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職員ひとりごと(9) 春は別れと出会いの季節

[2007年5月15日]

 どの組織においてもそうなのですが、3月は別れの季節、4月は出会いの時期です。旭区役所におきましても3月末に13名の退職がありました。
 現在の大阪市職員の定年は60歳となっております。誕生日を迎えて満60歳になったその年度の3月31日に退職するのを定年退職と呼び、定年に達するまでの年齢で退職するのは前倒し退職と呼んでいます。勤続25年を過ぎる場合と、50歳以降の退職は、定年扱いとなり、前倒し退職になりますが、それ以外に、自己都合による普通退職があります。普通退職は通常の場合、転職とか結婚とか転居・病気などのケースが多いようです。
 旭区役所での3月末退職の13名の内訳は、定年4名、前倒し8名、普通退職1名でした。数年前と比べ大きく変わったのは前倒し退職の大幅増です。このことは旭区役所以外の他の区役所でも同様です。
 例年、何名かの前倒し退職はありましたが、これほど多くは過去にはありませんでした。原因については、いろいろ推測することはできますが、その一つは大阪市の退職制度の変更にあるのは間違いありません。
 特に平成18年度・19年度の2ヵ年に限っての特例措置が設けられ、50歳以降については退職金が通例より上乗せされ、何やら、50歳以上の中高年齢層は退職を勧奨されているかのような気分になります。(私もその一人です。)退職するかどうかはあくまで本人の希望によるものであって、無理強いされているわけではありませんが、何となくそのような受け止め方をさせてしまう制度設定になっています。もちろん、大阪市全体としては、市長の市政改革マニフェストにありますように、5年間で7,000人の人員削減を行うとなっていますので、そのための手法であることは理解できますが・・・。
 そしてまた、退職者増の大きな背景となっているのが、市政改革の大きな流れのなかでの、職場環境の激変や、人材の流動化といわれるものにあることも間違いのないところです。ただ、私は、旭区役所に働く職員は、全員が定年に至るまで、伸び伸びと力いっぱい元気に自らの能力と意欲と経験を職務に打ち込んで欲しいと願っています。
 定年の日に悔いのない公務員生活であったと、人生を振り返りながら、満足しながら退職できるのが一番素晴らしい専門的職業人としての生きる姿であると考えています。
 当然のことながら、そのための努力を全員が果たすべきであって、定年前だからといって、手を抜いたり、いい加減な仕事ぶりであったり、問題を先送りしたりするのは論外です。
 4月に入って多くの新しい出会いがありました。4月1日付で管理職及び職員の人事異動があり、転出された方もいますが多くの新しい職員を旭区役所に迎えることができました。4月16日付の所属間人事交流により、本庁・区役所から16名の職員が新たに旭区役所へ転入してきてくれました。退職された職員には感謝の気持ちでいっぱいですし、旭区役所を転出された方々には新しい職場でのご活躍を願っています。
 4月24日付で、旭区役所内の人事異動も終わりましたので、一連の人事は終了したことになります。
 5月の連休明け以降は、平成19年度の新体制が固まったこともあり、本格的に業務・事業の遂行に取り組まなければなりません。
 区民の皆様に信頼される、明るく働きやすい職場づくりをめざしていきたいと考えております。
 そして、そのようになるための努力を行う責務が区長である私に課せられていることを、よく認識しなければならないと考えています。

平成19年5月15日
旭区長 岡田文秀

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