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~大阪市内における建築物の施主・設計者のみなさまへ~

2023年11月20日

ページ番号:294190

建築物を設計・施工するときには、ぜひ、大雨による浸水への備えをお願いします

 大阪市では、概ね10年に1回の大雨である1時間60ミリの雨を対象に下水道整備を進めていますが、短い時間で猛烈な雨、ゲリラ豪雨とも呼ばれる集中豪雨が近年増えています。

 市域は自然排水が困難な浸水しやすい地形です。

市の地形概図です
 大雨台風や豪雨など雨の降り方によっては、下水道の排水能力を超えた雨水が氾濫し、家屋等に浸水被害が発生しています。集中豪雨等による浸水被害を軽減したり、防いだりするには、お一人ひとり、みなさまの日ごろからの備えが大切です。参考となる情報が入手できるリンク先も案内していますので、ご確認ください。

 建築物の設計・施工の際には、次の点について、ぜひご配慮、ご検討くださいますようお願いいたします。

建設局マスコット大ちゃんたち

浸水リスクの確認

大雨による浸水想定などをご確認ください

 大阪市のホームページでは、大雨による浸水の想定図(防災マップ)や、近年の浸水被害の実績図を公表しています。

周囲の状況をご確認ください

次のような状況にある場合は、特に注意が必要です。

浸水に配慮した設計・施工

浸水を想定した設計・施工をお願いします

 浸水リスクにあらかじめ備えることで、被害を効果的に防ぐことができます。

 (対策例)

  • 建築物の基礎を高くする
  • 敷地のかさ上げ

 上記の場合では、ステップやスロープを利用した出入口部の高低差を構築することもできます。バリアフリーに関する法令、条例、要綱の対象となる建築物においては、当該法等に適合するようご注意ください。)

  • 塀や止水板の設置
  • 空調・給湯など機器の高所配置や排水設備からの逆流防止
  • 損傷を受けにくい材料や取りかえやすい構造などの工夫

地下・半地下空間は浸水に十分な注意をお願いします

 豪雨時には短時間で大量の雨水が下水道管に流れ込むと、下水道管内の水位が上昇し、下水が宅地内の排水管を通って逆流し、排水溝などから下水が噴出するおそれがあります。

 半地下を含む地下室や地下駐車場などを設ける場合や、エレベータ等の設備が地下にある場合などは、水害に対する危険性を踏まえた対応(逆流防止弁の設置など)をお願いします。

 床が道路や地盤面から低い場合は、排水ポンプ設置など十分な浸水対策が必要です。

お一人ひとり、みなさまができること

 浸水による被害を軽減したり、防いだりするためには、防災に対する日頃からの意識が大切です。お一人ひとりが身の回りでできることから取り組んでいただきますようご協力をお願いします。
  • 降雨の情報に注意しましょう。(大阪市降雨情報ページへ)別ウィンドウで開く

  • 排水設備を点検したり、土のうなどを準備しておきましょう。

  • 雨水をとりこむ"ます"を植木鉢などでふさいだり、ごみや砂を掃きこんだりしないでください。

  • 大雨の時には、多くの水が下水道へ流れ込まないようご配慮ください。 
    (注)「洗濯の排水は控える」・「お風呂の水を流さない」など

  • 雨水を貯める助成制度を活用して雨水を貯めてみませんか。(雨水貯留タンク普及促進助成制度ページへ)

大阪市内における建築物の施主・設計者・建築主のみなさまへ

大雨による浸水への備え(市からのお願い)

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このページの作成者・問合せ先

建設局 下水道部 施設管理課「許認可申請等・排水協議 窓口」(分室)
電話: 06-6615-6260 ファックス: 06-6615-7690
住所: 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階

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