帆船「あこがれ」とは

帆船「あこがれ」とは、大阪市が平成5年(1993年)に日本の自治体として初めて建造した帆船です。
平成6年(1994年)から「セイル・トレーニング事業」をスタートし、
平成25年(2013年)3月の事業廃止までに約3万4千人もの人々が参加。
帆船の操船技術体験をしながら海に親しむとともに、人間性や協調性を養いました。
約20年間の歴史の中で、大阪湾や瀬戸内海、日本海など
日本各地でセイル・トレーニング事業を行うともに、世界各地での帆船レースに参加したほか、
世界一周も経験。地球約8.6周分の約34万3千キロを航海してきました。
大きさは、全長52.16m、垂線間長36m、総トン数362トンで、GPS(衛生航法装置)、
ARPA(自動衝突予防援助装置)など、安全な航海に必要な設備を搭載していました。

帆船「あこがれ」をなぜ造ったのか? 帆船「あこがれ」はどのようにして動かすのか? 船の大きさ等・いろいろな船との比較 これまで
「あこがれ」に乗ってセイルトレーニングに参加した人の数