ミャンマー国における下水道整備計画等の策定について官民協力して実施いたします

　国土交通省が公募した「平成24年度　ミャンマー国下水道整備計画等策定業務」について、大阪市建設局が参画する官民連携チームの提案が採択されました。

　この業務は、ミャンマー国ヤンゴン市における雨水排水および下水道施設の現状、今後の施設整備や維持管理等に係る課題を調査、明らかにするとともに、本邦技術を効果的に活用した整備計画等を策定・提案するものです。

　大阪市建設局は、「大阪市　水・環境ソリューション機構」の活動として、事務局を務める財団法人都市技術センターと共に平成24年2月に実施された関西経済連合会によるミャンマー現地調査に参加しましたが、その際、水・環境事業に関する本市や関係企業の高度な技術力についてヤンゴン市等に説明し、将来的な協力を求められたことから、今回の官民連携チームによる提案を行うこととなりました。

　官民連携チームの構成は、株式会社日水コン、大阪市建設局及び、財団法人都市技術センターで、大阪市建設局と財団法人都市技術センターが、それぞれの経験やノウハウにより支援し、また、現地調査に参加した関西企業の協力も得て、株式会社日水コンが業務を進めることとしております。

　大阪市建設局は、これまでの下水道事業の運営管理ノウハウを活かし、また、財団法人都市技術センターは、海外研修（JICA研修）の受託実績等によりセミナー等の企画運営の面での協力、さらに「大阪市　水・環境ソリューション機構」事務局として、官民連携調整の役割を果たすことにより、今後も引き続き、関西企業の持つ高度な水・環境技術を活用した事業提案を行ってまいります。