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【報道発表資料】食中毒の発生について(阿倍野区)

[2009年11月19日]

問合せ先:健康福祉局 健康推進部 生活衛生担当(06-6208-9991)

平成21年11月19日 14時発表

 平成21年11月13日11時30分頃、大正区内の保育所から「園児26名が下痢、嘔吐等の症状を呈している」との届出が大正区保健福祉センターを通じて大阪市保健所西部生活衛生監視事務所にありました。また、同日12時15分頃、此花区内の保育所から「園児15名が下痢、嘔吐等の症状を呈している」との届出が此花区保健福祉センターを通じて同事務所にありました。

 同事務所が調査したところ、大正区内の保育所では、園児112名、職員23名のうち、園児32名が11月12日11時頃から11月13日18時頃にかけて腹痛、下痢、嘔吐、発熱等の食中毒様症状を呈していることが確認されました。また、此花区内の保育所では、園児85名、職員20名のうち園児15名及び職員1名が同様の症状を呈していることも確認されました。

 両保育所では、11月11日15時頃に「大きなかまど 2F」(大阪市阿倍野区阪南町3-37-20)が製造したショコラケーキを園児と職員が喫食しており、このショコラケーキは「大きなかまど 2F」において、11月9日及び11月10日に各112個ずつの計224個製造され、11月11日に大正区内及び此花区内の保育所にそれぞれ113個、90個ずつ納品されていることが判明しました。

 発症者らの共通食は当該施設で製造されたショコラケーキ以外になく、その発症状況が類似していること、発症者25名及び当該施設の製造従事者2名の糞便からノロウイルスが検出されたこと、各保育所において食事以外によるノロウイルス感染の疑いがないことから、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、本日から3日間の営業停止を命じました。

調査概要

【発症者の状況】

 発症者数 48名[男:32名(1~6歳)、女:16名(1~55歳)]

発症者の内訳

1歳

2歳

3歳

4歳

5歳

6歳

職員

合計

発症者

4

4

5

10

4

5

0

32

2

1

3

5

3

1

1

16

合計

6

5

8

15

7

6

1

48

うち受診者数 38名(入院はなし)

※ 発症者らは、いずれも回復しています。

 

【主症状】 腹痛、下痢、嘔吐、発熱

 

【原因施設】

 名称  :大きなかまど 2F

 所在地 :大阪市阿倍野区阪南町3-37-20

 営業者 :株式会社 大きなかまど 代表取締役 長岡(ながおか) 隆(たかし)

 業種  :菓子製造業

 

【病因物質】 ノロウイルス(G2)

 

【原因食品】 ショコラケーキ(洋生菓子) 


ショコラケーキ(トッピングなし)

【検査状況】

検査状況

検体

 検査結果
 発症者検便(28検体) 25検体からノロウイルス(G2)検出
 製造従事者検便(6検体) 2検体からノロウイルス(G2)検出

 

【ノロウイルス】

 ノロウイルスはヒトの腸管内でのみ増殖し、食品中では増殖しません。少量でヒトに感染し、ヒトからヒトへ感染することもあります。ノロウイルスが体内に取り込まれてから通常24~48時間で発症します。主な症状は、嘔吐、下痢、発熱です。

 ノロウイルス食中毒を防止するためには、調理前、食事前、トイレの後にはよく手を洗ってください。調理器具も十分に洗浄消毒してください。カキなどの二枚貝の生食は避け、中心部まで十分に加熱(85℃1分間以上)してください。

 

【参考】

 本年の食中毒(11月18日現在) 21件 256名(本件を含まず)

 昨年の食中毒(11月18日現在) 36件 358名

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