ページの先頭です

バリアフリーのみちづくり

2019年7月31日

ページ番号:11037

1. 道路特定事業計画策定にあたって

 平成12年11月に「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(通称「交通バリアフリー法」)が施行されたことを受け、大阪市では平成18年4月までに25地区について基本構想を策定してまいりました。(基本構想の内容はこちら

(図-1)基本構想策定地区位置図


 道路特定事業計画は、各地区における基本構想の実現に向け、道路特定事業を実施する「道路の区間」や道路特定事業の「内容」等を定めています。
 

(図-2)道路特定事業の位置付け『重点整備地区におけるバリアフリー化の重点的・一体的な推進の図』

2. 整備の内容・方向性

 大阪市では、ひとにやさしいまちづくりを目指して取り組んできた視覚障がい者誘導用ブロックの設置や歩道の段差解消、勾配修正等の既存事業を「短期的な事業」として位置付け、重点的に実施しています。
 また、継続的な取り組みとして、「大阪市自転車等の駐車の適正化に関する条例」等の活用や地域と連携した重点的な放置自転車対策、商品・看板等の歩道へのはみ出しに対する是正の指導、撤去をよりいっそう推進しています。
 その他、歩行空間の確保、道路標識による案内・誘導等については、沿道住民との調整及び面的な整備を行うための調査の必要性を考慮し、「中期的な事業」として位置付けています。
 歩行空間は、有効幅員2m以上を確保することとしていますが、幅員に十分な余裕がない場合は、安全かつ安心して通行できるような道路環境の整備を検討しています。

イラスト

3. 道路特定事業計画の整備イメージ

視覚障がい者誘導用ブロックの設置

 視覚障がい者誘導用ブロックは、視覚障がい者が施設の位置や方向、危険箇所などを知る道しるべです。駅から病院などの公共施設間を結ぶ経路などに設置しています。
 視覚障がい者誘導用ブロックの整備手法としては、線状ブロックを並べて施設まで誘導するものと、歩道の街角部などにおいて点状ブロックを用いて注意を促すものがあります。(「視覚障がい者誘導用ブロック敷設基準・同解説」)

横断歩道部での整備例の写真と啓発用シール(クリアランスシール)の写真

歩道の段差解消・勾配修正

 歩道に大きな段差や急な勾配があると、転倒の原因なります。
 そのような箇所については、段差を解消し、また勾配も緩やかに修正することにより、誰もが安心して歩くことができるみちへと改善します。

段差5センチ(大きな段差は危険)→段差2センチ(横断歩道箇所等における歩車道境界の段差は2センチを標準)

放置自転車など歩道上障害物の撤去

 鉄道駅出口及びエレベーター付近や、バス停留所付近等において、地域と連携した重点的な放置自転車対策や商品・看板等の歩道へのはみ出しに対する是正の指導、撤去の推進を行います。

サイクルサポーターの活動の写真

4. 道路特定事業計画および整備状況

ダウンロードファイル

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 建設局道路河川部道路課交通安全施策担当

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階

電話:06-6615-7699

ファックス:06-6615-6582

メール送信フォーム