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熊本県熊本地方での廃棄物処理支援について

2016年5月31日

ページ番号:359740

 大阪市環境局では、(公社)全国都市清掃会議からの要請を受けて、平成28年熊本地震の被災により発生したごみの撤去を行うため熊本県熊本地方へ廃棄物処理支援隊を派遣しました。 

先遣隊の現地調査報告について

 被災地支援を効果的に行うため、使用する機材や必要人員の精査などの現地調査を行う先遣隊を派遣しました。(平成28年4月23日から4月26日)
 ※うち2名は第1次支援隊受け入れのため、4月30日まで連絡調整を行いました。

先遣隊調査による熊本市の状況

  • 衛生面から生ごみなどの生活ごみの収集を優先すると、被災ごみまで手が回らず、ごみ集積所に何日も山積みのままになっています。
  • 大きな被害が出た熊本市内は、廃棄物の収集が追い付かない状態が続いており、歩道や道路をふさいでいる場所も見受けられ、生活に支障が出ています。
  • 余震によって倒壊する恐れがある家屋や既に倒壊してしまった塀の傍など危険な場所に、使えなくなった家具やテレビなどが集積されています。
  • 衛生状態の悪化はもとより通行の妨げとなっており、また、家屋への出入りにも支障をきたすため、被災ごみを早急に撤去することが望まれている状況にあります。
現地の状況

熊本県熊本市での支援について

1 派遣期間

 平成28年4月28日(木曜日)から

  • 第1次支援隊:平成28年4月28日(木曜日)から5月4日(水曜日)まで
  • 第2次支援隊:平成28年5月4日(水曜日)から5月9日(月曜日)まで
  • 第3次支援隊:平成28年5月9日(月曜日)から5月14日(土曜日)まで
  • 第4次支援隊:平成28年5月14日(土曜日)から5月19日(木曜日)まで

2 派遣機材及び人員

 【派遣機材】
  小型プレスダンプ車3台、小型四輪車1台、車両整備部品搬送及び現地活動用車両3台

 【派遣人員】

  • 第1次支援隊:17名
  • 第2次支援隊:17名
  • 第3次支援隊:17名
  • 第4次支援隊:17名

3 支援隊の作業地域

  • 熊本市環境局東部クリーンセンターからの指示のもと、次の地区について、作業を実施しました。
  • 熊本市東区の秋津町、戸島地区、若葉地区、東野地区、下南部地区、西原地区、帯山地区など。
  • その他、市民からの要望についても柔軟に対応し、作業を行いました。

4 主な作業

  • 被災した方々が排出した家庭ごみ、粗大ごみ等の撤去及び搬送
  • 家屋外への「被災ごみ」持ち出し作業も状況に応じて実施

平成28年4月28日

 現地へ向けて第1次支援隊(17名)が出発しました。
出発の様子

平成28年4月28日から5月4日 第1次支援隊現地活動

【主な作業】

  • 震災後、収集に入れていなかった熊本市東区の秋津町、戸島地区、小山町、若葉地区などを中心に被災した方々が排出したごみの撤去及び搬送を実施。(収集量274トン)
第1次支援隊の現地での様子
第1次支援隊による作業前後の様子

平成28年5月4日から5月9日 第2次支援隊現地活動

【主な作業】

  • 土砂崩れによる通行止めなどがあり、収集に入れていなかった熊本市東区の東野、若葉、下南部地区などで被災した方々が排出したごみの撤去及び搬送を実施。(収集量204トン)
第2次支援隊の現地活動の様子

平成28年5月9日から5月14日 第3次派遣隊現地活動

【主な作業】

  • 熊本市東区の下南部、西原、保田窪、帯山地区などで被災した方々が排出したごみの撤去及び搬送を実施。
  • 大阪市は2トン車にて比較的道路幅の狭い地域を重点的に収集したほか、道路をふさいでいた被災ごみの撤去及び搬送も実施。(収集量198トン)
第3次支援隊の現地での様子

