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「幕末・維新150年ファイナル 西郷隆盛と西南戦争 ~大阪城の秋まつり2018~」を開催します

2018年9月14日

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 大阪城天守閣は、平成30年11月3日(土曜日・祝日)と11月4日(日曜日)の2日間、「幕末・維新150年ファイナル 西郷隆盛と西南戦争 ~大阪城の秋まつり2018~」を開催します。

 大阪城天守閣では、平成29年・30年の両年を「幕末・維新150年」イヤーとして、幕末・維新期の大坂(大阪)・大坂城(大阪城)に関する出来事や活躍した人物、ゆかりの場所などを紹介し、観光客や市民の皆様に、大阪の魅力あふれる歴史に触れていただく機会となるよう取り組んでいます。

 薩摩藩士の西郷隆盛は徳川幕府打倒に中心的役割を担い、「維新の功臣第一」と称せられましたが、その後政府の方針をめぐって、かつての盟友・大久保利通らと対立し、官を辞して下野しました。折しも政府の政策によってそれまでの特権を否定された士族らの不平が充満しており、各地で彼らの反乱が頻発しましたが、西郷隆盛率いる薩摩勢と政府軍が激突した西南戦争はその最大規模のもので、西郷軍が鎮圧され、この戦争が終了したことをもって、幕末・維新期と呼ばれる激動の時代が終わり、わが国は名実共に新たな時代を迎えることとなりました。

 今回のイベントでは、薩摩・島津家に伝えられた剣術の演武やNHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニング映像に出演の和太鼓団体による演奏のほか、西南戦争や明治維新をテーマにしたステージプログラムを行います。また、西南戦争の舞台となった地域による観光情報の発信も行い、各地の魅力を紹介します。

1.開催概要

(1)期間

平成30年11月3日(土曜日・祝日)、11月4日(日曜日)

注)雨天中止

(2)時間

11時から16時まで

(3)場所

大阪城天守閣前本丸広場(大阪市中央区大阪城1-1

(4)料金

無料(ただし、天守閣入館の際は入館料が必要)

大人600円 中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳等ご持参の方は無料

(5)主催

大阪城天守閣

2.イベント内容 (出演順)

11月3日(土曜日・祝日)

(1)立体講談「西南戦争 ~城山の決戦~」

  • 時間:11時から/14時から
  • 出演:旭堂南陵(講談師)、桜花昇ぼる(元OSK日本歌劇団トップスター)、東西屋

 上方講談界の大名跡旭堂南陵師の名調子と、元OSK日本歌劇団トップスター・桜花昇ぼる、芸能集団・東西屋によります歴史再現パフォーマンスのコラボレーションです。西郷が生涯を終えた西南戦争最後の城山の決戦を演じます。

 「岩倉遣外使節団」の一員としてフランスを訪れた薩摩藩士村田新八が同地で習得したというアコーディオンの演奏も再現します。村田新八は、西郷が城山で自決した際も西郷の前でアコーディオンを奏でたと伝えられます。

旭堂南陵 画像
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旭堂南陵

桜花昇ぼる 画像
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桜花昇ぼる

東西屋 画像
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東西屋

(2)霧島市指定無形文化財 天孫降臨霧島九面太鼓(てんそんこうりんきりしまくめんだいこ)

  • 時間:12時から/15時から
  • 出演:天孫降臨霧島九面太鼓保存会

 神話「天孫降臨」から命名された天孫降臨霧島九面太鼓は、霧島神宮の宝物として保存されている九つの面と伝え継がれる「天孫降臨」の神話をもとに、国の始まりの荘厳さと勇壮さを太鼓で表現する、鹿児島県霧島市指定無形文化財の郷土芸能です。

 現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニング映像に登場しています。

天孫降臨霧島九面太鼓 画像
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天孫降臨霧島九面太鼓

11月4日(日曜日)

(1)示現流兵法(じげんりゅうひょうほう)

  • 時間:11時から/14時から
  • 出演:公益財団法人示現流東郷財団

 示現流は、九州最強の戦国大名で、関ヶ原合戦の敵中突破でも有名な薩摩・島津家に伝えられた剣術です。東郷藤兵衛肥前守重位(とうごうとうべえひぜんのかみちゅうい)を流祖とし、現在の宗家・東郷重賢(とうごうしげたか)氏で13代目にあたります。幕末・維新期に活躍した薩摩藩士もこの剣術を用いました。西南戦争でも、白兵戦(はくへいせん・火器を使わない戦い)においては西郷軍兵士たちの使う示現流が政府軍を大いに悩ませたと伝えられます。

