JICA集団研修「下水道維持管理・都市排水」コースを実施しました

　大阪市建設局では、独立行政法人国際協力機構（JICA）からの依頼を受け、開発途上国における技術協力の一環として、下水道事業に携わる技術系行政官を対象とした研修を実施しています。この研修は、平成3年から行い、現在までに48カ国178名（本年度を含む）の研修員を受入れています。

  今年度は9月24日～11月22日の約2ヶ月で10カ国10名の研修員を受入れ、大阪市などの講義や下水道施設の視察を行いました。

下水処理、維持管理、資源（処理水・汚泥）の有効活用、水質規制及び都市排水管理等に関する幅広い知識と技術の習得と下水道事業の適切な運営・管理に貢献するための資質向上、人材育成を目的に実施しています。

1．研修期間

平成24年9 月24 日（月）～11 月22 日（木）

2．主な内容
 9月24日：開講式、大阪市副市長表敬訪問
 9月25、26日：カントリーレポート報告会（自国における下水道状況発表など） 
 9月27日～11 月19日：大阪市において講義、大阪市や近畿・四国地方の下水道施設等の視察など
11月20、21日：アクションプラン発表会（研修を反映した自国での事後活動など）
11月22日：閉講式

3．研修員の出身国

10カ国10名（アルバニア国・アゼルバイジャン国・エチオピア国・イラク国・モルジブ国・モーリシャス国・パキスタン国・フィリピン国・スリランカ国・ジンバブエ国）