日本で毎年冬に流行するインフルエンザとは違い、今まで人に感染しなかった鳥インフルエンザが変化して、人から人へと感染しやすくなった全く新しいタイプのインフルエンザを「新型インフルエンザ」と呼びます。
今、アジアを中心に流行している、感染した鶏の多くが死亡するH5N1という型の鳥インフルエンザ等
が、新型インフルエンザに変化すると考えられており、世界中でその発生が心配されています。
何が心配なのでしょうか
新型インフルエンザの免疫は、誰ももっていないため、4人に1人がかかると言われています。短期間に世界中で大流行(パンデミック)し、多くの人々に被害を与えると考えられています。そのため、流通などの経済活動が低下し、生活に必要なサービスが制限されるなど、様々な問題が生じると考えられています。こうした新型インフルエンザは10年~40年の周期で流行してきました。
1918年 (大正7年) | スペインインフルエンザ (H1N1型) | 約4000万人死亡 (日本39万人死亡) |
|---|---|---|
1957年 (昭和32年) | アジアインフルエンザ (H2N2型) | 約200万人死亡 |
1968年 (昭和43年) | 香港インフルエンザ (H3N2型) | 約100万人死亡 |
どのような症状ですか
新型インフルエンザは、まだ世界で発生していないため、どのような症状が出るかはわかっていません。しかし、新型インフルエンザに変化する可能性がある鳥インフルエンザ(H5N1)が人に感染した場合は、重い症状が出ています。突然の高熱、咳、倦怠感、時に下痢などがみられ、肺炎、多臓器不全、脳炎で死亡することもあります。
予防方法はありますか
国、大阪市等行政機関はもちろんのこと、一人ひとりが今からできる準備を行うことが大切です。
《 家庭や個人で今からできる準備 》
●日ごろから感染対策を心がけましょう。
冬に流行するインフルエンザ予防対策の延長です。
◇手洗い・うがいを習慣づけましょう。
◇咳エチケットを心がけましょう
・熱、咳、くしゃみ等の症状のある人にはマスクを着けてもらいましょう。 このような人と接するときはマスクを着けましょう。
個人が使用するマスクは、不織布製マスク*が最適です。
(*薬局やコンビニエンスストア等で通常購入可能です。不織布製マスクかどうかは製品の袋に記載されていることが多いです。)
(健康な人がマスクをしても、ウイルスの吸入を完全に防げるわけではないことに注意が必要です。)
・マスクがない時は、鼻や口をティッシュなどで押さえ、しぶきが飛び散るのを 防ぎましょう。
・使ったティッシュは速やかにゴミ箱に捨て、その後は手を洗いましょう。
◇栄養と休養を十分にとりましょう。体力をつけ抵抗力や免疫力を高めましょう。
◇体調の悪い時は、早めに休養しましょう。外出は控えましょう。
●食料・日用品を蓄える
新型インフルエンザが発生すると、感染の機会を避けるため、不要不急の外出を控えることが必要です。また、電気・水道・ガス・通信・輸送などのライフラインが停滞し、食料や日用品が一時的に手にはいりにくくなる可能性があります。新型インフルエンザの流行は、日本だけでなく全世界でほぼ同時に起こるため、地震などの災害と違い、他の地域からの救援は期待できません。2週間程度は外出しなくてもすむように、食料品・水・日用品などを備蓄しておきましょう。
●正しい情報を入手しましょう
インターネット、テレビ、ラジオ、新聞等から政府や大阪市が発表する最新で正確な情報を入手しましょう。今から正しい知識を身につけましょう。
●鳥インフルエンザへの注意
東南アジアなどの鳥インフルエンザの流行地では、むやみに鳥に接触しないでください。
リーフレット「新型インフルエンザに備えましょう~家庭や個人でできる準備」(大阪市版)
| 食料品(長期間保存できるもの) | 医薬品・日用品 | ||
|---|---|---|---|
| □米、パックご飯、切り餅、乾パン | □マスク | □体温計 | □ゴム手袋 |
| □麺類(そうめん、そば、うどん等の乾麺 | □消毒用アルコール | □塩素系漂白剤 | □水枕・氷枕 |
