市民ワークショップトライアル 「親子が楽しめる美術館を考える」

このイベントは終了しました。

だれにとっても居心地よく、楽しい美術館とは?近代美術館建設準備室は、ハードとソフト両面から、市民のみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

今回は、市民ワークショップトライアルとして、「ジャングルようちえん」の親子に、心斎橋展示室で開催している展覧会を観ていただいた上で、親子がともに利用しやすく楽しめる美術館について意見交換をしました。

また、現在開催中の展覧会に対していただいたご意見については、さっそく会場へ反映しました。

今後もこのような市民ワークショップを継続的に開催していく予定です。

◇日時 2011年8月3日
◇場所 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
◇参加者 「ジャングルようちえん」の親子 9組29名
◇主催 大阪市立近代美術館建設準備室、NPO法人関西こども文化協会
◇内容
 ワークシートを使って展覧会を鑑賞したあと、小学生、親(2組)に分かれて、これまでの経験のうち「楽しかった美術館(行ってみたい美術館)」「楽しくなかった美術館」について、意見を出し合いました。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

 

こんな意見が出ました!

◇親の意見(行きやすい美術館について)

◇小学生の意見(行ってみたい美術館について)

など、移動に関するもの、ゲーム的な鑑賞などの意見が多数出ました。
(→こどもは、順路(親)に従って歩かされている、という認識があるのかも。順路にとらわれない自由な見方や、探検的な動線で移動も楽しめる工夫も必要かもしれません。)

最後に、参加者・スタッフ全員集合!

最後に、参加者・スタッフ全員集合!

意見のまとめ

近代美術館が取り組むこと

スタッフで意見の貼られたボードをもとに話し合い

スタッフで意見の貼られたボードをもとに話し合い

 

ワークショップを受けての取り組み

心斎橋展示室で開催していた夏休み・みんなで楽しむ展覧会 『いつの人?どこの人?どんな人?』会場で、次のことを順次実践しました。(この展覧会は終了しました

1.結界(作品に近づかないためのライン)に足跡のマークをつける
←こどもが楽しく美術館のルールを学べるよう、「入ってはいけない」ではなく「ここから見よう」とポジティブな伝え方に変える。8月6日~30日

ワークショップを受けての取り組み

 

2.こども用踏み台を増やす
←展示ケース内の作品がこどもにもよく見えるようにします。8月18日~30日

3.展示作品をもとにした「クイズ」を追加
←こどもの意見に多かった「クイズ」「たんけん」など、達成感のある鑑賞を実現します。8月16日~30日

4.親子向けの解説シートを作成
←作品の内容や制作の背景について解説することで、親子が会話しながら鑑賞する手助けとします。8月18日~30日

5.作品の設問に対する意見のコーナー展示
←他の人がどんな意見・感想をもっているか知りたいという意見に応えます。8月18日~30日