アメリカの車産業最大手G・Mが経営破綻する様に、世の中の変動が激しい今日この頃ですが、私が従事している戸籍業務においても、戸籍のコンピューターシステム化という大きな変革の時を迎えようとしています。
諸先輩たちが、延々と書き写してきた手書きの戸籍、また、タイプライター打ちの戸籍が、コンピューターシステムによる管理に移ろうとしています。
わずか二行から三行に、身分行為事項を簡潔に表わす戸籍の妙にとても感心していますが、その簡潔に表わすべき文章を、タイプライターが導入されるまでは、累々と手書き処理していた訳で、中には、達筆すぎて(?)判読できかねる文字も見かけます。
さて、人の出生から死亡までの経緯を登録・公証する戸籍ですが、日本の戸籍制度のように、体系的に整理・運用されているものは希少で、(外国では個人の登録が多い。)高い評価を得ているとのことです。
いよいよ大阪市でも、全24区を8区ごとの三グループに分け、順次コンピューター化を実施します。既に、第一グループは、今年3月から運用(除籍謄本は除く)を開始しています。
戸籍事務のコンピューター化のメリットとして、まず住民サービスの向上があげられます。これまでの紙戸籍では、大量の戸籍簿の中から、証明を求められた戸籍を検索し取り出し、コピー後再度編綴する作業の繰り返しが必要でしたが、コンピューターシステムの下では、検索は瞬時に可能ですし編綴作業もなく、お待ちいただく時間が大きく短縮になります。また、戸籍の現場の者としては、各戸籍の届出の審査について、戸籍法等の法令にあっているものか否か、入力情報に相互に矛盾がないか自動的に判断してくれますので大いに助かります。
旭区の場合は、第三グループということで、平成22年夏頃に運用開始予定ですが、(除籍・改製原戸籍はまだ先です。)今後、システム移行作業におきまして、当区に本籍をお持ちの皆様には、戸籍に記載する文字の関係で、字体の変更のある方には通知させていただきますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
◆ 住民情報担当 後藤 梅夫
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