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- 1.ヒートアイランド現象について(大阪市の状況)
1.ヒートアイランド現象について(大阪市の状況)
[2009年3月16日]

図1 8月の平均気温分布
この図は、大阪市及び周辺のアメダス気温観測結果から推定した8月の平均気温分布図です。昭和53年~57年(1978年~1982年)の大阪市の平均気温は28.0℃で、周辺地域より約1℃高くなっています。その20年後の平成10年~14年(1998年~2002年)には29.2℃に上昇しており、また、この傾向は京阪神地区全体に広がっています。平成10年~14年(1998年~2002年)と平成17~21年(2005~2009年)には、顕著な差はみられません。

図2 1月の平均気温分布
この図は、大阪市及び周辺のアメダス気温観測結果から推定した1 月の平均気温分布図です。昭和53年~57年(1978年~1982年)の大阪市の平均気温は5.6℃で、周辺地域より約1℃高くなっています。その20年後の平成10年~14年(1998年~2002年)には、6.3℃に上昇し、周辺地域よりも高い状況は変わっていませんが、周辺地域と大阪市の気温差は、8月は0.7℃であるのに対し、1月は1.0℃であり、都市部の気温上昇は夏季よりも冬季に顕著に現れています。平成10年~14年(1998年~2002年)と平成17~21年(2005~2009年)には、顕著な差はみられません。

図3 年間の平均値の推移
大阪管区気象台が明治16年~平成21年(1883年~2010年)に測定した年間の平均気温、日最高及び日最低気温の年間平均を示したもので、年間平均気温の経年変化(*10年間移動平均)を見ると、20世紀の100年間に約2.0℃上昇しています。その上昇は1950年(昭和25年)代以降から特に顕著になっています。平成17年以降は、17.2℃~17.3℃となっており、ほぼ横ばいとなっています。
※10年間移動平均とは
年ごとの気候の変動による影響を取り除き、年平均気温の長期的な傾向を把握するため、その年を含めた10年間の年平均値を平均し、その年の平均値として示したもの。
※10年間移動平均とは
年ごとの気候の変動による影響を取り除き、年平均気温の長期的な傾向を把握するため、その年を含めた10年間の年平均値を平均し、その年の平均値として示したもの。

図4 日最低気温が25℃以上(熱帯夜)の日数の推移
この図は、大阪管区気象台が昭和6年~平成21年(1931年~2010年)の観測結果による日最低気温が25℃以上となった日数の経年変化ですが、10年間移動平均値を見ると昭和25年(1950年)から42年(1967年)にかけて増加した後、平成2年(1990年)以降に増加傾向を示しましたが、平成17年(2005年)以降は、概ね横ばいとなっています。
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