ニッポンvs美術―近代日本画と現代美術:大観・栖鳳から村上隆まで

展覧会は終了しました。

ニッポンvs美術―近代日本画と現代美術:大観・栖鳳から村上隆まで

◆会期 平成18年10月28日(土)~12月10日(日)
◆会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

◇主催 大阪市教育委員会(近代美術館建設準備室)、大阪日日新聞 
◇特別協力 大阪府(府立現代美術センター)
◇後援 財団法人 大阪都市協会、財団法人 大阪21世紀協会
◇出品作家
竹内栖鳳、横山大観、土田麦僊、秦テルヲ、北野恒富、中村貞以、島成園、三露千鈴、生田花朝、福田平八郎、大野秀隆(俶嵩)、三上誠、下村良之介、星野眞吾、野村耕、堂本印象、堂本尚郎、菅井汲、今井俊満、中ハシ克シゲ、村上隆、会田誠、ヤノベケンジ、しばたゆり、山口晃、山本太郎、冨永奇昂、呉夏枝、伊達伸明(順不同)

 今回は近現代における日本と美術の関係という大きなテーマを設定し、大阪市立近代美術館建設準備室の所蔵作品に、大阪府立現代美術センター所蔵の大型作品など借用作品を加え、竹内栖鳳(たけうちせいほう)「富士」(1893年 髙島屋史料館蔵)や横山大観(よこやまたいかん)「聴松」(1920年 個人蔵)など29作家の約50点を展観します。また、一部の出品作家によるトークイベント等も開催します。
 日本に「美術・芸術」という考え方(概念)が入ってきたのは幕末から明治にかけてです。以来、日本人は舶来の“美術”といかに対峙し、また日本の芸術家たちは日本の伝統や現状にどのように立ち向かったのか。「ニッポン vs 美術」では、その奮闘努力から生み出された作品を、「明治大正」「戦後」「現在」の3つの時代・時期に焦点を絞って紹介します。
 明治期にそれ以前の絵画の伝統を踏まえつつ、近代的な“美術作品”として創り出された「日本画」。今では伝統的で、ともすると古臭くも見える日本画ですが、本来は若々しい革新的なものだったのです。大正になると日本画はさらに発展して、さまざまな個性的表現を生み出しました。
 戦後になると、当時すでに旧弊なものとなり、芸術的な活力を失っていた日本画の世界に、悪い慣習を壊し、新しい時代に合った表現を試みる芸術家たちが現れます。また、海外のアートシーンの第一線で活躍する日本人が何人も現れ、斬新な中にもどこか日本を感じさせる作品を作っています。
 そして今、国際化が進み、伝統文化だけでなくアニメやオタクといったサブカルチャーが海外からも注目を集める現在では、日本に対するイメージや考え方も多様化し、芸術家たちは個性豊かな自由な発想で日本の伝統や現状を表現しています。
 “日本”と“美術”の一筋縄では行かない関係。「ニッポンvs美術 近代日本画と現代美術:大観・栖鳳から村上隆まで」ではそこから産み出された作品の数々をお楽しみいただけます。

(展示風景)

(展示風景)

 

ニッポンvs美術展 関連イベント: アーティストトーク、トーク&ウクレレ演奏

イベントはすべて終了しました。

アーティストトーク

「ニッポン vs 美術」展の出品作家4名が自作などについて語ります。

◇日時・講師

  1. 10月28日(土)
     午後5時~ 山本太郎
     午後5時45分~ 呉夏枝(おはじ)
  2. 11月23日(木・祝)
     午後5時~ しばたゆり
     午後5時45分~ 冨永奇昂(とみながきこう)

 

トーク&ウクレレ演奏

展覧会の出品作家、伊達伸明が「建築物ウクレレ化保存計画」など自身の活動について語り、自作のウクレレを演奏します。

◇日時 11月11日(土) 午後7時より
◇講師 伊達伸明
*演奏されるウクレレ: ハシペン・橋爪塗装工業ウクレレ
 (展覧会には、愛日小学校ウクレレを出品)