「これから、みんなで取り組んでいきたいこと」を話し合いました。

 いろいろな意見が出ましたが、大きく5つのグループに分かれました。各委員は、話し合っていきたいグループに参加していただき、部会名から決めていきました。

 グループ名は、誰でもボランティア部会、災害部会~安全ダネ!ットあべの~、あべの住みよいまちづくりグループ、世代間ふれあいグループ、サロンづくり(きょうくる)部会、の5部会です。

作業部会 策定委員会で決定した取組み内容により、だれでもボランティア部会、災害部会、あべの住みよいまちづくりグループ、世代間ふれあいグループ、サロンづくり(きょうくる)部会の5部会に分かれ取組みを進めてきました。

 そのグループごとで、月1・2回話し合いを行ってきましたが、他の部会の情報も把握しながら、進めてきました。

 1 誰でもボランティア部会

まず始めましょう!身近なことをあなたから

1.はじめに

 私たちのアベノで、みんなのために自分のために何かしたいな。何が出来るかなぁ。そんな思いのおじさんとおばさんが集まった部会。若いママ、元気のいい学生さん、車椅子のおじいさん、お裁縫の上手なおばあさんたち誰でも集まって人の輪を広げていきたいなぁ、それが「誰でもボランティア部会」。

 関わり方は違っても、出来ることは違っても、声かけあってみんなのために自分のために、今のために、未来のために、何かしたい!何か出来る!そんな部会が「誰でもボランティア部会」です。

2.今まで話し合って来たこと、活動してきたことなど

出かけていったよ!聞いてきたよ!

 四天王寺さんめい苑、老人福祉センター、親子のつどい、ふれあい型食事サービスに聞き取りにいったよ!

  • 高いところの作業が出来にくくなったなあ
  • 電気の球をとり換えてほしい
  • 病院に行くときちょっと子どもを預かってほしいな
  • 力仕事は出来なくても私もボランティアして役に立ちたいな
  • こんなふうにおしゃべりする人がほしいな。いつも一人やから…

阿倍野にボランティアサークルが40以上もあるんだって!

 たとえば、フラダンスグループ、読み聞かせグループ など

 出かけていったら喜んでもらえたよ!うれしかったよ!

 地域の中でお役に立ちたいなと思っている人がいっぱいいることがわかったよ。

 でも

  • 困ったときにどこに行けばいいの?
  • どこに電話すればいいの?
  • 誰が相談に乗ってくれるの?
  • 区役所ではないの?
  • 地域の役員さんじゃないの?
  • 身近な窓口はどこなの?
  • お金はいるの?

 あべの愛あい博覧会(アンケートのご協力者70名)や地区懇談会でもいろいろなお声を聞かせていただきました。

3.まとめ・具体的に取り組めること

出来たこと・やっていること ヤッター!うれしかった、ルンルン!

ワンワンパトロール

 地区懇談会でも取り上げられた「防犯」と「町の美化」にも役立つ「ワンワンパトロール」は、「文の里」「阪南」「晴明丘」の一部の地区で行われている活動で、ぜひ区内全域に広めたいと考えます。

 愛犬家が登録を受け、規定の「防犯マーク」を犬の散歩の時につけて、空き巣や、ひったくりに対し、「近所の目」の役割を担い、更には飼い主のマナーを心がけて頂く効果も期待できる妙案です。


書き損じハガキなどの収集

 書き損じハガキ、使用済み切手の募集箱を連合会館などで置いていただけましたよ!


やっていきたいこと 楽しみだな!ルンルン!

区内のボランティア・マップ(あるいはボランティア・バンク)

  • パソコンが急に動かなくなったとき
  • 庭の高い木の枝を切り落としたいが自分には無理だと思ったとき
  • 思い出の地に旅行したいが同伴介助者が見つからないとき
  • 急な用で出かけたいので、しばらく幼児を見て欲しいとき などなど

ボランティア・ビューローもあるけど、もっと身近なところで、お互いに助け合いができたらいいな

 ボランティアといえば、つい人のために奉仕するようなイメージがありますが、行動を通じて新たな
知人・友人を増やすこともできます。互いに声をかけあい、「ご近所さんの底力を発揮できる輪」をつく
り、町の安全を確認していきましょう。

 「小さなボランティア活動を通じて大きな太い“きずな”づくり」のために、まず一歩前に出ましょう!

