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- 【報道発表資料】大阪城とエッゲンベルグ城(オーストリア)は「友好城郭」の提携を結び、記念事業を実施します
大阪城とエッゲンベルグ城(オーストリア)は「友好城郭」の提携を結び、記念事業を実施します
問合せ先:ゆとりとみどり振興局 博物館群運営企画担当(06-6615-0684) 大阪城天守閣(6941-3045)
平成21年9月18日 14時発表

大阪市では、オーストリア第2の都市グラーツにある「エッゲンベルグ城」で、豊臣秀吉が亡くなる前後の大坂城と城下町を描いた、国内にも残存例のない貴重な屏風絵(「豊臣期大坂図屏風」)が発見されたことを機に、両国・両城の友好を深め、多くの人々に大阪城とエッゲンベルグ城、大阪とグラーツの魅力を発信していくため、日本・オーストリア修好140周年にあたる本年10月、「友好城郭提携」を結ぶとともに、記念事業を実施します。
大阪城は、1983(昭和58)年に長浜城、1985(昭和60)年に和歌山城と姉妹城郭提携、2006(平成18)年に上田城と友好城郭提携を行っていますが、海外の城との城郭提携は今回が初めてとなります。
平成21年10月2日(金)に、大阪城西の丸庭園にある大阪迎賓館において、「友好城郭提携」の調印式を行うとともに、10月3日(土)・4日(日)には、天守閣前本丸広場において、「豊臣家の日本、ハプスブルク家のオーストリア~屏風がとりもつ四百年の縁(えにし)~」と題して、「秀吉が聴いた音楽会」などのコンサートやトークステージ、オーストリア物産展&観光展など、魅力たっぷりの記念イベントを開催します。
また、大阪城天守閣では、10月2日(金)から11月23日(月・祝)まで「特別展豊臣期大坂図屏風」(3階)を開催するほか、「秋の展示日本とヨーロッパの出会い」(4階)、「写真展世界遺産グラーツとエッゲンベルグ城(仮題)」(2階)を開催します。
この機会にぜひ大阪城にご来城いただき、「豊臣期大坂図屏風」が伝来したエッゲンベルグ城・グラーツの歴史や文化に触れていただくとともに、豊臣秀吉の時代、400年前の日本とヨーロッパの交流にも想いを馳せてください。
※ 調印式の詳細については、後日改めて発表させていただきます。

大阪城天守閣

エッゲンベルグ城
友好城郭提携にいたる経過
- 平成18(2006)年9月、オーストリア第2の都市グラーツにある「エッゲンベルグ城」で、豊臣秀吉が亡くなる慶長3年(1598)前後の大坂城と城下町を描いた、国内にも残存例のない、たいへん貴重な屏風絵(「豊臣期大坂図屏風」)が新たに発見された。
- 「エッゲンベルグ城」は、徳川幕府再築の現在の大阪城(1629年)と同時期(1625年)に、神聖ローマ皇帝フェルディナント2世の顧問をつとめた公爵ハンス・ウルリッヒ・フォン・エッゲンベルグが創建したものである。
- 平成19(2007)年7月、この屏風の発見に関わる関係三者、エッゲンベルグ城を含むシュタイアーマルク州立博物館ヨアネウム、関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター(文部科学省オープンリサーチセンター)、大阪城天守閣で共同研究を立ち上げ、同年9月には大阪で、平成20(2008)年8月にはグラーツで国際学術シンポジウムを開催し、いずれもメディアによって大きく報道され話題となった。
- グラーツは、16世紀の街並みがほとんどそのまま残り、旧市街全域がユネスコの世界文化遺産に登録されている。また、1586年に創設されたグラーツ大学をはじめ、いくつもの大学が存在するほか、市民の文化的教養を高めるために、グラーツの祖とされるヨハン大公が市内各所に設置した10以上の施設からなる博物館群、州立博物館ヨアネウムがあるなど、ヨーロッパを代表する文化都市としても著名であり、2003(平成15)年にはEUの文化首都にも指定されている。
- さらに、平成21(2009)年は、明治2(1869)年に明治新政府がオーストリアと修好通商条約を結んで140周年の記念の年にあたり、「日本オーストリア交流年2009」として、両国政府をあげて交流事業が行われている。大阪城とエッゲンベルグ城との友好城郭提携についても、その一環として執り行い、記念事業を開催するものである。
発見された「豊臣期大坂図屏風」

