(仮称)大阪新美術館アーカイブについて

平成29年5月29日

(仮称)大阪新美術館は、アーカイブ構築と運営を主要事業の一つとして位置づけ、次の4つの資料群を対象として活動を行う。
 

1 「具体」アーカイブ

戦後日本のもっとも重要な美術団体の一つ「具体美術協会」(1954-1972)の映像、写真、ポスター、パンフレット、目録、リーダー・吉原治良や会員の書簡、蔵書等からなるアーカイブ。

公開中の資料(整理、公開の状況、閲覧について)

画像利用のてびき(資料の画像を掲載等で利用する場合の手続きについて)


2 インダストリアルデザイン・アーカイブ

家電製品を中心とした工業デザイン製品の「記録」(製品情報)と「記憶」(オーラルヒストリー)からなるアーカイブ。


3 「萬年社」アーカイブ

110年にわたって大阪の広告史を飾ってきた広告代理店・萬年社の図書類、引札類、ビデオテープ類、紙・文書・印刷資料類からなるアーカイブ。


4 機関アーカイブ

大阪新美術館の整備にかかる資料や展覧会・イベント等の美術館活動に関するアーカイブ。
 

大阪新美術館では、各資料群が幅広く活用され、作家や作品についての検証・顕彰に資するとともに、アーカイブを館の特徴の一つとするため、以下を基本方針とする。

  • 利用の促進
    すべての利用者が所定の手続きのもと資料を調査できるよう、閲覧の制度を整え、情報発信を行う。また、新美術館にアーカイブ室を設置し、実際に資料を調査できる場を提供する。
     
  • 情報発信
    国内だけでなく、海外の研究者にも活用されるよう、国際的に通用するアーカイブのシステムを構築し、インターネット上で資料群の概要・利用方法を日本語に加えて英語でも公開する。
     
  • 基盤整備
    日本の美術館におけるアーカイブの先駆例として、アーカイブ構築の過程を含めて公開し、各種講座やシンポジウム等アーカイブへの理解をうながす活動を行う。

アーカイブとは
一般的には、行政機関や企業、団体、個人において、その活動によって蓄積されたさまざまな記録や情報、またそれらの長期保管場所を意味する。その記録や情報を永久保存し、将来世代へ引き継ぐ営みそのものを指してアーカイブ、あるいはアーカイヴィングと言うこともある。


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