平成28年5月14日から5月19日 第4次支援隊現地活動

【主な作業】

  • 熊本市東区の西原、帯山、尾上、月出、託麻地区などで被災した方々が排出したごみの撤去及び搬送を実施。(収集量168トン)
  • 通行の妨げにならないようごみを自宅敷地内に保管しているご家庭について、ごみの持ち出しを行うなどニーズに応じた収集作業も実施。
第4次支援隊の現地での様子


平成28年5月19日(木曜日)、千葉市ほか後続の応援他都市に本市の処理支援業務を引継ぎ帰阪。

今回の廃棄物処理支援活動から得られたこと

 今回の被災地への廃棄物処理支援活動を経て、発災後のごみ収集の重要性を改めて認識したところです。当局では、これまでも災害時の対応マニュアルを整備するとともに、防災訓練等を行ってまいりましたが、今回の現地での活動経験や課題等を踏まえ、こうした取り組みの充実を図ってまいります。 また、大規模災害が発生した場合の対応等について、検討を深めてまいります。

熊本市から届いた声


  • 震災のごみを持って行ってくれたごみ収集車の方から、「頑張ってください」と言われて勇気づけられました。

  • 私はこの度の熊本地震で被災し、住宅が大きく傾いてしまいました。やっと見つかった転居先は狭く、大量のモノを処分しなくてはならないため、玄関先に積み上げていると、通りかかった「なにわナンバー」の収集車の方に収集して頂けることになりました。
    収集後、自宅の様子を見に行くと、想像以上に綺麗に片付いた光景が広がり、私が書置きしたノートには、
    「大変だと思いますががんばって下さい。微力ながら出来る限りの事やらせてもらいます。 大阪市職員一同 ガンバレ 熊本!」
    というメッセージと、ごみ収集車のペーパークラフトが置かれていました。私と妻は感動して涙を流してしまいました。ごみの中にあった子ども達のおもちゃなどを見て、ご配慮下さったのだと思います。
    この度は、熊本へ多大なご支援を下さり本当にありがとうございます。大きな力を頂きました。それは私達一家だけでは無い筈です。お気持ちに応えられる様に、頑張って生活を再建したいと思います。

  • 私は被災し、熊本市東区の避難所におりましたが、熊本の職員の代わりに、一所懸命任務当たっていただいて、時間が出来れば避難所にいる人の話を親身に聞いて頂いたり、ごみ収集車で綺麗に片付けて行ってくれたりと、本当に有難いです。熊本は気温差の激しいとこですので、体調管理に気をつけられてお仕事されて下さいね。
    熊本が元気になるにはもう少し時間がかかりそうです。でも少しでも前に進んで行く事が、恩返しにつながると思って頑張ります。大阪の皆さん、本当にありがとうございました。

  • 多くの自治体の方々から多岐にわたる御支援をいただき、すれちがう他府県ナンバーの支援車両には、時折 目頭が熱くなることもありました。
    私も“せめて これぐらいは…”と、災害ごみを 町内の ごみ置き場から数回、埋め立て処分場に運びましたが、それさえ全ては できませんでした。災害時のみならず、普段からのごみ収集の大変さをあらためて感じ、地味ながらも生活においてとても大事な作業の支援に来てくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
    今回他府県から来てごみ収集をしていただいた方々は、復興における縁の下の力持ち・ヒーローだと思います。感謝している県民は多いと思います。
    大阪市の皆さん、ごみ収集や色々な御支援ありがとうございました。

 そのほか、支援作業中の現場におきましても、被災された方々からたくさんの感謝のお声をいただいております。


(公社)全国都市清掃会議とは

 廃棄物処理事業を実施している市区町村等が共同して、その事業の効率的な運営及びその技術の改善のために必要な調査、研究等を行うことにより、清掃事業の円滑な推進を図り、もって住民の生活環境の保全及び公衆衛生の向上に役立てることを目的に活動しています。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 環境局総務部総務課総務グループ

住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)

電話:06-6630-3113

ファックス:06-6630-3580

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