“まず始めましょう!身近なことをあなたから”


 2 災害部会 安全ダネ!ットあべの

『みんなで一緒にSOS』

1. はじめに

 地震・水害等が続く今、自然災害は決して他人事ではなく、住民共通の関心ごとです。災害時には、住民どうしがサポートし合えるような関係が必要とされます。災害時の安全を考えるとともに、それを通して、地域の助け合いのネットワークを考えてみたいと思います。

2.今までに話し合ってきたこと、活動してきたこと

(1)いつどこで起こるかわからない災害に対して、私たちにできる災害時の危機管理について、様々な角度から話し合いを重ねました。


ア 災害を最小限にするために、私たちにできる予防対策

 地震の際、家具等の転倒・落下が原因での負傷、下敷きなどにより逃げ遅れ、家の中に取り残されることが少なくありません。防災グッズ等を使い、これら「家具の転倒防止・落下防止」に心がけることが大切です。

イ 非常持ち出し品の準備を中心とした普段からの備え

 日頃より、「わが家の非常持ち出し品」として何が必要か考え、準備しておくことが大切です。
また、災害時すぐに持ち出せるよう、その置き場所にも工夫が必要です。

ウ 災害時の安否確認のためのネットワークづくり

 災害が起きたとき、頼りになるのは近隣の人たちです。逃げ遅れている人をいち早く把握し、みんなで無事避難するためには、ご近所どうしの「安否確認のためのネットワーク」が大切です。

 これらの中には、個人の力で可能なものと、周囲(近隣)の人たちの協力を必要とするものとがあります。災害時、声を掛け合い助け合うために、災害部会では「SOS運動」を考えました。また、普段からグループ間でコミュニケーションをとることで、より一層、災害時の安否確認を確実にすると思われます。

「SOS運動」とは?

 災害時に、お互いが協力し合いながら、安否確認を行い、安全に避難するための方法です。

1) 3~5世帯を一つのグループとして、普段から声を掛け合い、コミュニケーションをとるようにします。

2) そのグループの中で、災害弱者になりうる人をお互いがイメージしておきます。

※災害弱者とは:高齢者、こども、障害のある人、日本語が理解できない外国人など、元々ハンディを持っている人たちだけではなく、災害でけがをした人たちも含むためどんな人でも災害弱者となる可能性があります。

3) 災害時、自分と家族の安全を確認したら、グループ内の災害弱者の元に安否確認に行きます。

4) その場に、グループ全員の顔がそろえば、グループ全員の安否確認ができたことになり、協力し合いながら避難します。もし、その場に姿の見えない人があれば、逃げ遅れている可能性があるため、すぐに駆けつけます。

5) このような方法で安否確認を行い、グループ全員で助け合いながら避難場所に避難します。


(2) 『あべの愛あい博覧会』でPR

 町内会や学校関係者を訪問、小学校に保管されている災害時用の食糧や備蓄品を見せていただきました。また、阿倍野消防署では、公園等に保管されている消火用ポンプや災害救助用資材を見せていただき、それらを『あべの愛あい博覧会』で展示しました。

 たくさんの人に見ていただき、わがまち阿倍野の災害時の取り組みについて知ってもらうことができたと思います。また、アンケートを実施し、その結果から、多くの人がいつ災害が起こるかもしれないという不安を持っている実態が浮き彫りにされました。しかしながら、普段からの備えについては千差万別なので、その必要性についてもっと広く訴えていかなければならないと思いました。

(3) 地区懇談会で、地域の皆さんの声を聞きました。

 地区懇談会に参加し、地域の皆さんに、部会で話し合ってきたこと、特にSOS運動を中心に紹介しました。安否確認、避難について同じような不安・悩み・考え方を持っておられる人が多く勇気づけられました。

3.まとめ

「SOS運動」で、小さな単位(数十世帯、マンション1棟等)で防災、避難訓練を行うことにより、災害時の助け合いについて多くの皆さんに関心を持っていただき、いざという時に、気軽に声を掛け合い、協力し合えるネットワークを作っていきたいと思います。

