“大大阪”誕生80年記念 モダニズム心斎橋―近代大阪/美術とシティライフ―

展覧会は終了しました。

“大大阪”誕生80年記念 モダニズム心斎橋―近代大阪/美術とシティライフ―

◆会期 平成17年1月15日(土)~3月21日(月・振替休日)
◆会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

◇主催
大阪市教育委員会(近代美術館建設準備室)、財団法人大阪都市協会、産経新聞社
◇後援
財団法人大阪21世紀協会、ミナミ活性化委員会、サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイ ビジネスアイ、サンケイリビング新聞社、関西テレビ放送、ラジオ大阪
◇協賛
心斎橋筋商店街振興組合、心斎橋筋北商店街振興組合、大阪市信用金庫

◇出品内容 作品・約50点、資料・約60点
〔主な出品作家と資料]
赤松麟作、小出楢重、鍋井克之、足立源一郎、普門暁、池島勘治郎、竹久夢二、北野恒富、中村貞以、安井仲治、上田備山、天野龍一、川崎亀太郎ほか大丸百貨店パンフレット、島野三秋《そごう百貨店エレベーター漆螺鈿装飾扉》、柳屋関係資料ほか

 本展は、展示室のある地元であり全国にその名を知られる大阪の中心街、心斎橋に焦点を当て、戦前もっともモダンな町として時代を牽引していた頃の心斎橋と芸術文化のかかわりを紹介するものです。
 大阪市は大正14年(1925)、市域拡張により東京市を抜いて日本一、世界第六位のマンモス都市“大大阪”となりました。この巨大都市を準備した大正時代から成立後の昭和10年代までこそ、華やかなモダニズム芸術が開花した近代大阪の黄金時代でした。とりわけ大阪のなかでも、“近代的流行の歩く”街と謳われた心斎橋筋は文化芸術の中心地となります。
 日本屈指のこの繁華街は古着屋の町として開け、幕末からは出版の街で知られました。明治以降はさらににぎわい、多種多様な美術や芸術文化の拠点となります。洋画家の小出楢重、日本画家の北野恒富ら有名画家が頻繁に心斎橋筋を訪れたことは言うまでもなく、ソーダファウンテンで知られる丹平ハウスには赤松麟作の洋画研究所が開設され、同じ建物内の丹平写真倶楽部では競うように前衛的な写真作品が発表されました。モダニズムは広告デザインや美術関連の様々な業種にも影響を与え、百貨店や店舗のポスター、パンフレットは豪華で、建築でもウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計による大丸、村野藤吾によるそごうの両百貨店はモダニズムの白眉です。再興第一回院展や大阪茶話会の会場となった心斎橋筋時代の高島屋美術部や、竹久夢二の版画でも知られる柳屋、河内洋画材料店の存在も見落とせません。
 モダニズム時代の心斎橋に立って美術を眺めると思わぬ視界が開けてきます。本展では“大大阪”の時代、世界のアートの新潮流が流入した“モダニズム心斎橋”をとりあげ、モダンな都市文化の一つとして頂点に達した大阪の近代美術を展観します。

 

“大大阪”誕生80年記念 モダニズム心斎橋―近代大阪/美術とシティライフ―展 関連イベント:

ミュージアムコンサート(蓄音機コンサート)

終了しました。

◇日時 1月29日(土)、2月26日(土)、3月19日(土)
 それぞれ午後5時30分から約40分間
◇講師 毛利眞人(音楽ライター)

展覧会場内での蓄音機コンサート。大阪ゆかりの音楽、モダニズム時代の音楽をご鑑賞いただきます。