大阪市立近代美術館展覧会 油絵の大阪 ―商都に生きた絵描きたち―

展覧会は終了しました。

油絵の大阪 ―商都に生きた絵描きたち―

◆会期 平成22年9月18日(土)~11月7日(日)

◆会場 大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室

◇主催 大阪市立近代美術館建設準備室

◇出品作家
鈴木蕾斎、山内愚僊、松原三五郎、櫻井忠剛、伊藤快彦、赤松麟作、広瀬勝平、織田東禹、宇和川通喩、都鳥英喜、小出楢重、鍋井克之、国枝金三、黒田重太郎、古家新、田村孝之介、高岡徳太郎、石丸一、佐野繁次郎、青木宏峰(大乗)、田川寛一、松本鋭次、赤松進、辻愛造、大石輝一、吉原治良

 大阪は商業の街として知られますが、実は近代以降に優れた芸術家が数多く活躍した街でもあります。洋画においても、小出楢重をはじめ“大阪らしい”と評される画風を持つ、多くの才能が誕生しました。東京とも京都とも異なる大阪的な個性は、いかにして育まれたのでしょうか? 本展では、明治から大正末・昭和初期に活躍した洋画家に焦点をあて、あまり語られることのない大阪の油絵の歴史をひもときます。

 大阪の油絵は、明治20年代に山内愚僊と松原三五郎の二人の洋画家が来阪し、その歴史が始まります。明治30年代には赤松麟作、広瀬勝平など次世代の画家が大阪に職を得て移住し、洋画壇の発展に尽力しました。これら先駆者たちが撒いた種はモダニスムの時代を迎え大きく開花します。小出をはじめ、鍋井克之など大阪的個性を感じさせる画家が活躍するとともに、信濃橋洋画研究所、新燈社洋画研究所、赤松洋画研究所などが次々と設立され、大阪は関西の洋画の中心地として活況を呈するのです。

 大阪市が中之島4丁目に計画している近代美術館(仮称)は、大阪の美術史を明らかにすることを重要な使命の一つとしています。今回は、大阪市立近代美術館コレクションを中心に、大阪で活躍した洋画家を油彩画約60点と新聞挿絵、雑誌、装丁本などの資料によりご紹介します。商都大阪が育んだ優れた美術を改めてご覧いたき、豊かな才能の数々を再発見していただく機会となればと思います。

 

「油絵の大阪 ―商都に生きた絵描きたち―」展 関連イベント  イベントは終了しました。

ワークショップ「りんさく画伯と、大阪のまちを語ろう」

◇日時:10月13日(水)

◇会場:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室 展示室内

◇主催:大阪市立近代美術館建設準備室、財団法人 大阪市博物館協会

◇企画協力:蛇谷りえ(大阪のアートを知り尽くすの会)

画家赤松麟作(1878~1953)が生きて、描いた大阪のまち。その足跡を地図とスライドでたどり、参加者の昔と今の記憶を織り込みながら、まちの魅力を再発見していきます。

このワークショップでは・・

イベント後、みなさんが語り合ったことをもとに、「りんさく画伯の人生+参加者の大阪」の詰まった総合地図を作り、ワークショップ記録集として展覧会場などで配布します。(氏名等の個人情報につきましては一切公表いたしません)

◆ワークショップ「りんさく画伯と、大阪のまちを語ろう」記録誌についてはこちら→〈詳細