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日本は地震がよく起こる国です。もしもの時に備えて日頃から準備しておくことが大切です。
(1)今後、大阪で想定される地震は(地震のメカニズムを知る)
海溝(プレート境界)型の地震

海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込み続けているために、ひずみが限界に達すると大陸プレートが跳ね上がって起こる地震です。
《特徴》
●揺れている時間が長い(1分以上)
●津波が襲ってくる可能性が高い
●数十年から100年程度の間隔で発生する

東南海・南海地震は、100年から150年の周期でマグニチュード8クラスの巨大地震が発生しており、今世紀の前半にも発生するといわれています。
■内陸活断層による地震
陸地の地下(ユーラシアプレートの内部)で活断層がずれて起こる地震。兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)がその代表例です
《特徴》
●揺れている時間が短い(10秒から数十秒)
●震源が浅いため、断層の近くでは揺れが激しい
●千年から1万年程度の間隔で発生する
 
上町断層帯地震は、陸域で発生するタイプの地震で、マグニチュード7クラスに達することもあります。上町断層帯は、豊中市から大阪市域の中心部を通り岸和田市にまで至る長さ約42kmの活断層です。他にも図のような活断層が知られています。
※それぞれの地震の被害想定は大阪市危機管理室ホームページをご覧ください。
(2)地震が起きたら
何が起こったのか瞬間には判断できません。数秒の揺れでも、とても長く感じます。
【隣近所の助け合いが最も大事です!】
●隣近所で声を掛け合い、安否を確認しましょう。
●建物や家具などの下敷きになっている人がいれば、ガス漏れや漏電、余震に注意しながら、隣近所の人と力を合わせて助け出しましょう。
●救助作業にはシャベルやロープ、バールなどが役に立ちます。家庭の大工道具や小中学校や公園などに大阪市が配備している救助用資器材を活用しましょう。
●けが人がいた場合は応急手当をしましょう。重傷者は病院に搬送しましょう。
●出火してしまったら消火器や可搬式ポンプなどを使い、隣近所の人と力を合わせて消火にあたってください。
●各家庭にある食料や水を持ち寄り、みんなで分け合いましょう。
●災害に乗じた悪質な犯罪が起こることがあります。交替で見回りするなど、まちの安全を守りましょう。
■自宅にいるとき
(料理中)
大きな揺れを感知すると自動的にガスの供給を遮断するガスマイコンメータの設置が進んでいるので、まずは机の下などに隠れ、揺れがおさまったら速やかにガスの元栓を閉めましょう。
※ 揺れている最中に火を消そうとすると、大やけどをする場合があります。
(寝ているとき)
布団や枕で頭を守り、ベッドの下など家具が倒れてこないところに身を伏せます。
(風呂やトイレに入っているとき)
風呂場やトイレは、比較的安全な場所といわれています。あわてて飛び出さず、ドアや窓を開けて出口の確保をしましょう。
(集合住宅では)
ドアや窓を開けて非常口を確保しましょう。避難にエレベーターは絶対に使わないようにしましょう。
(室内のガラスに注意)
ガラスが床に散乱することがあります。必ずスリッパなどを履いてください。
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■電話が使えないとき
大規模な災害が発生すると、一般電話や携帯電話の通話が制限されかかりにくくなります。
このような場合は、NTT西日本の災害用伝言ダイヤルや携帯電話の災害伝言板を活用して、家族や友人に連絡しましょう。使い方は各社のホームページ等をご覧ください。
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■外出中のとき
(車の運転をしているとき)
急ブレーキは事故の原因となります。ハンドルをしっかりと握り、徐々にスピードを落とし、道路の左側に止め、エンジンを切りましょう。
(高速道路を走っているとき)
非常口は約1,000メートルごとに設置されていますので、周囲の状況に注意し避難してください。
(バスに乗っているとき)
前の座席やつり革をしっかり握るか、しゃがみこんで座席の足にしがみつくようにしましょう。
(電車に乗っているとき)
勝手に車外へ出たりしないで、乗務員の指示に従いましょう。地下鉄の場合はレールの横に高圧電流が流れており感電するおそれがあります。
(エレベーターに乗っているとき)
地震時管制装置により最寄りの階に停止します。装置が付いていなければ、全ての階のボタンを押し、停止した階で外に出ます。
(デパート・スーパーにいるとき)
ショーウィンドウや商品などから離れましょう。あわてて出口に殺到すると、危険です。
(地下街にいるとき)
60メートル間隔に出口があり、停電になっても誘導灯がつくので落ち着いて係員の指示に従いましょう。
(学校にいるとき)
教室にいるときは机の下にもぐりこみ、机の脚をしっかり持ちます。
(職場にいるとき)
窓際やロッカー、資料棚などから離れて、机の下などに入り身を守ります。
(オフィス街にいるとき)
ビルの窓ガラスが割れて落下する場合があります。
(橋の上にいるとき)
手すりや柵にしっかりつかまり、揺れがおさまったら即座にその場を離れましょう。
(海岸や河川敷にいるとき)
津波に注意し、その場から離れ、高台など安全な場所へすぐに避難しましょう。
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■緊急地震速報
