大阪市の母子保健事業（乳幼児健康診査）

　大阪市では、妊婦や乳幼児の健康の保持及び増進を図るために、母子保健法に基づいた健康診査、保健師による妊娠・出産・育児に関する保健指導など、さまざまな支援を行っています。その中で、乳幼児健康診査に関するデータを紹介します。

　出生率などの母子保健に関する大阪市のデータは、大阪市の出生に掲載しています。

　3か月児・1歳6か月児・3歳児に対し、健康診査（身体計測、医師による診察・個別相談等）を行い、各診査の結果等により必要な方には、発達相談、精密健康診査等を行います。また、1歳6か月児・3歳児健康診査受診者のうち、希望者に対し、2001年度より歯へのフッ化物塗布を行っています。

　大阪市における2010年度から2022年度までの3か月児健康診査受診率の推移を、折れ線グラフで表しています。

　3か月児健康診査の受診率は2020年度は低下しましたが、2022年度は前年度と比較して上昇しています。

資料：2010・2015・2020・2022年度：大阪市健康局調

　大阪市における2010年度から2022年度までの3か月児健康診査受診時の栄養状況の推移を帯グラフで表しています。

　「母乳栄養」の割合は最近では低下しており、「母乳と人工（ミルク）の混合栄養」の割合は上昇傾向、「人工（ミルク）栄養」の割合は低下傾向から転じて最近では上昇しています。

　大阪市における2010年度から2022年度までの1歳6か月児健康診査受診率の推移を、折れ線グラフで表しています。

　1歳6か月児健康診査の受診率は2020年度は低下しましたが、2022年度は上昇しています。

　大阪市における2010年度から2022年度までの1歳6か月児歯科健康診査結果の推移を、折れ線グラフで表しています。

　1歳6か月児歯科健康診査における「う歯のない児の割合」は上昇しています。

　大阪市における2010年度から2022年度までの3歳児健康診査受診率の推移を、折れ線グラフで表しています。

　3歳児健康診査の受診率は2020年度は低下しましたが、2022年度は上昇しています。

資料：2010・2015・2020・2022年度：大阪市健康局調

※　当該年度は対象年齢の変更（3歳2～3か月児→3歳3～6か月児）のため、対象者数が例年に比較し減少しています。

　大阪市における2010年度から2022年度までの3歳児歯科健康診査結果の推移を、折れ線グラフで表しています。

　3歳児歯科健康診査における「う歯のない児の割合」は上昇しています。

資料：2010・2015・2020・2022年度：大阪市健康局調

※　当該年度は対象年齢の変更（3歳2～3か月児→3歳3～6か月児）のため、対象者数が例年に比較し減少しています。

　乳幼児健康診査は、お住まいの区の保健福祉センターにおいて実施されています。お子さんの健康や発達の状態を正しく知り、これからの育児を考える良い機会です。必ず受診しましょう。また、ご都合がつかない場合は、お住まいの区の保健福祉センターへ必ずご連絡ください。

• 乳幼児健康診査［大阪市ホームページ］
• 育児を応援する行政サービスガイド「すくすく」［大阪市ホームページ］