【検討終了】大規模地下空間の浸水対策にかかる助成
2016年3月31日
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概要(説明)
大阪市内の大規模な地下空間は、地下街、地下駅、接続ビルなど多くの施設がつながり、日常的に非常に多くの人に利用されている。一方で、近年、全国的に局地的なゲリラ豪雨による内水氾濫が頻発しており、地下空間への浸水被害も発生している。地下空間は、閉鎖的であるため、浸水すると人命に関わる深刻な被害につながる危険性がある。
このため大阪市では、「大阪市地下空間浸水対策協議会」を設置し、地下空間の浸水対策の検討を進めるとともに、浸水対策の一つとして、大規模な浸水実績がある大阪駅周辺地区の地下街事業者や接続ビル事業者が実施する浸水対策に要する費用の一部を本市が助成することにより、出入口部の止水板の設置などを促進し、大規模地下空間の水害時の安全性の確保を図った。
発端(きっかけ)は何?
全国的に局地的なゲリラ豪雨による地下空間への浸水被害が発生していることをうけ、大阪市、国土交通省近畿地方整備局、大阪府、地下街管理会社、鉄道会社、接続ビル会社で構成する『大阪市地下空間浸水対策協議会』を平成26年3月に設置し、大規模な地下空間の浸水対策の検討を開始。
詳細については、地下空間浸水対策協議会における取り組みをご覧ください。
寄せられたご意見
特にありません
今後の予定は?
作成された計画に基づき必要となる止水板の整備にかかる助成は完了している。
今後は、浸水想定の見直し等にともない各種計画の見直しが必要となった際には、随時計画の見直しを行う。
どこまで進んでいるのか?
これまでの経過
平成26年3月 大阪市地下空間浸水対策協議会設置
平成26年10月~ 大阪市地下空間浸水対策協議会において大阪駅周辺地区の浸水対策の検討
平成27年1~3月 地下街等相互連携訓練実施
平成27年3月 大阪市地下空間浸水対策ガイドライン作成
平成27年10月 大阪市大規模地下空間浸水対策事業補助金交付要綱の施行
平成28年3月 大阪駅周辺地区 地下空間浸水対策計画作成
平成27年度 事業者が実施する止水板の設置等に対する助成の実施(出入口4箇所)
平成29年3月 中之島地区、淀屋橋・北浜地区 地下空間浸水対策計画作成
平成30年3月 大阪市地下空間浸水対策ガイドライン一部改訂