 3 あべの住みよいまちづくりグループ

住みよいまちづくりは、区民の力で

1.はじめに

 阿倍野区地域福祉行動計画の作業部会である「住みよいまちグループ」は、平成17年1月より十数回の討議をし、また、あべの愛あい博覧会や区内10地区と3ヶ所で開催した懇談会で、区民の皆さまのご意見も取り入れ、再度検討をかさね下記の提言といたしました。なお、今後は各作業部会とも意見調整しつつ、実行できうる地域福祉行動計画に仕上げたいと考えております。
 私たちが住みよいまちとはどのようなまちかを検討した時、「安全で、安心して住めるまち」であるという意見でまとまりました。この「安全で、安心して住めるまち」にするためには、どのようにすればよいかを話し合いました。

 少子高齢化が急速に進む中、高齢者や子どもたちにおける諸問題(安否確認や安全確保、生活全般にわたる不安など)、最近の社会情勢を踏まえ、この阿倍野区を安心して暮らせるまちにするために、私たち区民と行政などが協働して行動することが重要であると考えます。高齢者や子どもを狙った犯罪やまちの治安の維持、地震などの大規模災害が発生した時の救助活動や安否確認、まちの美化、放置自転車の問題、マナーの啓発など行政だけに頼っていてはできないことがたくさんあります。まずは私たち一人ひとりの意識を変えて、自分たちでできること、やらなければならないことを考え、行動することがますます必要となってきています。そのための活動支援や窓口、相談できる体制なども、行政などと共につくりあげていくことが重要であると考えます。

 このような取り組みが実行できれば、「あべの」はますます住みやすいまちになるのではないかと思っております。なお、区民の皆さま方にももっとご意見を賜り、具体的にこうすればこうなるとお教えをいただきたいと願っております。私たちのまちを、大阪で一番住みよいまちにしていきましょう。

住みよいまちをつくるための提言

2.ふれあえる地域窓口の設置

 マンションが増え、隣近所のふれあいが不足しています。町会の回覧板だけではなかなか真意が伝わらないのが現状です。そのためには高齢者、障害のある人、子どもたちへの情報や伝達の窓口を設置することが必要です。

(1) ふれあい喫茶など現在活動している拠点を充実させ、そこに行けば地域福祉について、いつでもなんでも相談ができるようなところにする。そのための人材については、団塊世代の人々や子育てが落ちついた方など、人材育成を含めて校区ごとに組織化する。情報交換窓口もその中に設置する。子どもたちの預かり場所も同じところで預かることにより、高齢者と障害のある人、子どもたちのふれあいが可能になる。

(2) 場所が狭ければ学校の空き教室などを活用することにより、ここに一つのコミュニティーができる。また区役所にも市民運営の情報や伝達の窓口を設置する。

(3)高齢者や障害のある人などが、災害時に利用できる機関や地域ボランティアなどの組織図の一覧表を整備する。

(4)地域活動を行うスタッフが中心になり、高齢者、障害のある人、子どもたちと共に公園などを活用した遊び、体操、清掃などに取り組む。(課外運動・課外授業・課外訓練) などなど

3.公共マナーの向上

 最近はいろいろな場面で、公共マナーのよくない状況が目立ちます。私たち区民一人ひとりがマナーの意識を持って、きれいなまちを取り戻しましょう。マナーの啓発活動を目的とした阿倍
野マナー推進隊(仮称)を結成し、下記の活動に取り組みます。

(1)ペット(犬・猫の糞尿の問題)

 飼い主に対してマナーを啓発する。市民、区民レベルで後始末のマナーの重要性を認識してもらう。(捨てられない環境をつくる)

(2)ポイ捨て(タバコ、空き缶、ペットボトルなど)

 小・中学校での教育、町会看板の活用、ポイ捨て禁止のマークなどを作り、町内にポスター掲示をする。マナー推進隊や地域のボランティアによる清掃活動を行う。

(3)放置自転車・走行マナー

 自転車に乗る人に対してマナーを啓発する。また、駐輪場を確保し、歩道に置かなくてもよいような環境整備をする。放置自転車に注意をうながすために、ボランティアで組織するマナー推進隊が黄色いシールなどを貼る。

4.住みよいまち

 最近、阿倍野区内においてもひったくりや窃盗、高齢者を狙った詐欺などの物騒な世の中になってきています。また、子どもたちが犠牲になった痛ましい事件も起こっています。この阿倍野区の治安をよくするための取り組みを行いたいと思い、民間の防犯パトロールを地域の方々の協力により、推進していきたいと考えております。

