最近ふと思うことがある。「このごろ日ごとに物忘れがひどくなっている」、「このままいくと、何もわからなくなってしまうのでは」と。
ひどい時は(よくある)、ついさっきの行動や会話の内容が思い出せない。
誰もが、年をとると忘れっぽくなるとはいうものの、自分の場合かなり進んでいるのではないか。ついそんな気になってしまう。
一方、今日の日本は高齢化が進み平均寿命も大きくのびている。
その昔、人生50年といわれたらしいが、今では80年をこえるまでになっている。もちろん、戦国の世でもなければ、戦争で若くして亡くなることのない世の中になったことも大きな要因だろうと思うけれども。
また、家では核家族化が進み、若者も高齢者も一人暮らしの世帯が多くなった。家に帰ると話し相手はなく、テレビと向き合う生活。家族関係どころか、隣近所との人間関係も希薄な環境におかれている。こういう社会環境で、高齢者にとっては人との会話もままならない。医学知識を持ち合わせてもいないのに変だけれども、認知症って現代社会がもたらしている側面があるのではないかと考えてしまう。
それはともかく、将来判断能力が衰えたり、判断できなくなったら。と考えたことはないでしょうか。
なってしまってからでは介護保険のサービス提供を受けるための契約や、財産管理などが自分ではできなくなります。そんな時に「成年後見」という制度があります。
この制度は、法定後見制度と任意後見制度があり、前者は、判断能力が不十分な方に法的に権限を与えられた後見人等が、福祉サービス利用や適切な財産管理を行うことでその方の生活を保護、支援するもので、判断能力の程度によって後見・補佐・補助に分かれます。後者は将来の判断能力の低下に備えて、財産や身の回りのことについてあらかじめ自分の意思で決めて、公正証書で任意後見契約を結ぶものです。
この制度については、旭区保健福祉センター生活支援担当または、保健福祉担当でもお問合せいただけます。
◆生活支援担当 北口 勝
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