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- 【報道発表資料】正月用生鮮食料品の入荷量等の見通しについて
正月用生鮮食料品の入荷量等の見通しについて
問合せ先:中央卸売市場 企画担当(06-6469-7925)
平成21年12月17日 14時発表
大阪市中央卸売市場は、年末における正月用生鮮食料品の入荷量及び卸売価格の見通しを次のとおり取りまとめました。なお、この見通しは、生鮮食料品に対する需要の動向や今後の気象条件により、多少の変動もあります。
1 野菜(本場・東部市場)
本年は10月8日に台風18号が上陸したものの大きな災害もありませんでした。8月中旬から西日本を中心に旱魃傾向でしたが、10月上旬からの適雨により秋冬の路地野菜も順調に生育しています。また、施設野菜も同様に順調な生育となっています。今後の天候で大きく変わる品目もありますが全体的には順調と思われます。
しかし主力を北海道に依存する玉葱・馬鈴薯は6月以降の不順な天候により近年にない作柄不良。蓮根も徳島・茨城両県とも植え付けから肥大期の天候不順で作柄は悪いです。また、里芋は全体に小玉傾向となっています。
価格は、秋冬の路地野菜を中心に順調な入荷が見込まれ、前年を下回ると思われますが、品目によっては不作傾向のものもあり、例年同様に年末については12月20日頃までの販売経過と天候で変動することが多いです。
2 果実(本場・東部市場)
総体的に節約消費傾向のなか、苦戦続きの販売が予想されます。みかん・りんご類中心の入荷であり、ともに小玉傾向で大幅な入荷増とはならない模様。旬を追っていちごの入荷が数量増となり、12月下旬は前年並みの入荷量、昨年より大玉での出荷となる見込み。各産地とも順調で産地によっては2番果に入り順調入荷が見込まれます。
価格は、全体的にみると昨年より安値と予想されます。品目別では、みかんについては昨年より安値を見込みます。りんご類では、ふじが入荷量は少なめであっても単価については販売環境をふまえると昨年並みとなる予想もありますが、産地希望価格には及ばないまでも入荷減が予測されるなか強気気配です。王林は小玉傾向なので昨年を若干下回る予想もありますが、入荷が少ないことから順調な販売になると思われます。いちごについては、 購買意欲旺盛ですが入荷増から単価は伸び悩むとみられます。クリスマスと年末の動向がよみづらく、現状から判断すると昨年を下回る価格となる見込みです。
3 生鮮水産物(本場・東部市場)
今年は昨年来の世界的な景気の後退を受け、需要・価格ともに下げ気味で推移してきました。国内においても、景気の悪化に伴う消費の冷え込みもあり、需要・価格ともに落ち込み気味です。入荷量ついては、供給が極端に少ないものはなく、平年並みの入荷が期待できそうです。
価格は、景気減速からマグロの脂物・フグ等、高単価商品の需要が頭打ちとなり、弱含みとなっており、特に養殖フグのように単価が大きく下げているものも見受けられます。商品によってまちまちですが、生鮮魚全般の平均価格は概ね昨年並みから弱含みを見込んでいます。
4 冷凍水産物(本場・東部市場)
今年は昨年来の世界的な景気の後退を受け、需要・価格ともに下げ気味で推移してきました。国内においても、景気の悪化に伴う消費の冷え込みもあり、需要・価格ともに落ち込み気味です。入荷量ついては、供給が極端に少ないものはなく、平年並みの入荷が期待できそうです。
価格は、冷凍水産物全体では、景気後退による消費の冷え込みから、国内では消費者の末端価格に対する厳しい見方もあり、やや弱含みの市況が見込まれます。
5 加工水産物(本場・東部市場)
一部入荷が大きく減少見込みの商材はありますが、全体としては昨年並みからやや少なめの入荷を見込みます。ただし、供給の減少で小売に出回らないような商材はない見込みです。
価格は、加工水産物についても全般的には弱含みの相場となっています。
6 漬物(本場・東部市場)
消費の不振で全体的には厳しい環境が続き、原料に対する国産志向の中、価格対応を余儀なくされる商品は、海外原料使用も底堅い動きとなっています。おせち向けの千枚漬、すぐき、奈良漬、梅干などの季節需要は見られますが、数量的には、売場が限定されることから減少の動きと見込まれます。価格は、量販サイドは、今年は付加価値より価格志向に、加えて品質の確保が求められており、価格設定が難しい年になっています。全般に末端からの需要が価格に集中しているため、特殊な商材を除いて下押し傾向になっています。
7 乾物(本場)
乾しいたけの入荷量はほぼ昨年並み(1,000kg)で中国産も業務用として漸増傾向にあります。凍豆腐は年間安定価格です。乾のりは今年の気候次第で正確な予測はできませんが、昨年並みは見込めると思われます。
8 食肉(南港市場)
入荷は、牛については、前年より8.5%減少となる見込みです。豚については、前年より8.1%増加となる見込みです。
卸売価格は、牛については、消費の停滞が続いているため和牛で前年比4.4%の落ち込み、乳牛で同率の見込みです。豚については、調整保管による買い支えがあるものの、前年比8.7%のマイナスとなる見込みです。
参考
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品目別生鮮食料品入荷量等(平成20年実績及び平成21年の見通し)