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まちに活きる技と心~北区の伝統文化と職人さん~

[2009年4月9日]

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はじめに

 北区は、一大ターミナル・梅田や中之島のオフィス街など都心居住としての機能を持つ一方で、江戸時代にあった大坂三郷の一つ「天満組」をルーツに持ち、伝統文化や職人技が古くから息づくまちです。

 ここでは、日々技を磨きながら伝統を受け継ぎ、また、次代へ伝えていく北区の職人さんをご紹介します。都心の暮らしの中で伝統がどんな風に生きているのかをご覧いただき、手仕事の意味や情熱を多くの人々に感じていただくとともに、新しいものと古いものが織り成すまちでの暮らしの魅力の再発見につながれば幸いです。

 

 

北区の職人さん


天満切子/切子工房RAU

天満界隈は、大阪のガラス発祥の地。

「天満切子」は、かつてのガラスのまち復興への願いを込めて命名された、RAUのオリジナル・ブランドです。

丸い刃で創られた優しい輝きはたくさんの人を魅了し、多くのお弟子さんや愛好家を生み出し続けています。



「切子工房RAU」の宇良さん

提灯/提灯舗かわい

安政年間から150年、上方文化を灯し続ける「かわい」の若旦那が海外で気づいたこと。

「外国人が見た日本のまちの風景には必ず提灯がある」。

提灯は日本の文化のシンボル。祭りや仏事だけのものではありません。

最近では、心癒されるおしゃれな灯りとしても再評価されつつあるのです。



「提灯舗かわい」の河合さん

金網・篩加工/藤為金網篩製造所

パスタ屋さんで、料亭で、そして先端の研究所でオーダーメイドの金網やふるいが活躍しています。

明治4年創業の歴史ある金網加工の五代目は、早くに先代を亡くされ、単身で修業の末に技を習得された苦労人。

使い手や用途に応じた様々な形を自由自在かつ正確に創り出す、若き職人さんです。



「藤為金網篩製造所」の桒田さん

箪笥/宮地箪笥店

「たんすの神様」と呼ばれた先代の技は、さらに次代へ継がれようとしています。

たんす職人の誇りは「何気ない技、さりげない技」と職人さんは言います。一見わからない箇所にスゴイ腕が発揮されているのです。

たんすは、産地・時代・創り手を語ります。だからこそ、全ての部分に「筋」を通さなあかん、と。



「宮地箪笥店」の宮地さん

表具/福田表具店

掛軸や屏風・襖に布や紙を貼って仕立てる表具師さん。

どこが伸び、どこが縮むか、和紙一枚ごとの性質を知り尽くした職人さんの技です。

表具師さんの仕事は日本の風土や暮らしの美しさを教えてくれます。

季節ごとに襖の柄を変え、掛け軸を変える風雅な住まい方を伝承する技なのです。



「福田表具店」の福田さん

洗い張り/尾張屋

ほどいて縫って、洗って干して「伸子」で伸ばす。きれいな反物に再生したら仕立屋さんで再び着物に戻る。

良い生地を大切に長く使う合理性と知恵。

冬は水の冷たさと闘い、夏は日差しを恐れ、常に空模様と相談しながら・・・来るべき和装復興の陰に、職人さんのスローでエコながんばりがあります。



「尾張屋」の若山さんご兄弟

和菓子/八幡屋

「茶名」を持つ和菓子職人さんは、楽しみながら思案します。

この時季の定番はアレ。せやけど、こんなんはどうやろう。

一期一会の茶席のためにアイデアを練り、素材を選び、季節の形と彩りを表現します。

シンプルで深くて優しい。ひとつの和菓子から、真心、喜び、感謝が溢れてきます。



「御菓子司 八幡屋」の木下さん

お福人形/前原商店

嫁ぎ先のお姑さんは、お福人形の初代着付け師でした。

「やりたいんなら、よく見て盗みなさい」。しっかり見て、技を盗んで二代目を襲名。

アンティーク着物の質感と福々しい表情の作品には、職人さんの内側に潜む日本女性の芯の強さと美徳が表れています。

可愛いだけのお人形ではありません。

 



「前原商店」の前原さん

和楽器調律/鴻池屋植田琴三弦店

桐の木の本体に強い張力で張られた弦。

琴柱の位置は曲に合わせ人に合わせ、年齢に合わせて変えられます。この繊細な「糸締め」は演奏者にはできません。

琴は進化しています。今も新曲が生まれています。この本物の楽器の音、その美しさを若い世代に伝えたい。

「心底楽器が好きなんですわ」。



「鴻池屋植田琴三弦店」の植田さんご兄弟

印章/三枝堂

まちの印章屋さんは大手メーカーの篆書体フォントのデザイナーでもありました。

手彫りだけでなく、印章の文字デザインにはパソコンを駆使し、粗彫には機械も操る。

そして仕上げは手仕事にこだわる。

美と斬新なセンスを詰め込んで、小さなキャンパスに唯一無二のオリジナルアートを伸びやかに描きます。



「三枝堂」の松浦さん

味噌/とりゐ味噌

意欲溢れる若旦那が暖簾と伝統の味を継承しています。

大阪天満宮の南側、かつて鳥居が立っていた通りに面するお味噌屋さんは、江戸時代から続く老舗の名店。

長期天然熟成によって醸し出される旨味と香りは、料亭や家庭に熱烈なファンを増やし続けるオンリーワンの味なのです。



「とりゐ味噌」さん

友禅染/水玉堂

短大で染織を学び、京友禅の名匠のもとで修行。現在は、自宅で手染め友禅を製作中。

本物の職人さんになりたいという夢に向かって研鑽の日々です。

花の美しさを描くことで、染織を通して自然の大切さを表現したい。

この花たちをず~っと見ることができますように。



「水玉堂」の谷さん

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