大阪市立近代美術館コレクション展 美術を知るよろこび─線の発見

展覧会は終了しました。

大阪市立近代美術館コレクション展 美術を知るよろこび─線の発見

◆会期 平成20年4月26日(土)~6月8日(日)
◆会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

◇主催
大阪市立近代美術館建設準備室、大阪市音楽団、財団法人大阪市教育振興公社
◇出品作家
白隠、北野恒富、村上華岳、小出楢重、吉原治良、白髪一雄、今井俊満、木下佳通代、モーリス・ユトリロ、ウンベルト・ボッチョーニ、ドナルド・ジャッド、ヘリット・リートフェルト ほか

 私たちの遠い祖先は、「ひっかく」ことで身体運動の痕跡が残ることを覚え、物の輪郭や境界に気づいて「わかつ」ことを知りました。これら二つの線の働きによって、人類は世界を知り、道具を知り、言葉と文字を知り、文明をつちかい、そして美術を生み出してきました。
 美術の歴史をひもとけば、「かく(ひっかく)」ことによる線は、素描や墨画、書字の中心をなす要素として存在しつづけ、筆や腕の振りに情動をぶちまける表現主義となり、「身振りの絵画」をはじめ現代にも脈々と生きています。「わかつ」ことによる線は、幾何学や建築術の根底をなす要素として、絵画に遠近法と構図の秩序をもたらし、現代でもモダンデザインや「ミニマルアート」の骨格となっています。
 本展は、近代美術館コレクションのなかから墨蹟や近代絵画、モダンデザイン、現代美術作品など約60点を展示し、それぞれの作品の中にひそむ「かく(ひっかく)」線と「わかつ」線、二種類の線を読み解くことで、美術に親しみ理解を深めていただく機会とします。

 

大阪市立近代美術館コレクション展 美術を知るよろこび ─ 線の発見展 関連イベント:

絵のある「プロムナード・コンサート」~音とアートのクロス・ライン~

終了しました。

展示作品に囲まれた空間で展示内容に関連のある音楽を演奏。目と耳の両方で芸術を楽しんでいただきました。

◇演奏: 大阪市音楽団室内楽アンサンブル

◇日時: 5月21日(水)
昼の部 … 開場 : 午後2時30分 /トーク&コンサート : 午後3時~4時30分
夜の部 … 開場 : 午後6時30分 / トーク&コンサート : 午後7時~8時30分

◇主な曲目:
前半部 … ブラジル風バッハ 第6番より「アリア」 (ヴィラ・ロボス作曲)/フーガ ト短調 (J・S・バッハ作曲) /リード・フェイズ (スティーヴ・ライヒ作曲) ほか
後半部 … ポップな音楽をお楽しみいただきます