(1)防犯

 暗い場所をなくす。街灯の増設・外灯の点灯、公園など公共施設を従来より明るくする。南北、東西のメイン道路も明るくして、電柱などに非常ベルの設置をすることにより、安心して買い物・散歩などができる。

 24H営業のコンビニなどの協力を得て、防犯の窓口にする。

 地域防犯パトロール隊を結成し、地域のパトロール、見回りを実施する。

(2)小学生の下校時の安全確保

 各学校単位で、PTAや地域の協力者を中心とした防犯パトロールのメンバーで、登下校時の安全確保を行う。(行政や警察などとの協働による)

 防犯担当者は腕章などで、知らない人でも分かるようにする。

 4 世代間ふれあいグループ

おとなも子どもも阿倍野が大好き!


1.はじめに

 私たちの部会は世代間交流をキーワードにわが阿倍野のまちづくりを考えました。

 世代間の交流というのは、例えば若い人々と高齢者、乳幼児と思春期の子どもたち、高齢者と乳幼児やその保護者(特にお母さん)などいろいろな形での世代間の出会いが考えられました。またどんなことで交流できるかと考えてみると、スポーツ(野球やサッカーの指導)や文化活動(例えば盆踊りなど)を通してふれあう、戦争のことを伝える、幼稚園の送り迎えや小学校の下校時の見守りを高齢者が行う、子どものために何が出来るかを子育て中のお母さんと話し合う・・・などの意見が出されました。

 その方法としては小学校間の交流、無理やりでなく、自然に高齢者と子どもたちとが接する場づくり(例えばおとなが縁台で囲碁や将棋をしているのを子どもたちが覗き込みながら周りで遊んでいるなど)また乳幼児や小学生から高齢者まで集える場づくり、等の意見からスタートし、話し合いや活動を進めていくことになりました。

 世代間のふれあいを進めていくにはおとなが自分たちから塀の外に出て行くことが大切であるということをみんなで共通の理解としました。

2.今まで話し合って来たこと、活動してきたこと

 3月の作業部会での意見交換(平成17年3月15日開催)

意見

  • 中高生と乳幼児とがふれあえる機会を作ろう
     ゆとりの時間などを利用して、中高生が保育所へ出かけるなど
  • 家族の中でもふれあいの時間は少なくなっているのではないか
     祖父母から学べる部分も多い
  •  「サロンづくり」部会と共有する部分があるように思うので情報交換してはどうか?(マージャン大会や出前パソコン教室など)
     みなくるハウスの理念を幅広く活かせて集える場所を探そう
  • 小学校の開放も必要ではないか?
     難しくても提案し続けることが大切
  • 昔遊びを伝えるだけでなく、今の子どもの遊びを理解してあげる機会もあっても良いのではないか?
  • おとなが場を作っていく必要があるが世話役ばかりでふれあう機会が持てない
     おとなも一緒に遊ぼう
  • 地域住民の意識を変えていく必要がある
     具体的にPTAの皆さんや子どもたちの意見を聞いていくことが必要です

 

阿倍野区内の幼稚園・保育所・小中学校の世代間交流の取り組み事例の資料の提供をしてもらった


地域の方や学校に呼びかけての意見交流会の実施(平成17年4月19日開催)

  • 参加者・・・小・中・高学校長、子ども会世話役、施設関係者、劇団員、子育て支援の市民グループ、策定委員会他グループ等から11名の参加

意見

  • 地域の文化の継承が薄れてきている
  • 子育て世代に余裕が無い
     祭り、子ども会、PTAなどへの参加が減ってきている
  • 学校などでは世代間交流の取り組みは実践されている
  • 地域の中で何ができるのかを考えてみよう
  • 地域の変容が進んでいる
     お屋敷からマンションや建売住宅、昔から住んでいる人々から転入されてきた人々
  • 巡視に協力する。
  • 高齢者と若い保護者との交流を増やす⇒たくさんの知恵をもちそれを教えてくれる人に活動してもらう
  • 親同士のつながりを大切にしよう
  • 子どもたちの声を聞こう
  • 思春期の子どもたちと乳幼児との出会いの場づくり

策定委員会や作業部会の進め方を再考してみよう(平成17年4月27日・5月6日開催)

意見

  • 策定委員の役割は種をまくことではあるが展望が見えてこない
  • 区民の起爆剤になりたい
  • 部会の人数が少ないので希望者を募ろう
  • 今後も他の部会を傍聴しよう

前回の交流会をふまえて発展させていこう(平成17年6月21日開催)

  • 地域のニーズをしっかりと把握する
  • 地域へどう降ろしていくか?
    ⇒子ども会議などをしてみてはどうか?保育所と高齢者との交流を区内の各保育所で実施できないか?