| □レトルト食品、インスタント食品、フリーズドライ食品 | □常備薬(胃薬、その他持病の処方薬) | ||
| □菓子類(ビスケット・チョコレート・飴など) | □解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)※購入時に医師や薬剤師に相談してください | ||
| □缶詰(肉・魚・果物・野菜・豆・スープ) | □絆創膏・ガーゼ・脱脂綿 | □ビニール袋(大・小) | |
| □ミネラルウォーター | □トイレットペーパー、ティッシュペーパー | ||
| □ペットボトル飲料、缶入り飲料 | □生理用品類 | □洗剤(台所、洗濯用)、液状石けん | |
| 災害時のための物品(あると便利なもの) | |||
| □懐中電灯、乾電池、携帯電話充電器 | □ラジオ・携帯テレビ | ||
| □キッチン用ラップ、アルミホイル | □カセットコンロ(ガスボンベ) | ||
新型インフルエンザが国内で発生した場合
●インターネット、テレビ、ラジオ、新聞等から政府や大阪市が発表する最新で正確な情報を入手しましょう。流行時には、様々な情報が飛び交うことが予想されます。パニックにならないよう、今から正しい知識を身につけましょう。
大阪市では、新型インフルエンザが国内で発生した場合、感染が疑われる方のための電話相談先などをお知らせしますので、新しい情報を確認してください。
●特に必要がない場合、不要不急の外出を控えましょう。 感染の機会を減らすことが重要です。
大阪市の新型インフルエンザ対策
平成21年2月に国の新型インフルエンザ対策行動計画が改定されたのをうけ、本市でも大阪市新型インフルエンザ対策行動計画を平成21年5月に改定しました。
本行動計画については、強毒性の新型インフルエンザを想定したものであることから、平成21年5月に国内で発生した新型インフルエンザ(H1N1)に係る対策については、国や大阪府の方針に沿って弾力的に運用していきたいと考えています。
現段階では、通常の季節性インフルエンザと同様に感染性は強いが、多くの方が軽症のまま回復したことが確認されています。しかし、海外の症例等では、基礎疾患のある方を中心に、重症化する傾向があり、死亡例も報告されています。
本市としましては、国や大阪府等との連携を深めつつ、市長を本部長とする大阪市新型インフルエンザ対策本部を中心として、大阪市全体の総合的な新型インフルエンザ対策を進め、感染拡大防止に努め、市民の皆様にも的確な情報の提供に努めます。
大阪市新型インフルエンザ対策行動計画(第3版)
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。●大阪府新型インフルエンザ対策協議会
への参画
●訓練の実施
・平成18年9月14日「高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)防疫総合訓練」
・平成20年10月23日「平成20年度検疫感染症措置訓練」
●リーフレット「新型インフルエンザに備えましょう~家庭や個人でできる準備~」を町会で班回覧(平成20年12月~平成21年1月)
●第19回感染症講演会の開催
「新型インフルエンザに備えましょう~あなたにできることは~」
日時:平成21年1月27日(火)14時10分~16時
場所:阿倍野区民センター 大ホール (阿倍野区阿倍野筋4-19-118)
感染症講演会(概要)
関係機関リンク
「新型インフルエンザ対策行動計画」及び「新型インフルエンザ対策ガイドライン」が改定されました(平成21年2月17日)。詳細は、内閣官房ホームページから確認してください。厚生労働省ホームページからも確認できます。
お問い合わせ
大阪市健康福祉局大阪市保健所(感染症対策)(予防)
住所: 〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)
電話: 06-6647-0656 ファックス: 06-6647-1029














リーフレット「新型インフルエンザに備えましょう~家庭や個人でできる準備」(大阪市版)