旅する“エキゾチシズム” ―日本の画家たちが見た〈異国〉―

展覧会は終了しました。

旅する“エキゾチシズム” ―日本の画家たちが見た〈異国〉―

◆会期 平成17年9月17日(土)~12月4日(日)
*会期中展示替えあり
(前期 10月25日(火) まで/後期 10月27日(木)から)

◆会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

◇主催
大阪市教育委員会(近代美術館建設準備室)、財団法人大阪市教育振興公社、産経新聞社
◇後援
財団法人大阪都市協会、財団法人大阪21世紀協会、ミナミ活性化委員会、サンケイスポーツ、夕刊フジ、サンケイリビング新聞社、関西テレビ放送、ラジオ大阪 ◇出品作家
日本画: 狩野芳崖、竹内栖鳳、菊池芳文、土田麦僊、村上華岳、福田平八郎ほか 洋画: 藤島武二、白瀧幾之助、廣瀬勝平、岸田劉生、小出楢重、佐伯祐三ほか

 “旅すること”は芸術作品の重要なモチーフであり、創作の強い動機となりました。自由に旅行ができる現代とは違い、制約の多い近代の画家にとって“旅”は刺激的な体験でした。大旅行は言うまでもなく、小さな“旅”であっても、日常を離れる行為に秘められた期待感、見知らぬ土地を訪れるということに対するドキドキする感情のたかまりが彼らを創作に駆り立てました。その精神的な昂揚感は“旅”が引き起こす“エキゾチシズム”と呼べるかもしれません。
 近代の洋画家はパリやイタリアなどに熱い思いで留学し、日本画家も中国、インドや欧州に出かけて創作の糧としました。また遠い外国のみならず、観光とも呼べる国内の名所への旅、身近な家の廻りを巡る散歩も画家が名作を生みだす契機となったほか、理想郷を夢みて描かれた東洋の山水画などにも一種の“エキゾチシズム”がありました。それはまた画家にとって精神的な意味での〈異国〉であったと言えます。
 この展覧会では、近代美術館建設準備室が所蔵する作品を中心に、日本の近代美術における“旅すること”の意味をテーマとして約50点の作品・資料を展示します。

 

旅する“エキゾチシズム” ―日本の画家たちが見た〈異国〉―展 関連イベント: 親子向け美術鑑賞会、ミュージアムツアー

イベントはすべて終了しました。

 

親子向け美術鑑賞会「発見!キミだけのアートの旅」

◇日時 平成17年10月8日(土)、9日(日)
 各回とも午前9時30分~10時30分
◇会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
◇主催 大阪市教育委員会(近代美術館建設準備室)、(財)大阪市教育振興公社
◇対象者 小学生(主に3~4年生)とその保護者のペア(きょうだいの参加も可)
◇講師 清原佐知子(大阪市立近代美術館建設準備室学芸員)、三井知行(同)

 小学生(主に3~4年生)とその保護者を対象に、親子で観覧し、学芸員との対話や遊戯的な作業を通じ、楽しみながら美術作品を鑑賞。画家の“旅”をテーマとした同展にちなんで、鑑賞そのものを「旅」や「探検」に見立て、美術に親しめるよう工夫された鑑賞会。

 

秋の大阪、ミュージアムツアー -「大坂歌舞伎展」と「旅する“エキゾチシズム”展」をたずねる-

◇日時 平成17年11月2日(水)、23日(祝)
 各回とも 午後1時~午後4時30分頃
◇会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室、大阪歴史博物館
◇主催 大阪市教育委員会(近代美術館建設準備室)、大阪歴史博物館
◇橋爪節也(大阪市立近代美術館建設準備室)ほか

 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で開催の「旅する“エキゾチシズム”展」と大阪歴史博物館で開催の「大坂歌舞伎展」を鑑賞するとともに、この展覧会の企画者である近代美術館建設準備室の学芸員や、歌舞伎研究者として世界的に知られているロンドン大学教授アンドリュー・ガーストル氏による展覧会の見所や解説を聞くことにより、関心興味を深めていただきます。