取り組み

(1)「あべの愛あい博覧会」での展示と子ども&学生の参加(平成17年9月3日開催)

  • 学生ボランティアの参加
  • 学生の舞台発表

(2)みなくるハウス懇談会(平成17年11月1日開催)

  • 参加者・・・子育て中の親子、各部会委員

子育てママたちの声を聞こう

意見

  • 地域の中でおこった危険なことに関する情報が欲しい
  • 誇れる地域のお祭りがあればいいな
    ⇒若い世代の活躍&世代間交流
  • 遊び場や集える場が欲しい
  • よその子にも接してくれるおとながいない など多数の意見
みなくるハウス懇談会の様子

(3)子ども会議(平成17年12月10日開催)

参加者・・・小、中、高校生、大学生、社会人

子どもたちの声を聞こう

意見

  • 迷惑駐車、駐輪をやめて欲しい
  • 暗い道に街灯が欲しい
  • ボール遊びが出来たり思い切り遊べる公園が欲しい
  • これからも子どもたちの意見を聞く場を作って欲しい
  • 子どもも地域の人たちに学ぼう など多数の意見
子ども会議の様子

3.まとめとこれからの具体的取り組み

 部員が3名と小さい部会ですが、世代間の交流の必要性や地域にどのように発信していこうかという議論のほかに、策定委員会や作業部会のあり方や進め方などにも議論が、及びました。会議の回数は少なかったですが、「あべの愛あい博覧会」への子どもたちの参加が地域のイベント(あべの親子フェスタ)でのボランティア参加につながり、地域で普段あまり意見を聞くことの少ない世代である子どもたちや子育て中のお母さんたちの声を聞く機会を持つことが出来たのは、大きな成果だったと思います。

 具体的に取り組めることについて まずは、「子育て世代」や「子どもたち」の意見を聞く機会を継続して持つことが大切だと思われます。また思春期の子どもたちと乳幼児のふれあえる場の設定や学校、福祉施設などとの連携を持ちたいと思います。そして、子どもとおとながいつでも話せる場づくりを足がかりに、誰とでもどこででも気軽に話しあえる場を築いていくことがまず第一歩だと思います。

 

 5 サロンづくり(きょうくる)部会

「陽だまりの縁側」のようなサロン

1.はじめに

 「サロンづくり(きょうくる)部会」では、地域の人たちが出会える場所づくりをすることで、おたがいを知り、親睦や交流が深まるのではないかと考え、ソーシャルインクルージョン【年令や障害の有無、人種、文化的に異なった人々が、社会の一員として多様性を認め合い、共に支え合って生活できるような社会を作ることをめざす考え】の認識を持って、地域の人たちの“ふれあいの場づくり”について検討しました。

「陽だまりの縁側」のようなサロンづくり

  • 人とのふれあい(一期一会を楽しむ)
  • 地域とのふれあい(地域の行事に参加する)
  • 季節とのふれあい(室内外で季節を楽しむ)
  • 生き物とのふれあい(小動物とのふれあい)
  • 土とのふれあい(植木・草花・野菜作りなど)

2.今まで話しあってきたこと、活動してきたこと

 すでに“サロン”のような活動をしている他都市の資料を集めたり、区内の活動場所で聞き取り調査をしました。

(1)場所の確保・場所探し、その情報の一端

 集めた資料の、「東京ボランティア市民活動センター商店街の中の協働空間」のなかには、商店街の空き家を利用した高齢者対象の「北町いこいの家」や、子ども対象の「かるがも親子の家」の活動が紹介されていました。

 そこで、区内の公衆浴場(一部)や、空き店舗が多くなっている商店街(一部)などに出かけ、お話しをうかがいました。空き店舗や休業日・開店前の公衆浴場などをサロン活動に利用するには、いろんな工夫も必要だろうが、提案の内容によっては、協力を惜しまないという意見もありました。

