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感染予防方法 コンドームを使おう

2024年3月21日

ページ番号:352620

感染を防ぐためには、相手の精液、膣分泌液、血液が自分の性器などの粘膜に直接触れないようにすることが大切です。感染予防には、コンドームを正しく使うことが有効です。(梅毒や性器ヘルペスウイルス感染症など、コンドームを使用しても完全には予防できない性感染症もあります。)

※ピルは避妊薬のため、服用しても性感染症は予防できません。

また、予防接種も感染予防方法の1つです。予防接種には、A型肝炎やB形肝炎、他にも尖圭コンジローマや子宮頸がんの予防にHPVワクチンがありますが、いずれも任意接種です。(B型肝炎、HPVワクチンは一部接種年齢対象者は定期接種として接種できます。定期予防接種については「予防接種法による定期の予防接種一覧」をご覧ください。)

予防行動がとれていない方、性風俗産業の従事者など感染リスクの高い方は、定期的に検査を受けましょう。早く見つけて、治療を行うことも感染予防になります。

コンドームの使い方のポイント

・挿入前から使用する。

射精する前でも、精子や分泌液はペニスから出ます。射精前でもペニスが性器の粘膜に触れていれば、妊娠や性感染症に感染 する可能性があります。

・性用具など、体液のつくものは共用しない。

出血を伴うような、セックスはしない。

・オーラルセックスのときも、コンドームを使う。

2重にして使わない。

2重にするとコンドーム同士がこすれて破れやすくなります。

コンドームの正しい使い方

コンドームのつけ方を説明したイラスト
  1. どんな種類のものを使うか決める。(使用期限やサイズを確認する)
  2. 包みの端にコンドームを寄せ、完全に袋を破ってから中身を取り出す。
  3. 表裏を確認する。
  4. 精液だまりをつまんで、空気を抜く。
  5. そのまま爪で傷つけないよう根元までかぶせる。(コンドームを2枚重ねて使用すると破損することがある)
  6. 根元に余った皮にもかぶせるため、いったんコンドームごと上に包皮を引っ張り上げ、皮が伸びたところでコンドームを根元までかぶせる。
  7. 射精したらすぐにコンドームの端を押さえ、ペニスを抜く。(時間がたつと、ペニスが縮み、コンドームの中に残っている精液が漏れ出てしまう)
  8. 精液が外にこぼれないよう、コンドームの端を結び、ティッシュに包んでゴミ箱へ。

コンドームの保管や取り扱いに注意!

コンドームの保管や取り扱い方を説明したイラスト

圧力や摩擦に弱い

財布やバックに直接入れず、ハードケースを利用する。

熱に弱い

直接日光に当たるところや、高温になりやすい車内などを避ける。

・尖ったものに弱い

あらかじめ爪を切っておく。オーラルセックスの際に使用したときは、挿入前にも着け替える。

・油に弱い

ベビーオイルやクリームは使用せず、水溶性のローションを使う。口紅にも注意。

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