特別展示 池田遙邨「雪の大阪」(大阪市立近代美術館建設準備室蔵)

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池田遙邨「雪の大阪」

◇会期:平成21年12月12日(土)~12月25日(金)

◇場所:大阪市立東洋陶磁美術館 1階ロビー

◇主催:大阪市立近代美術館建設準備室、大阪市立東洋陶磁美術館、文化庁、『文化芸術で「明るく」「楽しく」「わくわく」する大阪に!』推進実行委員会、大阪市地域文化芸術振興プラン推進事業実行委員会

(写真)
池田遙邨「雪の大阪」1928年
大阪市立近代美術館建設準備室蔵

 「雪の大阪」は、第9回帝国美術展覧会で特選を受賞した池田遙邨の代表作であり、都市風景を描いた近代日本画の名作の一つです。1928年(昭和3)2月、22年ぶりの大雪に見舞われ、白く静謐な光景に様変わりした大阪の街を、遙邨は中之島公園を中心に壮大なパノラマに描き上げました。現在の東洋陶磁美術館の位置にあった大阪ホテルの辺りから東方向をとらえた画面には、旧市街の街並みと、整備された中之島公園、難波橋、天神橋、天満橋の浪華三大橋、河岸のビル群など、近代化を遂げる大阪の姿が整然とおさめられており、市域拡張で当時日本最大の都市となった「大大阪」の景観を伝える美しい記録でもあります。

 今回は、「OSAKA 光のルネサンス 2009」開催にあわせ、ゆかりの地である東洋陶磁美術館で特別に「雪の大阪」を展示するものです。雪に覆われた中之島の光景は、まさにこの季節、この場所においてご覧頂くのにふさわしい作品といえるでしょう。東洋陶磁美術館では、国際交流特別展「北宋汝窯青磁-考古発掘成果展」(~平成22年3月28日〈日〉)を開催しており、「雪の大阪」の展示期間中は、夜間開館を実施します。特別展示を機会に、世界第一級の質・量を誇る同館の美術品に親しみ、優れた美術作品の持つ魅力に出会って頂ければ幸いです。
 なお、このイベントは文化庁による「地域文化芸術振興プラン推進事業」による助成を受けて実施しています。