実物はエッゲンベルグ城の壁面装飾として、八曲が解体され壁にはめ込まれている。
貴重な屏風絵はこうして今日まで保存されることとなった。
事業内容
友好城郭提携調印式
オーストリア側関係者の出席のもと、友好城郭提携の調印式・レセプションを開催します。
日時 平成21年10月2日(金) 11時~13時
場所 大阪城西の丸庭園内 大阪迎賓館
友好城郭提携記念イベント
友好城郭提携を記念し、大阪城とエッゲンベルグ城、オーストリア・グラーツの歴史・文化とその魅力を広く一般に発信していくため、記念イベントを実施します。
日時 10月3日(土)・4日(日) 10時~17時
場所 大阪城天守閣前本丸広場(特設ステージ・テント)
料金 各イベントは無料、当日会場までお越しください。
主な内容 (イベント内容は別紙を参照してください。)
◇「秀吉が聴いた音楽会」
(3日・4日 15時~15時30分 演奏:中野振一郎)
豊臣秀吉が三度アンコールを所望したと伝えられる、前期バロック 音楽を再現。
日本を代表するチェンバロ奏者・中野振一郎により、400年の時をこえた音楽が大阪城に響き渡ります。
◇「チロル地方伝統の調べ チターコンサート」
(3日 11時~11時30分、13時~13時30分 演奏:恵藤美津子)
オーストリア・チロル地方発祥の民族楽器「チター」の音色をお楽しみください。
◇「ともに歌い、踊ろう。アルプス音楽コンサート」
(4日 11時~11時30分、13時~13時30分 演奏:エーデルカペッレ)
アルプスの大自然を彷彿させる、美しいヨーデルの歌声をご堪能ください。
◇「トークステージ エッゲンベルク城を語る」
(4日 13時30分~14時)
大阪城天守閣の学芸員らが、オーストリアの古都グラーツやエッゲンベルク城の魅力を語ります。
素敵な商品が当たるクイズもあわせて開催します。
◇「オーストリア物産展&観光展」
(3日・4日 10時~17時)
写真や映像を用いてオーストリアの観光展を実施するとともに、オーストリアの代表的な料理が楽しめる
飲食ブースや、ワイン・お菓子・雑貨類をお求めいただける物産ブースなどを開催します。
大阪城天守閣での特別展など
大阪城天守閣内では、友好城郭提携を記念し、「豊臣期大坂図屏風」(実物大複製)の展示公開を行う特別展のほか、
関連展示を実施します。
◇ 特別展「豊臣期大坂図屏風」
平成18(2006)年秋、オーストリア・グラーツ市にあるエッゲンベルグ城にて、豊臣時代の大坂城と城下町のようすを描いた
稀有な屏風絵が新たに発見されました。豊臣期の大坂を主題とした屏風絵としては5例目となる、きわめて貴重な作品です。
関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターの協力のもと、同センターが製作した精巧な複製と関連資料により、
この「豊臣期大坂図屏風」の魅力と価値を紹介します。
期間 10月2日(金)~11月23日(月・祝)
時間 9時~17時(土・日・祝は18時閉館)、入館は閉館30分前まで
場所 大阪城天守閣3階展示室
料金 大人600円、中学生以下無料
主催 大阪市、財団法人大阪観光コンベンション協会
特別協力 関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター
問い合わせ 大阪城天守閣 06-6941-3044
◇ 秋の展示「日本とヨーロッパの出会い」
戦国時代から天下統一の時代にかけ、東アジア海域を舞台に日本とヨーロッパとの交易が始まり、人や物の交流が活発化しました。
豊かな文化交流の歴史を、大阪城天守閣収蔵の絵画や工芸品などを通じて振り返ります。
期間 10月1日(木)~11月24日(火)
場所 大阪城天守閣4階展示室
◇ 写真展「世界遺産グラーツとエッゲンベルグ城(仮題)」
グラーツ在住のプロカメラマン、マンフレッド・ウィルマン氏とふるやせいじ氏撮影の写真で、エッゲンベルグ城と
世界遺産グラーツの魅力を紹介します。
期間 10月2日(金)~11月23日(月・祝)
場所 大阪城天守閣2階展示室
※ 開館時間、料金、問い合わせ先は特別展と同じ
その他の事業
◇ 大阪城・エッゲンベルグ城友好城郭提携記念 国際フォーラム 「豊臣期大坂図屏風の「謎」をとく」
エッゲンベルグ城博物館主任学芸員ら3名の講師が、「豊臣期大坂図屏風」の謎にせまります。
日時 11月8日(日) 13時~16時40分
場所 大阪産業創造館4階イベントホール
料金 無料(要申込み)
主催 関西大学、大阪市
問い合わせ 関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター 06-6368-0095
友好城郭提携記念イベント・チラシ
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