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今橋(いまばし)

2018年4月3日

ページ番号:30569

諸元・アクセス

写真:今橋 (いまばし)

橋長:68.20m
幅員:9.00m
形式:桁橋
完成:平成6年
行政区:中央区
河川名:東横堀川
アクセス:OsakaMetro京阪本線 北浜駅 30番出口 
      およそ200m 徒歩3分
      大阪シティバス「天神橋」

文化・歴史

 今橋は、大坂の陣絵図などに名前が登場することから、豊臣時代にはすでに架けられていたと推定される。

 この地は、江戸時代初期の頃まで今橋の北側には町屋がなく浜岸であったが、中期の頃から西詰め付近は両替商が軒を並べ、金融の中心街となり、特に通りをはさんで向き合った天王寺屋五兵衛と平野屋五兵衛が有名で「天五に平五、十兵衛横町」と称され繁昌した。この様な町の発展に伴い、町の東にも橋がないと不便なため、京橋町の道筋に新たに架けられたので「今ばし」と呼ばれたとの説がある。

 この頃の橋は、橋長75.8m幅員5.5mで、町橋としては規模の大きい橋であり、橋のたもとから尼崎方面への乗合船も出ていた。しかし火災被害のため幾度も焼け落ちている。

 近代になって明治14年の記録では、江戸時代と同規模であるが、木桁で鉄杭のものに架け替えられたとされている。大正13年には橋長70.4m、幅員 8.4mの3径間ゲルバー式鋼鈑桁を用い、照明灯や高欄に鋳鉄を使用した立派な橋となったが戦時中には鋳鉄類は供出された。

 現在の橋は老朽化にともない架け替えられたものであるが、照明灯や高欄については往年の姿を元にデザインされたものとなっている。

 

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