示現流兵法 画像
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示現流兵法

(2)和太鼓コンサート「明治維新150年 平成最後のTAIKO維新」

  • 時間:12時から/15時から
  • 出演:打打打団 天鼓(だだだだん てんこ)
 打打打団 天鼓は、舞台芸術家・伊瑳谷門取(いさやもんどり)氏によって創設された和太鼓グループで、演出家・北林佐和子氏によるエンタテイメント性に溢れたドラマティックな演出が注目を集め、日本だけでなく世界各地でも多数の公演を行っています。今回は「西南戦争」をテーマに、西郷隆盛の国を想う志を勇壮な和太鼓で表現します。
打打打団 天鼓 画像
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打打打団 天鼓

3.同時開催イベント

(1)ゆかりの地の魅力展

 西南戦争の舞台となった鹿児島・宮崎各県の観光情報や特産品を紹介します。また、昨年大阪城と友好城郭提携を結んだブルターニュ大公城の所在地であり、明治5年(1872年)には岩倉具視・木戸孝允・大久保利通・伊藤博文らの「岩倉遣外使節団」も訪れたフランスのブースも出展します。

  • 日時:平成30年11月3日(土曜日・祝日)、11月4日(日曜日) 11時から16時まで
  • 場所:大阪城天守閣前本丸広場(大阪市中央区大阪城1-1
  • 出展:鹿児島県、宮崎県、フランスブース

(2)豊臣石垣公開プロジェクトのPRブース

 豊臣石垣公開プロジェクトの紹介のほか、普段は非公開の、大阪城本丸広場にある昭和34年発見の豊臣石垣を公開し、地上から覗き込んでご覧いただきます。

  • 日時:平成30年11月3日(土曜日・祝日)、11月4日(日曜日) 10時から16時まで
  • 場所:大阪城天守閣前本丸広場(大阪市中央区大阪城1-1
  • 問合せ先:太閤なにわの夢募金実行委員会 06-6469-5164

4.その他

  • イベント内容は予告なく変更または中止になる場合がございます。
  • 雨天の場合は中止となります。天候不良の際は大阪城天守閣までお問い合わせください。
  • イベントの詳細は大阪城天守閣ホームページにも記載します。

問合せ先

大阪城天守閣

(参考)西南戦争

 西郷隆盛は、明治新政府樹立後、要職を辞して故郷に戻り藩政改革に取り組んでいましたが、近代国家の確立には西郷の力が必要だと考えた盟友・大久保利通の求めに応じて上京し、政府に参議として加わりました。西郷・大久保らの働きにより、政府は明治4年(1871年)の廃藩置県など新しい時代に向けての政策を実行していきますが、明治6年(1873年)に外交政策をめぐって二人は対立、西郷は政府を去ることになりました。

 帰郷した西郷は鹿児島に「私学校」を設立し後進の育成にあたっていました。一方この頃、大久保が主導する政府への不満が高まり、佐賀の乱、神風連の乱(熊本)、秋月の乱、萩の乱など、各地で不平士族の反乱が勃発します。西郷は当初これらの潮流とは距離を置いていましたが、自らの教え子である「私学校」の生徒の暴発をきっかけに反乱の渦へと巻き込まれ、反政府の最高指揮者として戦いに身を投じることになりました。

 明治10年(1877年)2月、約13,000人の西郷軍は、西郷隆盛暗殺計画の真偽を糺(ただ)すため、東京を目指して鹿児島を進発し、政府軍が駐留する熊本城(熊本鎮台)を取り囲んだものの、兵力や武器・弾薬が次々と補給される政府軍を前に次第に劣勢となりました。熊本城近郊の田原坂での決戦に敗れたのちは、九州各地で敗戦を重ね、政府軍が押さえていた鹿児島を辛うじて奪還し、中心部の城山に立て籠りました。しかし、政府軍の攻撃により被弾していた西郷はここで最期を悟って自決、側近の別府晋介が介錯して、西南戦争は終結しました。

 大村益次郎の構想により、大阪城には明治3年(1870年)8月に陸軍所(のちの陸軍省)が置かれ、兵学寮の陸軍学舎、軍医学校、教導隊なども城内に設置されるなど、わが国の陸軍の拠点となり、それらが東京に移ってからも、大阪城は東京・仙台・熊本とならぶ四鎮台の一つ「大阪鎮台」となりました。西南戦争の際には政府軍の本営が置かれ、政府軍は大阪城から出撃していきました。戦後、大阪城南郊の真田山に、西南戦争で戦死した政府軍兵士の慰霊のため、わが国初の陸軍墓地が営まれました。

 西南戦争は日本最後の内戦と言われ、この戦いにより源平の時代から続いた武士(さむらい)の世が終焉(しゅうえん)を迎えました。

錦絵新聞 鹿児島県まことの電知(しらせ)初号の画像
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錦絵新聞 鹿児島県まことの電知(しらせ)初号
(大阪城天守閣所蔵)

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