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【報道発表資料】大阪歴史博物館 特別展「大阪の祭り-描かれた祭り・写された祭り-」を開催します

[2009年6月10日]

問合せ先:大阪歴史博物館(06-6946-0989)

平成21年6月10日 14時発表

大阪歴史博物館では、平成21715()から平成21年8月31()まで、6階特別展示室において、特別展「大阪の祭り-描かれた祭り・写された祭り-」を開催します。

まもなく夏祭りの季節がやってきます。四季折々の祭りにおいて、人々は豊穣、繁栄の祈りを捧げつつ、また華やかな祭礼に熱狂しました。大阪府内の神社などの祭礼も、地域の風物詩としても親しまれ、各時代の祭礼風景は、肉筆の絵画や絵馬(えま)、錦絵(にしきえ)などの版画として、また近代以降は写真として残されてきました。これらの作品は、祭りの記録として貴重であるだけでなく、様々な立場の人々が祭りをどのように捉え、理解してきたかを物語ってくれます。

本展覧会では、江戸時代から現代に至る絵画作品や写真、モデルとなった祭りの道具たちを通じて、大阪府内の祭りの姿を紹介し、祭礼文化にふれていきます。

開催概要

  1. 名  称       特別展「大阪の祭り-描かれた祭り・写された祭り-」

  2. 主  催      大阪歴史博物館

  3. 協  力       大阪府神社庁

  4. 会  期       平成21年7月15()から8月31()まで
                         開催日数:42日間

  5. 休 館 日       毎週火曜日

  6. 開館時間  午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで)
                         (ただし、入館は閉館の30分前まで)

  7. 会  場   大阪歴史博物館 6階 特別展示室
                       〒540−0008 大阪市中央区大手前4−1−32
                       電話:06−6946−5728 ファックス:06−6946−2662
                       http://www.mus-his.city.osaka.jp
                       最寄り駅 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車9号出口前
                                        大阪市営バス「馬場町」バス停前

  8. 観 覧 料  大  人600(540)円 常設展示共通1,140(1,080)
               高大生400(360)円 常設展示共通760(720)
                      ※(  )内は20名以上の団体割引料金
                      ※中学生以下、大阪市内在住の満65歳以上の方、
                          障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明書提示)

  9. 展示資料数 約150点(写真資料を含む)

 

主な展示資料

天神祭図 川口呉川(かわぐちごせん) 昭和7年(1932) 大阪歴史博物館蔵

天神祭図 川口呉川(かわぐちごせん)

鳳神輿(おおとりみこし)、玉神輿(たまみこし)の二基の神輿を中心に、華麗な天神祭船渡御のようすを描いている。昭和初期の作品だが、古い絵画作品を参考にし、大阪天満宮教学部の指導のもとポーズを構成して、幕末頃の天神祭を再現したものとされている。川口呉川は、明治12年(1879)に伊勢・宇治山田で生まれ、竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事した日本画家。この大作は、昭和7年4月には『大阪毎日新聞』の付録として「天神祭の図」と題した額絵にして読者に配布され、また『府社天満宮神事要録』(昭和7年刊)に原色図版として掲載されている。

雨乞祭礼図絵馬(あまごいさいれいずえま) 江戸時代 岸和田市 夜疑神社(やぎじんじゃ)蔵 1面(岸和田市指定文化財)

雨乞祭礼図絵馬(あまごいさいれいずえま)

雨乞祭りを描いた絵馬。画面中央下に、神社入口の淵で僧が祈祷を行い、その周囲を村人たちが太鼓や半鐘を鳴らして雨乞い歌を歌いながら巡るような様が描かれている。文政9年(1826)の干ばつの際に行われた雨乞で村が救われ、その様子を描いて奉納した絵馬が年月とともに傷んだため、慶応4年(1868)に岸和田藩の絵師、津田雲渓(つだうんけい)に依頼して描きなおさせたものである。

平野郷牛頭天王祭礼図(ひらのごうごずてんのうさいれいず)  江戸時代 大阪市平野区 杭全神社(くまたじんじゃ)蔵 2巻

平野郷牛頭天王祭礼図(ひらのごうごずてんのうさいれいず)

牛頭天王すなわち杭全神社(大阪市平野区)の夏祭りの渡御列を描いたと考えられる二巻からなる絵巻。上巻には先頭の猿田彦(さるたひこ)、布団太鼓(ふとんだいこ)から稚児(ちご)や神馬(しんめ)などを、下巻にはにぎやかな神輿(みこし)を中心に付き従う役人などの姿を描く。奥書によれば、嘉永6年(1853)冬に往古の祭礼の列書をもとに画工に描かせたとあり、現状の祭りとは相違点も多く、江戸時代末において古い時代の祭礼の姿を復元する試みであったことがわかる。

御迎人形 与勘平(おむかえにんぎょう よかんべい) 大正時代 大阪市北区 大阪天満宮蔵 1躯(大阪府指定有形民俗文化財)

御迎人形 与勘平(おむかえにんぎょう よかんぺい)

御迎人形は、江戸時代から近代に至るまで、大川下流の御旅所(おたびしょ)周辺の町々が、天神祭の船渡御(ふなとぎょ)を迎えるために出した船に乗せられた人形。17点の残存が確認され、内14躯が大阪府指定有形民俗文化財となっている。衣装などが赤を基調としており、疫病除けの願いが込められていると考えられている。天神祭を描いた絵画作品のモチーフにもなっている。与勘平は、文楽人形にもあるように芝居の役柄のひとつで、「うなずき」のからくりもそなわっている。

関連行事

講演会

 「大阪の四季のまつり」

    時:7月19日(日)  午後2時より(約90分)

講    師:黒田一充氏(関西大学教授)

 

「夏祭りの仕掛け-祭り提灯・つくりもの・御迎人形-」

    時:8月1日(土)    午後2時より(約90分)

講    師:髙島幸次氏(大阪大学招聘教授・大阪天満宮文化研究所)

 

(いずれも共通)

    場:大阪歴史博物館4階講堂

定    員:250名(当日先着順、午後1時30分より受付)

参加費:300円(特別展観覧券、あるいは半券を提示の方は無料)

 

摂河泉の祭囃子~解説と実演~

    時:7月20日(月・祝) 午後2時より(約90分)

    師:森田玲氏(()「民の謡」代表・篠笛奏者)

    場:大阪歴史博物館4階講堂

    員:250名(当日先着順、午後1時30分より受付)

参加費:無料

    力:大阪府神社庁

 

展示解説

日    時:7月25日(土)・8月15() いずれも午後2時より(約30分)

会    場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室

担    当:当館学芸員 澤井浩一

参加費:無料(ただし、入場には特別展観覧券が必要)

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