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熱版スマートグリッド「サーマルグリッドシステム」による建物間熱融通の実証実験を開始します

2014年8月12日

ページ番号:278412

概要

 大阪市では、平成23年度に「咲洲地区スマートコミュニティ実証事業計画」を策定し、計画に基づき、臨海部に位置する咲洲地区において、エネルギーの有効利用と、エネルギー関連技術の開発による事業化をめざすとともに、国際戦略特区のメリットを活かした輸出モデルの創出と海外展開、最終的には電気や熱の双方向需給などエネルギーに関する新産業創出をめざした民間主導による実証事業を進めているところです。

 この実証事業の一環として、環境省の地球温暖化対策技術開発・実証研究事業(委託事業)の採択を受けて実施している「既設熱源・電源を自立・分散型エネルギー化し鉄道網を利用した地域融通エネルギーシステムの開発」事業においては、平成24年度から、公立大学法人大阪市立大学の中尾正喜特命教授等のグループが建物間で熱エネルギーを自由にやりとり(融通)できる熱導管網「サーマルグリッドシステム※」等の研究開発を行っております。このシステムは、熱版スマートグリッドとも言え、一般的なビルで4割程度の省エネルギー化と、設備導入・運用のコスト負担を改善することが期待されます。

 このたび、平成26年8月12日(火曜日)より、「咲洲地区スマートコミュニティ実証エリア」であるATC(アジア太平洋トレードセンター)と大阪府咲洲庁舎間に構築した「サーマルグリッドシステム」の実証実験を開始します。

※サーマルグリッドシステム

 建物ごとに独立設置された空調システムや地域冷暖房等をルーティング配管で接続することにより、各負荷(空間に必要な空調の冷温熱)と各熱源(熱を生み出す機器)間を自在に熱エネルギーをやりとり(融通)し、負荷の要求に応じた異なる温度の冷温水を運ぶこととあわせて、空調の高効率化を実現する地域熱融通システム。

実証実験場所

実証実験場所

研究概要

事業効果

 この「サーマルグリッドシステム」の実証実験設備によりCO2排出量の削減効果を検証します。なお、仮にATC、大阪府咲洲庁舎、コスモスクエア駅、インテックス大阪に本システムを導入すると、約46%のCO2排出量の削減効果があると試算しています。

 この「サーマルグリッドシステム」が普及することで、空調エネルギー消費量の削減によるランニングコストの削減、CO2排出量の削減が可能となります。また、複数建物の一部の熱源設備を高性能化するだけで良いため、更新費用を抑え「まち全体」の低炭素化が実現されるものと期待されます。

今後の展開

 咲洲地区スマートコミュニティ実証事業計画に基づき、実証実験で得られた効果を検証し、民間主導による事業化を引き続き積極的にサポートしていきます。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 環境局環境施策部環境施策課エネルギー政策グループ(エネルギー政策室)

住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)

電話:06-6630-3483

ファックス:06-6630-3580

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