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セイル・トレーニング

 帆船による航海体験を「セイル・トレーニング」と呼び、イギリスが発祥とされていて、ヨーロッパ、北米、オセアニア、そしてアジアの諸国で青少年の育成のために広く行われています。帆船での航海や生活を通じて主に青少年の育成を図るものですが、最近では、企業研修等にも利用されています。帆船に乗船し船上の参加者全員が力を合わせて帆を張る、畳む、マストに登るといった諸作業の体験すること通じて、協調性、リーダーシップ、チャレンジ精神の育成に効果があるとされています。
 帆船「あこがれ」で実施していたセイル・トレーニングプログラムは、1日~3泊4日までの入門型コースと、4泊5日以上の航海型コースが用意されており、入門型は小学4年生以上、航海型は16歳以上なら誰でも参加することができました。

入門型コース

 1日コースは、「あこがれ」の船内見学に始まり、ロープワークや初歩のセイル・ハンドリングをとおして、帆船に親しむもので、昼食をはさみ、4時間程度の機帆走を体験します。定員60名。
 宿泊を伴うコースでは、1日コースの内容に加え、帆走、航海計器を使っての船位の出し方、 夜間の天体観測、デッキ磨き、マスト登り、ヤード作業、食事当番など、帆船の航海に必要な作業を体験します。 定員35名。

航海型コース

 4泊5日以上の航海型コースは、帆走、航海計器を使っての船位の出し方、夜間の天体観測、デッキ磨き、食事当番など基本的な作業の他に、航海当直、マストの上での操帆作業、舵取りなど、航海型ならではの体験をします。定員35名。

「あこがれ」の航海区域別

近海図 広域図

代表的な1泊2日コースが体験できます。

セイル・トレーニング 1日目

セイル・トレーニング 2日目

セイル・トレーニングを通じた様々な効果