気象庁は、強い揺れが到着する前に地震の発生をお知らせする、緊急地震速報の提供を始めています。最大震度5弱以上と推定した地震の際に、震度4以上の地域へ強い揺れが来る数秒〜数十秒前にお知らせするものです。詳しくは気象庁のホームページをご覧ください。
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(3)家庭で準備できること
@家族で防災会議を開こう
地震の被害を小さくするためには日頃からの備えが大切です。身の回りの安全について家族で考えましょう。
・災害発生時の家族一人ひとりの役割を決める
・家の内外の危険箇所をチェックする
・消火器などの防災用具をチェックする
・非常持ち出し品としてリュックサックなどに懐中電灯、持病薬などを準備し、すぐに持ち出せる場所に置いておく。
・救援物資が届くまでの3日間程度、生活に必要なものを非常準備品として家庭に備えておく。
・家族の避難場所や落ち合う場所、連絡方法など決めておく
(避難所とは)大阪市では次のような場所を避難所に指定しています。詳しくは大阪市危機管理室ホームページをご覧ください。
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(広域避難場所)
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同時多発火災が発生し、人命に著しい被害を及ぼすと予測される場合の、避難に適する大きな公園など。
避難路→広域避難場所までの安全な道路
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(収容避難所)
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宿泊・給食等の生活機能を提供できる施設。小・中学校など。
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(一時避難所)
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一時的に避難できる広場、公園や学校の校庭など。
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■我が家の防災マップをつくろう
家の付近の危険な場所や避難場所(小・中学校、公園など)を確認します。避難経路は1つではなく、通行できない場合に備えて複数決めておきましょう。それらをイラストなどで簡単にあらわし、家族で下見をしましょう。
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A家の安全対策
(屋根)瓦やスレートは、ひび割れ、ずれがないか定期的に点検しておく
(ベランダ)落ちる可能性のあるところには植木鉢などを置かない
(ブロック塀)しっかりとした基礎部分がなかったり、鉄筋の入っていないブロック塀は補強しておく
(床下)白アリ被害の有無など、床下の基礎や柱を点検、補強する
(ガラス)窓や戸棚のガラスに飛散防止フィルムを貼る
(照明器具)吊り下げ型は揺れ防止金具で固定
(テレビ)できるだけ低い位置に置く
(家具)背の高いタンス、冷蔵庫などは転倒防止器具で固定
(寝室)大きな家具は置かない
(玄関)出入口までの通路に家具など倒れやすいものを置かない
(逃げ場)トイレなど柱が多くせまい空間や、大きな家具などを置かない部屋など、いざというときの場所を確保する
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■住宅の耐震診断・耐震改修の補助制度
一定の要件を満たす戸建住宅などを対象として、耐震診断・耐震改修に要する費用の一部を補助します。詳しくは大阪市住まい公社(TEL06−6882−7053 FAX06−6882−0877)にお問い合わせください。
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(4)津波から身を守るために
@大阪市にも津波がやってくる!
東南海・南海地震発生後、約2時間で津波の第1波が淀川・大和川・木津川などの河口に到達すると想定されています。
大阪市で整備している防潮堤の高さは、満潮位でも最大の津波高(2.9m)を上回っており、防潮扉などを確実に閉めることで、津波の浸水を防ぐことができます。ただし、地震により防潮扉が動かなくなることなども考えられるため、津波警報がでた場合には速やかに避難してください。
また、海岸や河川敷には津波が押し寄せますので、その場からすぐに離れ、決して見物に行かないようにしましょう。
A津波の特徴
(早くて力が大きい)
深海での津波の速さはジェット機なみです。沿岸部でも短距離選手なみのスピードがあります。また、くるぶし程度の波でも力が大きく、立っていることができません。
(繰り返しやってくる)
警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないようにしましょう。東南海・南海地震では、約6時間にわたって大きな津波が繰り返すと予測されています。
(引き波があるとは限らない)
津波が来る前には、引き波があると言われることがありますが、前触れなく津波が来ることもあります。
B津波から身を守るための避難のポイント
・少しでも早く、ビルの3階以上などの高いところに避難しましょう。
・揺れが小さくても津波が起きることがあります。
・車で避難することはやめましょう。
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