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~野良ねこによる問題解決を目指して~「所有者不明ねこの適正管理推進事業」を実施しています

[2010年11月22日]

 大阪市では、所有者不明のねこ(いわゆる野良ねこ)を原因とする生活環境被害や無責任なエサやり行為による近隣トラブルなどの問題解決を目指して、地域のみなさんと行政が協働して取り組んでいく「所有者不明ねこの適正管理推進事業」を実施しています。
 この事業は、所有者不明ねこをこれ以上増やさない、そして、地域住民とねこが共生するという考え方に基づき、地元の合意のもと、ねこの避妊去勢手術を行い、その一代限りの命となったねこを、地域のねことして地域のみなさんが主体となって適正に管理する取組みです。この取組みにより、所有者不明ねこによる様々な生活環境被害やねこの数が減っていくことが期待できます。

 このように、地域において適正に飼育管理されるねこのことを一般的には「地域ねこ」 と言いますが、大阪市では『街ねこ』と呼ぶことにしています。

実施要綱

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 本事業については、リーフレット『野良ねこの問題解決を目指して』でわかりやすく紹介しています。各生活衛生監視事務所及び各区保健福祉センターの担当窓口でも配布しております。

事業周知リーフレット

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所有者不明ねこによるさまざまな問題


 近年、都市化に伴う住宅の過密化を背景として、所有者不明ねこ(いわゆる野良ねこ)による生活環境被害の発生などが全国的に社会的な問題となっています。
 大阪市においても所有者不明ねこに関する市民のみなさんからの苦情相談は非常に多く、特にふん尿や鳴き声、ごみを散らかすなどの生活環境被害に関するものがほとんどです。
 これは、ねこが繁殖して増えたり、結果をかえりみずに無責任にエサを与える行為など、所有者不明ねこをめぐる好ましくない事態が多くの地域で発生していることが要因だと考えています。

ひとつの大切な命

 「動物の愛護及び管理に関する法律」では、すべての人が『動物は命あるもの』であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするだけでなく、人と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うことを基本原則に定めています。
 所有者不明ねこも、元々は飼われていたねこが、捨てられたり、逃げ出したり、増えたりした不幸なねこたちなのです。


 また、大阪市に収容され殺処分されるねこのほとんどは、避妊去勢手術をしていないために生まれてきた、生まれて間もない所有者不明の子ねこなのです。ねこの繁殖力は非常に旺盛で、1年に2~3回出産し、すぐに増えてしまいます。これ以上、不幸な命を増やさないためには、まず避妊去勢手術をすることが大変重要です。

注目されている所有者不明ねこ対策


 所有者不明ねこによる問題解決のために、これまではあまり有効な対策はありませんでしたが、最近、「地域ねこ活動」といわれる取組みが注目されています。これは、環境省も推奨している活動であり、現在、大阪市が実施している「所有者不明ねこの適正管理推進事業」は、まさにこの活動を取り入れた事業です。 
 ねこが好き、ねこが嫌い、ねこを排除したくはないが生活環境被害を受けて困っているなど、みなさんのお考えはさまざまです。一度、地域のみなさんでこの取組みについて話し合ってみてはいかがですか?

必要なのは “地域のみなさんの力!”


 事業の実施にあたり地域のみなさんに次のことをしていただきます。
・地域での合意形成と活動を円滑に進めるためのルールづくり
・避妊去勢手術費用の一部負担(オス・メスともに1匹あたり
 5,000円を地域で負担していただきます。)
(避妊去勢手術した「街ねこ」は耳をV字カットしています。)
・ルールに基づいた「街ねこ」の適正な飼育管理(特に、エサの食べ残しの後片付けとトイレなどを設置してふん尿の清掃の
徹底をお願いします。)

大阪市の役割

 大阪市は次のとおりみなさんの活動のお手伝いをします。
・地域住民や関係者の理解を得るために地域における説明会に参加して地域での合意形成とルールづくりを支援します。
・事業活動が円滑に行えるよう、地域への助言を行います。
・避妊去勢手術を公益社団法人大阪市獣医師会と協力して実施します。 
・避妊去勢手術費用の一部(オス5,000円、メス8,000円)を大阪市が負担します。

事業実施のメリット


・避妊去勢手術により、ねこの数(出産しないので特に子ねこの数)が減少します。
・活動ルールに基づいた美化運動により、ふん尿の被害やごみの散乱などがなくなります。
・避妊去勢手術により、オスもメスも中性的となり、繁殖時の鳴き声やけんかがなくなりま
 す。また、人に対してもフレンドリーな性格になるといわれています。
・無責任なエサやり行為がなくなり、近隣トラブルが解消します。
・活動をきっかけに、地域のコミュニケーションが活性化し、子どもたちも命の大切さや社会
 性などを学ぶことができます。

モデル事業(平成20年度から平成21年度)


 大阪市では、所有者不明のねこ対策として、平成20年度から2年間にわたり一部の地域でモデル事業を実施してきました。モデル事業を実施した地域のみなさんにアンケート調査を実施したところ、生活環境被害が以前に比べて減った、事業効果があったなどの高い評価をいただき、また、事業の実施により所有者不明ねこの引取り数が減少したことから、平成22年度から「所有者不明ねこの適正管理推進事業」として市内全域で展開しています。

モデル事業実施結果

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● 問い合わせ先
大阪市動物愛護相談室   電話:06-6978-7710  ファックス:06-6972-9154
健康推進部生活衛生担当 電話:06-6208-9996  ファックス:06-6232-0364

このページの作成者・問合せ先

大阪市健康福祉局健康推進部生活衛生課乳肉衛生・動物管理グループ

住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

電話: 06-6208-9996 ファックス: 06-6232-0364

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