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調査研究課(都市環境グループ - 土壌・廃棄物処理部門)の業務紹介
土壌・廃棄物処理部門では、土壌環境の保全や
市民生活に密接に関わる廃棄物の適正処理や
循環型社会の形成に向けて、
・ ごみの減量化
・ 廃棄物の有効利用
・ 資源回収・リサイクル
などを促進するための技術やシステムの開発研究を行っています。
また環境負荷を低減できる廃棄物処理技術の開発を目指して、
・ ごみの焼却や埋立などの処理における
環境汚染物質の排出低減方法、
・ 廃棄物の無害化、安定化の方法
・ 省エネルギー対策
についても研究しています。
さらに、土壌汚染や臭気汚染の解決のために、
・ 土壌修復法や
・ 防臭・脱臭方法の開発研究にも
取り組んでいます。
1. ごみの処理は永遠の課題です
ごみは、日常生活や産業活動と切っても切れないものです。
大阪市では、家庭や事務所などから一般廃棄物といわれるごみが
年間118万トンも発生しています。
これらは収集車で集められて、
大阪市の清掃工場で焼却処理がされています。
ごみには、不要物が排出されるため、
さまざまなものが入っています。
大阪市では、昭和30年代後半から
近代的なごみ焼却工場を建設して、
確実なごみ処理を行ってきました。
また、ダイオキシン類の問題などにも対応して、
設備の改善をしています。

炭素・水素分析装置
これまで、ごみの組成に関する調査を
長年にわたって続けてきましたが、
これが大阪市の工場設計の基礎資料となっています。
また、工場が原因となる可能性がある環境問題にも、
時代を先取りする形で取り組み、処理方法などを開発してきました。
ごみは、決してなくなることはありません。
また、時代の変化によって新たな問題が発生してきます。
今後もごみ減量など
大阪市のごみ問題の解決に向けて努力していきます。
2. 資源循環型社会をめざして

私たちが日常生活で使っているものは、全て資源から作られます。
資源の中には、
「再生可能資源」(木材のように、植林をするとまた利用できるもの)と、
「枯渇性資源」(石油や銅などのように地球から掘り出すとなくなるもの)があります。
今、私たちの送っている豊かな生活は、
大量の枯渇性資源の消費によって成り立っています。
枯渇性資源には限りがあり、
資源を使い続けるとなくなってしまうということが
いよいよ現実味を帯びてきました。
このため、使った資源を再び利用する
循環型社会になる必要があるといわれています。
当担当では、循環型社会を作るため、
資源のリサイクルに関する研究に取り組んでいます。
一例として、食品の製造、販売過程では、
調理くずや売れ残り商品などの食品廃棄物が発生しますが、
これを再利用する方法の検討をしています。
・ 事務所などで、捨てるにはもったいないごみが
多量に出ているのでリサイクルしたい
・ 地域活動でリサイクルをやりたいが
どうしていいかわからない
といったときには、当担当に相談してください。
きっとお手伝いできることがあると思います。
電話:06-6771-3190
3. 足元の環境を見る-土壌環境測定-
私たちが日ごろ、踏みしめている土について考える機会は
それほど多くないかもしれません。
しかし、土壌は様々な生物の住みかとなり、
農作物を育てるなど、
非常に重要な役割を果たしています。
当担当では、土壌の環境保全という観点から、
土壌汚染に関する調査研究を行っています。
土壌汚染物質には、重金属や揮発性有機化合物などがありますが、
法律で定義する「土壌汚染」は、
人の活動に伴って生ずる汚染に限定されます。
しかし、重金属などは、人類の活動前から環境中に存在しており、
人の活動が原因であるかを判断する必要があります。
そこで、人為的に汚染されていないと考えられる大阪市の地下土壌を採取して
汚染物質の分析を行い、存在量を把握しました。
この結果は、大阪市における土壌汚染の
判断基準のひとつになるものです。
また、土壌汚染が発見された場合には、その処理だけではなく、
汚染の拡大を防ぐためにも発生源を特定し対策を施す必要があります。
そのため、発生源を推定するための方法の検討も行っていきます。

土壌の溶出試験

原子吸光光度計
4. 悪臭をなくすために
においは、私たちの生活にとって関わりの深いものです。
食べ物をおいしく食べるということにも深く関わっていますし、
良いかおりは私たちの心を穏やかなものにします。
一方で、不快と感じられるにおい(悪臭)は、
日常生活の快適性を脅かすものとして排除する必要があります。
特に工場から排出される悪臭に対する苦情は多く、
公害苦情の中でも大きな比率を占めています。
当担当では、これまで、
悪臭の測定や対策手法の研究開発を行ってきました。
悪臭の測定では、悪臭防止法に定められている物質をはじめとして、
個別の物質濃度については機器による分析を行います。
そして、実際に鼻を用いた測定法(嗅覚測定法)を併用して、
実際の苦情を反映した形での評価を行います。
また、新しい測定技術の検討や、
より簡便な臭気評価手法の検討も行っています。
対策は、悪臭の発生源及び悪臭の種類が多岐にわたることから、
発生源に即した適切な手法をとる必要があります。
このため、研究所では必要な技術に関する相談や情報提供、
技術開発や改良にも取り組んでいます。
調査研究課(都市環境グループ)
このページの作成者・問合せ先
大阪市健康福祉局環境科学研究所調査研究課都市環境グループ
住所: 〒543-0026 大阪市天王寺区東上町8番34号
電話: 06-6771-3190 ファックス: 06-6772-0676













