JICAマレーシア国別研修「下水道経営研修」について（H30）

　大阪市建設局では、マレーシア国の自然資源環境省や灌漑排水局など職員やクアラルンプール市、アンパンジャヤ行政区などの地方自治体の職員を対象にJICAマレーシアLEP2.0河川における水質浄化オペレーション及び管理研修を実施いたしました。

　本研修は、マレーシア国クアラルンプール市などを流れるクラン川の河川浄化及びその周辺の再開発を目的とする“River of Life”プロジェクトのうち、水質改善目標の2020年度達成を目指し、流域管理、水質浄化施設の新設、運営、また住民への啓発活動に係る知見を日本から学ぶことを目的としています。

　昨年度と今年度の2箇年にわたり開催するもので、合計で29名の研修員を受け入れました。今年度は、10月21日から11月10日の期間で、研修を実施しました。

　1．研修期間

　　　　平成30年10月21日（日）～11月10日（土）※研修員のうち5名は10月27日まで参加

　2．研修員の所属機関

　　　　　マレーシア国自然環境省、灌漑排水局、連邦政府省、クアラルンプール市、アンパンジャヤ行政区、スラヤン行政区

　3．研修内容

　　　10月23日：“River of Life”プロジェクトに関するカントリーレポート報告

　　　10月24日～11月8日：大阪市において講義、道頓堀川、住民参加による河川美化現場等の視察など

　　　　11月　9日：アクションプラン発表会（研修成果を活かした自国での事後活動など）、閉講式