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腸管出血性大腸菌感染症-O157、O111、O26など

[2012年1月31日]

例年、5月~10月にかけて、多くの人が腸管出血性大腸菌に感染します。
平成19年には腸管出血性大腸菌感染症による集団感染が発生し、うち1名が死亡するという事例がありました。
腸管出血性大腸菌に感染した人では、生の食肉を食べているケースが多く見られます。子どもや高齢者など、抵抗力の弱い人は特に注意をしてください。

【参考】
腸管出血性大腸菌の全般的なことについて詳しく知りたい方:
厚生労働省「腸管出血性大腸菌Q&A」別ウィンドウで開く

腸管出血性大腸菌感染症年別発生状況

 2007年~2011年大阪市内の腸管出血性大腸菌感染症の発生届出数


腸管出血性大腸菌感染症年齢別・性別発生状況

 2011年大阪市内の腸管出血性大腸菌感染症の年齢別・性別発生届出数

特徴

  • 菌に汚染された飲食物や、患者の糞便で汚染されたものが口から入って感染する。
  • 非常に少ない菌数で感染する。
  • 大腸で増殖するときに毒素を産生する。
  •  2~14日と潜伏期間が長い。

症状

  • 激しい腹痛と水様性下痢
  • 血便
  • 吐き気、嘔吐、発熱などを併発する場合もあります。
  • 乳幼児や高齢者では重症化し、溶血性尿毒症症候群(HUS)、または脳症等の合併症を起こすことがあります。

HUS:尿の量が少なくなったり、浮腫、貧血、意識障害などがおこります。下痢・腹痛などになってから数日~2週間以内に発症することが多い。

【参考】
病気について詳しく知りたい方:
国立感染症研究所感染症情報センター「腸管出血性大腸菌感染症」別ウィンドウで開く

治療法について詳しく知りたい方:
厚生省(現厚生労働省)保健医療局結核感染症課「一次、 二次医療機関のための腸管出血性大腸菌(O157等)感染症治療の手引き(改定版)」別ウィンドウで開く

予防

  • 生肉には要注意!
    特に子どもや高齢者など抵抗力の弱い人は、食べないようにしましょう。
  • 食品は内部までよく焼いて食べましょう。(中心温度が75℃以上で1分間以上) 
  • 焼肉やすき焼きの時、生肉を触る箸と食事用の箸は別にしましょう。
  • 調理や食事前、用便後は必ず石けんで手をよく洗いましょう。 
  • まな板・包丁などの調理器具は必ずよく洗い、消毒しましょう。

 感染症ワンポイント O157など食中毒は家庭でも発生します。

二次感染の防止

  • 便を処理する時は、使い捨て手袋を使い、処理後は手袋をはずし、石けんで手をよく洗ってください。乳幼児や高齢者のオムツ交換時は汚染に十分注意してください。
  • 患者さんの便で汚れた衣類は、便を取り除き、汚れを落としましょう。他の家族のものとは別に洗濯します。消毒が必要であれば、約500から1000ppm(5%濃度なら50から100倍)に薄めた塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)に30分以上つけ置きします。その後、普通に洗濯します。塩素系消毒薬で色落ちする可能性もあるので、ご注意ください。あるいは、熱湯で煮沸しても十分効果があります。
  • トイレの消毒は、便座、便器の水洗の取っ手、ドアノブ、手すり等を定期的に清掃し、0.1から0.2%の逆性石けん(塩化ベンザルコニウム)などで拭きます。消毒薬の散布や噴霧は適しません。  
  • 入浴はまずおしりを石けんでよく洗ってから入ります。症状のある時は、できればシャワーだけにし、回復後1週間は入浴順序を最後にしましょう。
  • タオルの共用はやめましょう。
  • ビニールプール等を利用して水遊びをする時には、こまめに水を入れ替え、使用時ごとに水を交換しましょう。下痢の人は水に入らないようにしましょう。
  • 腸管出血性大腸菌感染症の患者等は、法律により、飲食物に直接接触する業務に従事することはできません。

消毒方法について

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ご活用ください

このページの作成者・問合せ先

大阪市健康福祉局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ

住所: 〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)

電話: 06-6647-0656 ファックス: 06-6647-1029

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