大阪市では、市民の健康水準のより一層の向上と壮年期死亡の減少、健康寿命(健康で自立して暮らすことができる期間)の延伸をめざして、平成13年に、健康増進計画「すこやか大阪21」を策定し、市民の健康づくりの推進に努めています。
この計画を重点的に進めるための取り組みとして、市民の健康課題を明らかにすることにより、効果的な健康づくり施策に反映していくため、平成20年7月に、20歳以上の大阪市民の中から無作為に抽出した5,000人の方に対し、送付による調査を実施し(うち不到達76件)、2,629人の方から有効回答をいただきました(回収率53.4%)。
この結果をもとに、性・年齢3区分(「20~39歳」、「40~64歳」、「65歳以上」)別に集計し、報告書をまとめましたので、お知らせします。
主な結果の概要
各分野の主な結果については次のとおりです。
*( )内は報告書の掲載ページ
(1)栄養・食生活(P5)
- 週に2回以上朝食を欠食する人の割合は、男性20.5%、女性14.2%であり、男女とも「20~39歳」で最も高くなっている。
- 野菜を毎食食べる人の割合は、男性14.0%、女性20.7%であり、男女とも「20~39歳」で最も低くなっている。
- 食習慣の改善に関心がない人の割合は、男性の方が高い。
(2)身体活動・運動(P8)
- 運動に関心がない人の割合は、男性が高く、特に「20~39歳」で14.4%と高くなっている。
- 運動習慣(1回30分以上の運動を週2回以上、1年以上継続)のある人の割合は、男性29.6%、女性23.8%であり、男女とも「20~39歳」で低くなっている。
(3)休養とストレス(P10)
- 悩みやストレスを感じている人の割合は、男性75.1%、女性83.3%であり、男女とも「20~39歳」及び「40~64歳」で高くなっている。
- 睡眠が不足している人の割合は、男性30.2%、女性33.0%であり、男性では「20~39歳」、女性では「40~64歳」で最も高くなっている。
(4)たばこ・アルコール(P11)
- 喫煙率は、男性36.3%、女性13.3%であり、男女とも「20~39歳」及び「40~64歳」で高くなっている。
- 喫煙者のうち禁煙に関心がない人の割合は、男性の方が高い。早期に禁煙しようと考えている人の割合は、「20~39歳」の女性で13.1%と高くなっている。
- 多量飲酒者(1日3合以上、毎日飲酒する人)の割合は、男性の方が高く、特に「40~64歳」の男性で17.2%と高くなっている。
(5)歯の健康(P13)
- 進行した歯周炎がある人の割合は、男女とも「40~64歳」で最も高く、男性は38.5%、女性は23.4%である。
- 「55歳~64歳」で24歯以上自分の歯を有する人の割合は、男性25.9%、女性41.8%で女性の方が高く、「75歳~84歳」で20歯以上自分の歯を有する人の割合は、男女差がなく約30%である。
(6)健康づくり・健康状態(P14)
- メタボリックシンドロームの認知度は、男性72.0%、女性75.8%である。
- 肥満(BMI 25以上)の割合は、男性の「40~64歳」で29.0%と最も高い。
- やせ(BMI 18.5未満)の割合は、女性の「20~39歳」で21.0%と最も高い。
- 腹囲がメタボリックシンドロームの基準以上(男性85cm以上、女性90cm以上)である人の割合は、男性の「40~64歳」「65歳以上」で約60%と高く、女性は年齢とともに高くなっている。
(7)がん検診(P15)
- 受診率は、胃がん検診では男性41.4%、女性28.0%、大腸がん検診では男性31.4%、女性23.0%、肺がん検診では男性46.1%、女性36.0%で、全体的に女性の受診率が低い。
- 子宮がん検診では33.7%、乳がん検診では25.8%で、年齢層別でみると「40~64歳」が最も受診率が高い。
※ この結果は、報告書のうち主なものだけを取り上げています。是非、報告書についてもご覧ください。
大阪市民の健康づくり・生活習慣等に関する調査報告書
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調査の概要及び結果