 現在、空き店舗を季節の行事(おひな祭り)などでお茶接待場所に使い、地域の人と交流している商店街もありました。

 その他に、はあとぴあ王子、みなくるハウス、障害者の作業所(コーナス)、お寺の分院の千里
(ちさと)会館などでも、それぞれ地域の人たちが参加しやすい行事の開催や、多彩なふれあい活動をしておられました。

(2)現在、区内にある“サロン”を利用している人たちの意見(ニーズ)や感想をお聞きするため、数か所の親子のつどい、ふれあい喫茶、作業所などを訪問しました。

“サロン”利用者の声

  • 顔なじみの人と話しができ、くつろげる
  • いろいろと情報交換ができる
  • 仲間づくりができる
  • 行くところがあるという楽しみがある
  • 世代をこえて参加できる などなど

3.まとめ・具体的に取り組めること

まとめ

 各地区で開催された懇談会の意見交換で、近隣の人たちとの顔あわせ・声掛けの必要性を認識されていることを感じました。しかし、そのつながりをどういう方法で持つかということにむずかしさを感じておられました。

今後の取り組み

美章園に建設予定の障害者施設を区民が集える場として活用する

 施設の中に予定されている交流スペースを区民が集える場として活用し、精神障害や知的障害のある人たちをはじめ、子どもから高齢者まで多くの人が利用し、互いに知り合い、交流が生まれ、理解し合うことで障害のある人たちへの差別や偏見の解消を図ることができます。このような取り組みが、《みんなが支え合いながら自分らしく安心して暮らせるまちづくり》につながると考えます。

サロンの立ちあげ

 現在サロンの少ない区内の南側でふれあいの場所づくりを計画中

  • 地域住民が自分たちで運営する
  • だれでも気軽に参加できる場所にする(バリアフリー)
  • 小地域に分けて参加しやすい距離にする


※「サロンづくり(きょうくる)部会」では、身近な場所に「陽だまりの縁側」のように居心地のよい、人の温かさが感じられるサロンを、ほかの作業部会との連携も含めてつくっていきたいと考えます。

4 計画の推進について

計画をつくる段階で、特にこだわってきたこと

  • できるだけ多くの人が参画すること
  • 話し合いの場をつくること

など、さらにこれからも大切にして取り組んでいきます。

これまでの取り組みがきっかけとなって広がったこと、つながったこと

たとえば、こんなことにつながりました

  • 地区懇談会で出た意見から必要性が再認識され、高齢者施設で「認知症の講習会」が開催されました
  • 地域の若者が「あべの愛あい博覧会」や子育て中の親子を応援する「あべの親子フェスタ」でも活躍しました

これからは

 阿倍野区地域福祉行動計画を実行にうつすために、その計画を推進する委員会を設置し、計画を進めていきます。

 その推進委員会には、計画づくりの段階で関わった人以外にも、新たな公募委員などをはじめとした「一緒に推進していける人」が加わります。

 阿倍野区地域福祉行動計画を推進するためには、より多くの住民が地域福祉に関心をもち、気軽に集まって話し合いができる環境づくりと、年齢や性別、国籍や社会的な立場、障害のあるなしなどに関わらず、すべての人が差別や偏見をなくし、“お互いの個性や違いを認め、理解し合い、大切にし合うこと”が重要です。

 阿倍野区において「すべての人にやさしいまちづくり」を進めていくことが必要です。

阿倍野区地域福祉行動計画 策定のあゆみ

平成16年10月30日(土曜日)

講演会開催

講師:前 桃山学院大学教授(現在 同志社大学教授) 上野谷 加代子 先生

テーマ:「今こそ発揮!阿倍野人びとの底力 自分たちでできるところからはじめてみます 阿倍野区地域福祉行動計画」

平成17年1月21日(金曜日)

阿倍野区地域福祉行動計画策定委員会 発足(平成18年3月現在までに6回開催)

同 運営委員会 発足(平成18年3月現在までに8回開催)

平成17年6月

広報チーム 発足(平成18年1月現在までに9回開催)

平成17年7月

広報紙「きずな」創刊号発行

平成17年9月3日(土曜日)

「あべの愛あい博覧会」開催(実行委員会2回、役員会4回)

