クリエイターの顔の見える関係づくり~扇町クリエイティブクラスター創生活動
[2010年2月15日]
大阪市北区には、古くから映像、デザイン、広告企画、印刷などの事業者が数多く集まっています。そこで働く制作者を総称してクリエイターと呼んでいますが、その数は何と2000社、1万人に達するとか。
「扇町インキュベーションプラザ」(通称:メビック扇町)は、水道局扇町庁舎の中にあり、これまで約7年間、クリエイターの創業支援と地域のクリエイターの活性化に取り組んできました。
なかでも3年前から本格的に取り組み始めた「扇町クリエイティブクラスター創生活動」は、デジタル化が進むなかで事務所に籠もりがちなクリエイターの顔の見える関係づくりを目的に、自己発信やネットワークづくり、人材育成活動に取り組んでいます。
その甲斐もあり、クリエイター同士、あるいはクリエイターと顧客企業などとのつながりが、以前に比べて大幅に拡がってきており、商店街や街中の居酒屋・Cafeなどでバッタリ出会うことも多くなったとか。協働事業や商取引がこの数年間で数百件も起こっています。

ただ残念なことに、水道局庁舎での運営は今年3月末限り。建物老朽化のため、庁舎の取壊しが決まりました。
しかし、メビック扇町で培われたクリエイターのネットワークと互いの信頼関係は、建物がなくなっても消えるものではなく、これからも永遠に続いていくものと確信します。メビック扇町での出会いを大切に、自らをさらに成長させ、事業活動を一層発展させていく「この街のクリエイター」の活躍に今後も期待したいと思います。
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