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路面下空洞調査に関する調査検討結果について

[2010年1月28日]

路面下空洞調査に関する調査検討結果について

 路面下空洞調査に関しては、国土交通省が「直轄国道の舗装(路面)に関する保全検討委員会」で検討しているところですが、本市においても、今後本調査をより効率的に実施するため、調査検討を行いましたので、その結果についてお知らせします。                                                                         

1.概要

(1)路面下空洞調査とは

  路面下空洞調査は、レーダ技術を用いた探査車により道路下の空洞の有無を非破壊で調べるとともに、空洞の形状及び空洞による地盤の異常状況を明確に把握するために実施する調査のことをいいます。

(2)調査検討概要

  本調査については、平成3年度より調査を開始し、300個以上の空洞を発見し、陥没を未然に防いできましたが、今後、本調査をより効率的に実施するために、本調査の方向性について調査検討を実施しました。調査検討を行うにあたっては、本調査技術を保有し、協力していただく事業者の公募を行ったうえで、現在の本調査の技術水準等を把握するために参加事業者による空洞調査を実施し、探査結果等をもとに参加事業者と意見交換を行いました。そして、調査結果及び意見交換を行った内容については、学識経験者等の助言をいただいたうえで、今後の調査方法や発注方法等に反映を行うべくとりまとめを行いました。

(3)調査検討期間

  平成21年8月~12月

(4)参加事業者数

  6事業者

2.調査検討結果

(1)空洞調査原理に関して

  ●空洞調査の原理上、必ずしも全ての空洞が発見されるわけではない。

(2)空洞調査方法に関して

  ●調査機器及び方法については、各参加事業者とも所要性能を満足しており、大きな違いはない。

(3)空洞調査結果に関して

  ●調査結果にばらつきがあり、各事業者の技術力には大きな違いがある。 

  ●技術力の差は、主に解析経験等によるものであるが、調査を発注する際には、事前に評価判定ができない。

  ●これまでの調査水準を上回る結果も出ていることから、その技術力は日々向上している技術といえる。

調査結果
 これまでの調査水準を上回る水準 2事業者 
 これまでの調査水準と同等水準 1事業者 
 これまでの調査水準に満たない水準 3事業者 
    ※本市におけるこれまでの調査結果との比較による。

3.今後の空洞調査の方向性について

  検討結果を受け、今後の空洞調査の方向性については、次のとおりとする。

  ●空洞調査は、市民の安全にかかる重要な調査であるため、今後も継続実施していく。

  ●原理上、すべての空洞が見つかるわけではないため、空洞調査は陥没防止を行うための一手段と位置付け、日常のパトロールなどの他の手段との組み合わせで陥没発生を抑制していく。

  ●さらなる技術向上が必要な現状では、陥没防止を目的とする空洞調査に求められるのは技術力であるが、その技術力を事前に評価判定ができない。したがって、空洞調査に関する業界の技術レベルが向上し、安定するまでは、実走により技術力を評価したうえで、事業者の選定を行うものとする。

  ●今後、空洞調査のさらなる技術向上を図り、より精度が高くかつ安価な調査となるよう、本市として取り組んでいくとともに、関係機関に協力を要請し、調査の効率化や技術の評価方法の確立を図っていく。

お問い合わせ

大阪市建設局道路部設計担当

住所: 〒559-0034 大阪市住之江区南港北1丁目14番16号 大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTCコスモタワー12階)

電話: 06-6615-6791 ファックス: 06-6615-6582

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