平成17年9月から11月

区内10地区で懇談会開催

平成17年12月から平成18年1月

子育て中の親子の懇談会、子ども・若者の懇談会、施設職員の懇談会 開催

その他、毎月1回程度 各作業部会開催

参考

あいちゃんのイラスト

あいちゃん

 広報紙「きずな」にも登場する、阿倍野区地域福祉行動計画のイメージキャラクター。「あべの愛あい博覧会」で名前募集を行い、多数のご応募をいただいたなかで一番多かった名前が“あいちゃん”でした。

 

広報紙「きずな」の写真

広報紙「きずな」

阿倍野区地域福祉行動計画広報紙。

「“手と手をつないで“わがまちあべの」をキャッチコピーに、平成17年7月から平成18年3月までに、第7号まで発行しています。

阿倍野区地域福祉行動計画策定委員会名簿 (50音順)

氏名      部会名

赤井 瑞代   あべの住みよいまちづくりグループ

井上 昭一   災害部会~安全ダネ!ットあべの~

入谷 浩靖   誰でもボランティア部会

馬越 郁栄   災害部会 安全ダネ!ットあべの

大和田 弓子  サロンづくり(きょうくる)部会

岡本 正敏   災害部会 安全ダネ!ットあべの

加藤 佳津子  あべの住みよいまちづくりグループ

岸本 宗也   あべの住みよいまちづくりグループ

久保 公人   サロンづくり(きょうくる)部会

倉光 愼二   世代間ふれあいグループ

黒田 隆之

御所名 恭子  あべの住みよいまちづくりグループ

阪口 正孝   あべの住みよいまちづくりグループ

佐藤 禎真   サロンづくり(きょうくる)部会

清水 英孝   あべの住みよいまちづくりグループ

清水 洋子   誰でもボランティア部会

鈴木 茂雄   サロンづくり(きょうくる)部会

竹野 良枝   あべの住みよいまちづくりグループ

谷川 和美   誰でもボランティア部会

谷澤 耀子   あべの住みよいまちづくりグループ

茶弘 安朗   誰でもボランティア部会

寺岡 冨子   サロンづくり(きょうくる)部会

寺田 芳高   サロンづくり(きょうくる)部会

寺西 チヱコ  誰でもボランティア部会

鳥巣 次郎   あべの住みよいまちづくりグループ

冨田 慶子   サロンづくり(きょうくる)部会

長瀬 喜代子  誰でもボランティア部会

中谷 邦子   世代間ふれあいグループ

長福 洋子   サロンづくり(きょうくる)部会

疋田 春男   災害部会 安全ダネ!ットあべの

三栖 昭明   世代間ふれあいグループ

溝辺 美重   サロンづくり(きょうくる)部会

山本 清隆   あべの住みよいまちづくりグループ

柚木 璃美   あべの住みよいまちづくりグループ

吉田 章子   あべの住みよいまちづくりグループ

楽満 幸雄   災害部会 安全ダネ!ットあべの

手話通訳    土田 美樹子、山本 豊子

手引きボランティア 山崎 時代

 

スーパーバイザー

黒田 隆之   桃山学院大学講師

 

アドバイザー

上野谷 加代子  同志社大学教授

 

あとがき

 平成17年1月に第1回策定委員会を開催して以来、策定委員会や運営委員会、作業部会の場で話し合いを重ね、また、「あべの愛あい博覧会」や地区懇談会での住民の方々との意見交換を通じ、自分たちのまち阿倍野がだれにとってもやさしいまちになればいいな、こんなふうになったらより住みやすいまちになる、住んでよかったといえるまちにしたい、との思いでこの計画を策定しました。

 平成18年度からは、いままでの策定委員に新しい方も加わって新たに推進委員として計画を推進していきます。これからも公私協働で住民の皆さんとともによりよいまちづくりをすすめていきたいと思っています。

 最後になりましたが、計画素案に対して多くの貴重なご意見をいただきましたことをお礼申しあげます。寄せられたご意見は計画策定の参考にさせていただきました。

 今後の推進においても取り入れていきたいと考えています。

阿倍野区地域福祉行動計画書 ダウンロードはこちら

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • twitterでツイートする
  • LINEで送る
  • Google+で共有する

探している情報が見つからない

このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声別ウィンドウで開くへお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市阿倍野区役所 保健福祉課福祉グループ

〒545-8501 大阪市阿倍野区文の里1丁目1番40号(阿倍野区役所1階)

電話:06-6622-9857

ファックス:06-6629-1349

メール送信フォーム