結核健診（結核定期健康診断）について

結核は決して過去の病気ではありません。
今でも、年間約500人の大阪市民が新たに結核にかかっています。（令和4年末時点）
また、最近では高齢者や外国生まれの結核患者が増えています。

結核は、早期発見・早期治療が大切です。
結核と診断されても、複数の薬を6か月から9か月間、毎日きちんと飲めば治ります。

年に1回は結核健診（胸部エックス線検査）を受け、「咳・たんが2週間以上続く」「微熱」「倦怠感」など気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

※結核定期健康診断は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律（平成10年法律第114号）第53条の2に規定されています。

（参考）結核（Tuberculosis）とは　|　公益財団法人結核予防会結核研究所 (jata.or.jp)

保健福祉センターでは、学校や職場で健診機会のない15歳以上の方々に、胸部エックス線撮影による結核健診を無料で行っていますので、ぜひご利用ください。

※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令（平成10年政令第420号）第12条にて、65歳以上の方は、年1回の結核健診を受けることが義務付けられています。

健診の結果について、異常が認められない場合は通知しません。
医療機関での精密検査が必要な方には、検査後約2週間以内にご連絡いたします。　

• 費用は無料です。
• 予約はいりません。
• 妊娠中および妊娠の可能性のある方はご遠慮ください。
• 着衣のまま撮影しますので、ボタンや金具のある下着はなるべくお避けください。
• 一部のインスリンポンプおよび持続グルコース測定器を装着した状態での胸部エックス線撮影はできません。
  （参考）検査時のインスリンポンプおよび持続グルコース測定器の取り扱いに関するお知らせ｜公益社団法人日本糖尿病協会 (nittokyo.or.jp)

　※ 日程はホームページ作成時点のものです。受診の際には、今後の追加・変更分を当該区保健福祉センターに確認していただきますようお願いします。
　各区保健福祉センター所在地一覧

外国語（がいこくご）で結核（けっかく）のリーフレット（りーふれっと）をつくりました。

結核（けっかく）を早（はや）く見（み）つけるため、年（ねん）に1回（かい）は胸部エックス線検査（きょうぶえっくすせんけんさ）をうけましょう。