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毛馬橋(けまばし)

2016年12月26日

ページ番号:22238

諸元・アクセス

毛馬橋写真

橋長:150m
幅員:下流側7.63m,上流側11.25m
      側道橋3.65m
形式:桁橋(連続桁)
完成:昭和35年(昭和54年拡幅)
行政区:北区、都島区
河川名:大川(旧淀川)
アクセス:OsakaMetro天神橋筋六丁目駅 
      2番出口 およそ1,100m 徒歩19分
      大阪シティバス「毛馬橋」「長柄東」

歴史・文化

 毛馬の地は俳人与謝蕪村の出身地として有名である。蕪村は、20歳頃故郷を出て、各地を漂泊、晩年に『春風馬堤曲』によって故郷への思いを吐露している。後の淀川改修によって蕪村の出生地は、川の中になってしまった。

 毛馬の渡しは古い歴史をもっている。大阪の北部から枚方、京方面へ行く人々はこの渡しを利用した。この地は淀川の本流であったから、行き交う船も多く、船客相手に酒や食べ物を売る煮売舟で賑わったとされる。

 この地に初めて橋が架けられたのは、大正3年のことである。地元の熱心な架橋運動の結果、長さ155m、幅3.6mの木橋が完成した。その経緯が橋詰の竣工記念碑に刻まれている。

 市街地の拡張にともなって、この地を通る中津赤川線が、昭和12年に第三次都市計画事業によって造られることになり、毛馬橋の設計も進められていたようであるが、資金不足のために日の目を見ずに終わった。

 昭和21年に中津赤川線は25mの道路として都市計画決定されたが、ようやく昭和36年に幅8mの橋が完成した。橋の形式は連続合成桁という当時最新の理論と技術によって設計施工された。その後、昭和54年にようやく計画通りの25m幅の橋に拡幅されている。

 

→顕彰碑のページはこちら

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