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職員ひとりごと(7) 税制改正とこれからの窓口業務

[2007年4月15日]

 税務事務の市民税担当になって2年になります。
 担当になった年は配偶者特別控除の取り扱いの改正、昨年は老齢者控除の大幅な改正とそれぞれ税負担が増加する内容の変更がありました。
 毎年、納税通知書を送付する6月は多くの納税者が来庁され、電話もしばらくは鳴り続ける状態になりますが、特に昨年は年金受給されている人への税負担が増したという事で全国的に問い合わせ等が殺到し現場の混雑状況がマスコミ報道されたほどです。
 旭区においても担当者は数日間、昼食もとる時間もないほどの状況でした。
 結果として今まで税金がかからなかった年金収入に課税される、あるいは税額としては数倍の計算になったのですから皆さんが「なんでや」と問い合わせをされるのは当然の事と思います。
 現場の担当者としては怒って来られた方にも税法改正の主旨、制度の内容の説明をさせていただくしか方法はないのですが、涙ながらに訴えられる時はなかなか大変な思いをしました。
 個人的には来られる方はちょうど自分の親の世代にあたる事もあり、言われている内容は心情的によく理解できます。ただ担当者としては冷静に説明、説得をする必要があるのですが、私も最近年のせいか涙もろくなってしまい、ついホロリとしかけた時もありました。
 お互い泣いてしまえば仕事が進みませんので「涙をのんで仕事をする」という文法的に複雑な経験を初めてしました。
 さて今年ですが、さらに税源移譲という大改正が実施されます。所得税を下げその分住民税に上乗せするという内容です。基本的には地方公共団体としてはありがたい話なのですが所得税は天引きされ、住民税は6月に直接お知らせするという関係でどうしても住民税だけが大幅に上がったと誤解されるのは予想されるところです。
 昨年以上の混雑を防ぐため様々な広報活動を現在もしていますが、実務的な対応の検討以外に6月には必ずおにぎりと、念のため木綿のハンカチーフは用意しておこうと考えているこの頃です。

◇税務課 小野三四郎

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