「親子でみっけ♪世界でひとつのフォトグラフ~ピンホールカメラ・ワークショップ~」(築港・天保山魅力再発見・創出講座/地域×新美×こども プロジェクト)

このイベントは終了しました。

「親子でみっけ♪世界でひとつのフォトグラフ~ピンホールカメラ・ワークショップ~」

新美術館建設準備室と港区役所、築港中学校美術部、海岸通ギャラリー・CASOが連携し、港区の「訪れたい魅力と活気あふれるまちづくり」の拠点のひとつで、歴史・文化・観光資源が集中している築港地区をテーマとした、ピンホールカメラ・ワークショップを実施。身近な材料を用いてピンホールカメラを手作りし、親子で「港町 築港・天保山」の魅力的な場所を探して撮影します。モノづくりの楽しさに触れるとともに、デジタルカメラとは異なる、独特の風合いをもつピンホール写真によって、港区の新たな魅力を発見する機会としました。

大阪新美術館建設準備室では、2020年度までの開館を見据えた美術館活動の新たな試みとして、地域の文化・産業などにアートの光をあて、地域資源を活かしたワークショップを通じてこどもたちの創造力を高めるプログラムを、区役所と連携して企画・実施しており、本ワークショップもそうしたプログラムの一つです。

※ピンホールカメラ…レンズを使わずに、針孔(ピンホール)を通して像を写す、もっとも単純な構造のカメラ。

 

[日時] 平成26年10月25日(土曜日)

[場所] 大阪市立築港中学校
     ※撮影は中学校付近(赤レンガ倉庫付近、港住吉神社など)で実施。

[内容] 
 ・ピンホールカメラ作り
 ・港町の“魅力的な風景”探し
 ・撮影
 ・ネガの現像体験
 ・ネガの鑑賞とまとめ

[講師] 岡田可斗子さん(キッズプラザ大阪 ミュージアムエデュケーター) 
     寺嶋智恵子さん(あかマルシェ事務局 写真作家)

[主催] 大阪新美術館建設準備室、大阪市港区役所 

[協力] 大阪市立築港中学校、海岸通ギャラリー・CASO、あかマルシェ2014実行委員会、築港・天保山にぎわいまちづくり実行委員会

[助成] 一般財団法人地域創造

[築港中学校との連携] 本ワークショップでは、事前ワークショップ(9月6日)に携わった築港中学校美術部生徒が、参加者のピンホールカメラ作りや港区の風景発見をサポートしました。

☆本ワークショップで完成した写真作品は、11月3日(月曜日・祝日)~9日(日曜日)まで、海岸通ギャラリー・CASOにて展示します。 ※終了しました

 

ワークショップレポート

事前ワークショップ(9月6日)

9月6日(土)、築港中学校にて、「親子でみっけ♪世界でひとつのフォトグラフ〜ピンホールカメラ・ワークショップ〜」開催のための事前ワークショップに、築港中学校美術部の7名が参加しました。

校長先生や美術部の顧問の先生も参加され、大人も子どもも楽しめるワークショップになりました。

事前ワークショップ(9月6日)レポート

はじめに、講師の方から「ピンホールカメラ」の仕組みについて教えていただきました。また、参考作品を通して、ピンホールカメラの魅力に触れました。

事前ワークショップ(9月6日)レポート

早速、カメラ本体の制作に取りかかります。ピンホールカメラはとても繊細なので、うまく撮れるように工夫を重ねます。細かい作業が続きましたが、皆さん真剣に取り組んでいました!

事前ワークショップ(9月6日)レポート

ついに撮影です!完成したカメラを持って近くの公園へ行き、お気に入りの風景を探しました。デジタルカメラと違って、たった1回の撮影が勝負です。場所選びや露光時間の調節など、試行錯誤する姿が見られました。

事前ワークショップ(9月6日)レポート

撮影した後は、特殊な薬剤で印画紙を現像します。 どんな風に撮れているのか、ドキドキの瞬間です!現像液につけると風景が徐々に浮かび上がってくる様子に、「おお〜!」と驚きの声があがり、皆さん興味津々でした。

事前ワークショップ(9月6日)レポート

現像した写真をひもに吊るして干します。ここでは白黒反転したネガの状態です。

事前ワークショップ(9月6日)レポート

最後に、写真を囲んで鑑賞会をしました。上手く映っていなかったり、鮮明でなかったりして、思い通りに撮れた人はいませんでした。しかし、思い通りに撮れないところがピンホールカメラの魅力であり、偶然が積み重なってできた、世界にたったひとつの作品です。

(大阪新美術館建設準備室 インターンスタッフ 新村葉月)

 

ワークショップレポート(10月25日)

ピンホールカメラ・ワークショップ 外部研修生レポート (pdf, 423.31KB)
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10月25日(土曜日)、ピンホールカメラ・ワークショップを開催しました。晴天に恵まれたこの日は、まさにピンホールカメラ日和!築港中学校理科室に集まった参加者は、親子10組19名。大正中央中学校美術部の生徒さんも参加、事前ワークショップを経験した築港中学校美術部の生徒さんがサポートします。

ワークショップレポート

まずは、講師の岡田さん(左)と寺嶋さんから、写真についてのお話。携帯やデジタルカメラに慣れている現代っ子にとっては、初めてみるネガとポジ。白と黒の反転する画像に、驚きの声が上がります。

ワークショップレポート

早速、ピンホールカメラ作り。まずは、箱の内側にのりを塗り、黒い紙を貼ります。

ワークショップレポート

余った紙を切り、箱を元通りに組み立てられるようにします。

ワークショップレポート

いよいよ、ピンホールのシャッター作り。箱の真ん中を1センチ角に切り抜きます。一番難しい行程なので、中学校美術部の生徒さんがお手伝い。

ワークショップレポート

針穴を開けたアルミの板をテープで固定。内側は光が反射しないよう、真っ黒に塗りつぶします。

ワークショップレポート

箱を組み立てて、完成。中をのぞいて光がもれていないか確認します。

この後、部屋を真っ暗にして、印画紙を中にセット。

ワークショップレポート

いざ、撮影!みんなで、港区のすてきな風景を探しに行きました。

ワークショップレポート ワークショップレポート

約30秒間、シャッターを開けてじーっと撮影します。

ワークショップレポート

理科室に戻り、現像作業です。
3つの液に順番に浸していきます。

ここからは暗室での作業。こどもたちが液に浸す秒数を元気にカウント。像がだんだん浮かびあがると「おお~」という歓声があがります。

ワークショップレポート ワークショップレポート

紐に吊るして干して、ネガの完成です!

講師の寺嶋さんからによる講評。みんなとても上手に撮れました!

一枚の写真を完成させるまでにかかった時間は約3時間!たくさんの時間をかけて、それぞれの思い出のいっぱいつまった写真ができあがりました。穴で写真が撮れる不思議。真っ暗な中で像が浮かび上がる不思議。いつも見ている景色が、白黒になる不思議。普段は体験できないワークショップの中で、参加者のみなさんにいろいろなことを感じたり考えたりしていただけたようです。

 

◇ワークショップ成果の展示について ※終了しました

25日に撮影したネガから、ポジに現像した写真は、11月3日(月曜日・祝日)より9日(日曜日)まで、海岸通ギャラリー・CASOにて展示されました。

ワークショップ成果の展示