もっと知りたい あべの発見!7つのあべの物語
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マンサード風の屋根正面玄関32学校建築の最高峰マンサード風の優美な曲線が美しい大阪市立工芸高校世界に巻き起こったモダンデザインの中枢を担ったバウハウス運動。その影響を色濃く受けて誕生した大阪市立工芸高校の本館は、大阪のバウハウスと呼ぶにふさわしい、モダンな建築デザインと感性を誇っています。大阪市指定文化財である大阪市立工芸高校の本館は、1924(大正13)年、大阪市営繕課の新進気鋭の技師たちが設計したといわれています。一、二階の外壁はレンガ積みで、玄関入口の大アーチが正面を引き立てています。三階には優美な曲線のマンサード風の屋根がかけられ、教室の窓で区切ることで、曲面の美しさを一層際立たせるなど、外観全体が極めて特徴的なデザインになっています。屋根上にはシンボルの時計台がそびえ、アールヌーボーの建築様式をより一層印象づけています。大阪が近代都市へとめざましく発展する中、大阪の美術界にも大きなうねりが押し寄せ、工芸・図案教育においても新たな取り組みが始まりました。【所在地】文の里1丁目7市立工芸高校本館■街の歴史を今に伝える阿倍野区にある文化財(建造物)本館全景

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