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大阪市から麻しんの流行をなくそう!~麻しん・風しんの予防接種を受けましょう~

2023年12月26日

ページ番号:20547

 麻しんは、感染力が非常に強く、麻しんの免疫のない人が麻しん患者と接触すると、その9割以上が感染するといわれています。また、肺炎や脳症などの合併症を起こして重症化することがある病気です。
 近年では、海外の流行国からの訪問者や海外渡航者が国内で感染を拡げてしまう集団感染の事例が報告されています。

 風しんは、麻しんと同様に感染力が強く、インフルエンザの2~4倍といわれています。成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認める等、小児より重症化することがある病気です。
 さらに、免疫のない女性が、妊娠初期に感染すると、白内障・心疾患、難聴などの障がいをもつ先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれることがあります。たとえ、ご自身が妊娠していなくても、もし感染した場合、免疫のない妊婦さんにうつしてしまう危険性があります。

 麻しん・風しんの発症はワクチンを生涯で2回接種することで予防できるといわれています。これまでの麻しん患者、風しん患者をみても、予防接種を受けていない、不明、または1回のみと、ほとんどの方が2回の予防接種を受けていませんでした。自分が感染しないためだけでなく、他人に感染させないためにも予防接種を受けましょう。

定期接種対象者

定期接種対象者(無料で接種できる年齢)
1期生後12か月から生後24か月に至るまでの方(2歳の誕生日の前日まで)
2期小学校就学前の1年間(年長児)

接種費用

無料(大阪市負担)
※定期予防接種の対象者が、大阪市と契約している医療機関で接種を受ける場合に限ります。なお、定期予防接種対象期間を過ぎると有料になりますのでご注意ください。

予診票

※予防接種手帳の予診票をお使いください。
※転入や紛失などで、予診票がお手元になく、再交付等を希望する場合は、お住まいの区の保健福祉センター(保健福祉課または健康課)の窓口に年齢がわかるもの(母子健康手帳又は健康保険証など)をご持参ください。

接種方法

 予防接種委託医療機関に電話で予約をいれ、予防接種実施申込書に記入し、予診票を提出し、接種を受けてください。委託医療機関がわからない場合は、接種を希望する医療機関の所在区の保健福祉センター(保健福祉課、または健康課)に電話でご確認ください。

麻しん・風しんの病気・ワクチン・副反応について
予防接種の注意事項について

接種実施医療機関

 接種可能な市内の医療機関を公表します。事前に、診療日時や予約の有無などをご確認ください。
※医療機関名簿は、最新情報に基づき随時変更しています。
・接種実施医療機関名簿

ご活用ください

副反応が起こった場合

 予防接種後、まれに副反応が起こることがあります。予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をもってひどく腫れたり、体調変化が現れた場合は、速やかに接種した医師(医療機関)の診察を受けてください。予防接種法に基づく予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合は、救済給付を行う制度がありますのでお住まいの区の保健福祉センター(保健福祉課または健康課)にご連絡ください。第三者により構成される疾病・障害認定審査会により審査が行われ、厚生労働大臣がワクチンの接種による健康被害と認めた場合は、大阪市より給付が行われます。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ

住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)

電話:06-6647-0656

ファックス:06-6647-1029

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