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大阪歴史博物館 特別展「はにわ大行進―長原古墳群と長原遺跡―」を開催します(平成31年1月26日(土曜日)から3月17日(日曜日)まで)

2018年11月2日

ページ番号:451636

 大阪歴史博物館では、平成31年1月26日(土曜日)から3月17日(日曜日)まで、6階特別展示室において、特別展「はにわ大行進―長原古墳群と長原遺跡―」を開催します。
 大阪市平野区の南部には、旧石器時代から始まる大複合遺跡である長原遺跡が広がっています。発掘調査は昭和49年(1974年)から始まり、古墳時代には200基を超す規模の長原古墳群や、多彩なモノ作りを行った集落(居住域)のようすが明らかになってきました。本展ではそのような墓葬(ぼそう)・生活・生産に注目し、大阪の古墳時代を展観します。
 第1章では長原古墳群を特徴づける形象埴輪や円筒埴輪を一堂に会し、長原高廻り1・2号墳の船形埴輪(国指定重要文化財)を中心に、近畿地方で出土した主な船形埴輪も展示します。第2章では古墳時代前期末から後期(4世紀後半~6世紀)にかけて形成された長原古墳群の全貌を4期に分けて紹介します。第3章では長原古墳群に葬られた人々が暮らした集落跡としての長原遺跡を紹介します。
 百舌鳥・古市古墳群などの大古墳群と同時期に営まれた長原遺跡を通じて、古墳時代の先進地であった大阪の姿をご覧いただきます。

開催概要

1 名称

 特別展「はにわ大行進―長原古墳群と長原遺跡―」

2 開催期間

 平成31年1月26日(土曜日)から3月17日(日曜日)まで。火曜日休館

3 開館時間

 午前9時30分から午後5時(会期中の金曜日は午後8時まで。入館は閉館の30分前まで)

4 会場

 大阪歴史博物館 6階特別展示室

 大阪市中央区大手前4-1-32

 (最寄駅)Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅2号・9号出口、大阪シティバス「馬場町」バス停前

5 観覧料

 【特別展のみ】大人1,000円(20名以上の団体割引料金は、900円)、高校生・大学生700円(20名以上の団体割引料金は、630円)
 【常設展との共通券】大人1,500円(20名以上の団体割引料金は、1,440円)、高校生・大学生1,030円(20名以上の団体割引料金は、990円)
 なお、中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明証提示)、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。

6 展示資料数

 約450点

7 主な展示資料

(1) 船形埴輪(ふながたはにわ)【国指定重要文化財】

 長原高廻り(ながはらたかまわり)2号墳は直径21メートルの円墳で、家・甲冑・盾・靱(ゆぎ)・衣蓋(きぬがさ)・船などの豊富な形象埴輪が出土しました。船形埴輪は周溝の底から横倒しの状態で見つかり、ほとんどの破片がそろっていることから、当初から周溝に置かれていたと推定されています。船底部は丸太を刳り抜き、舷側(げんそく)に板材を立て、船首と船尾が二股に分かれた凖構造船を模していると考えられます。前後の正面には盾形の波切板(なみきりいた)(竪板(たていた))をつけ、船内には甲板や隔壁を設置します。両舷側の中央部にはオールを掛けるピボットが4対あり、8人以上で漕ぐ大型船の姿を彷彿とさせます。近畿地方の船形埴輪のなかでも他に類を見ない造形で、他の埴輪群とともに国指定重要文化財に指定されています。

船形埴輪(ふながたはにわ)
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船形埴輪(ふながたはにわ)国指定重要文化財
古墳時代中期初頭(4世紀後葉~末)
長原高廻り2号墳出土
全長128.7センチメートル
文化庁蔵・大阪歴史博物館保管

(2) 短甲形埴輪(たんこうがたはにわ)と草摺形埴輪(くさずりがたはにわ)【国指定重要文化財】

 短甲(たんこう)とは、胴体を防御するための武具です。長原高廻り2号墳の短甲形埴輪は長方形の鉄板を綴じ合わせた長方板革綴短甲(ちょうほうばんかわとじたんこう)を簡潔に表現し、外面に赤色顔料を塗っています。下部には短い円筒状の脚台がつきますが、外面調整が粗いままで顔料も塗られていないことから、草摺形埴輪に差し込んで立てられていたと推定されます。草摺とは腰回りを守る武具で、裾がスカート状に広がるように革帯を紐で綴って作られますが、この埴輪には実物によくみられる鋸歯文(きょしもん)の刺繍が線刻で表現されています。長原高廻り1号墳と2号墳からはこのような短甲形埴輪と草摺形埴輪が合計3組見つかっています。

短甲形埴輪(たんこうがたはにわ)と草摺形埴輪(くさずりがたはにわ)
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短甲形埴輪(たんこうがたはにわ)と草摺形埴輪(くさずりがたはにわ) 国指定重要文化財
古墳時代中期初頭(4世紀後葉~末)
長原高廻り2号墳出土
全高48センチメートル
文化庁蔵・大阪歴史博物館保管

(3) 玉作り(たまつくり)関係資料

 古墳時代の長原遺跡では、玉作りや土器作り、鍛冶(かじ)、漆工(しっこう)など様々なモノ作りが行われていました。玉作りでは製作工程がわかる勾玉(まがたま)や管玉(くだたま)の材料や、砂岩製砥石(といし)などが見つかっています。石材は、濃緑色の硬い碧玉(へきぎょく)や淡緑色で軟らかい緑色凝灰岩(ぎょうかいがん)が使われています。玉は原石から大まかな形に荒割りされ、さらに細かな打撃によって形を整えられたのち砥石で研磨されますが、見つかった石材のほとんどは研磨される前の未製品でした。5世紀の古墳に副葬される玉類の製作工程がわかる貴重な例です。

玉作り(たまつくり)関係資料
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玉作り(たまつくり)関係資料
古墳時代中期(5世紀)
長原遺跡出土
左下の砥石の長さ5センチメートル
大阪市教育委員会蔵・大阪文化財研究所保管

8 関連行事

(1) 記念講演会「発掘45周年 長原古墳群と長原遺跡」

  • 日時:平成31年2月23日(土曜日)午後1時から午後4時まで(受付は午後0時30分から)
  • 講演1:「集落から探る長原古墳群の被葬者像」 講師:大庭 重信(大阪文化財研究所 学芸員)
  • 講演2:「長原古墳群と政権」 講師:高橋 工(大阪文化財研究所 学芸員)
  • 会場:大阪歴史博物館 4階講堂
  • 定員:250名(当日先着順)
  • 参加費:300円(特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)

(2) 学芸員による展示解説

  • 日時:平成31年2月2日(土曜日)、16日(土曜日)、3月2日(土曜日)各回とも、午後2時から30分程度
  • 講師:松本 百合子(当館 学芸員)
  • 会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室
  • 参加費:無料(ただし、入場には特別展観覧券が必要です。)
  • 参加方法:当日直接会場へお越しください。

9 主催

 大阪歴史博物館、大阪文化財研究所

10 問合せ先

 大阪歴史博物館
 電話 :06-6946-5728 ファクシミリ:06-6946-2662 ホームページ:http://www.mus-his.city.osaka.jp/

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