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ノロウイルスに御用心!

2017年11月1日

ページ番号:411549

 食中毒と言えば、夏のイメージがありますが、例年冬の時期を中心にノロウイルス等による食中毒が多く発生しています。
 ノロウイルスによる食中毒は、全国的には年間食中毒患者数の約5割を占めており、その多くが冬期(11月~3月)に発生しています。大阪市においても、平成28年のノロウイルスによる食中毒患者数は全食中毒患者数の約4割を占め、平成29年1月~3月にも5件のノロウイルスによる食中毒が発生しました。
 原因としては、ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を、生や加熱不十分の状態で食べることが考えられます。その他にもノロウイルスに汚染している調理従事者の手指等を介した食品の汚染(二次汚染)が原因と考えられる事例が多く見られます。年末年始に行われる餅つき大会でも、毎年のようにノロウイルスによる食中毒が発生しています。
 また、人から人へ感染するノロウイルス等による感染性胃腸炎の集団発生も冬期から春先に多く発生しています。特に、保育所・幼稚園、小・中学校、高齢者施設等の社会福祉施設、医療機関での発生が多く、注意が必要です。(感染性胃腸炎については、健康局のホームページ「ノロウイルス等による感染性胃腸炎にご注意ください」をご参照ください。)

ノロウイルスによる食中毒について

ノロウイルスの特徴は・・・

・小さな球形をしたウイルスです。【写真】 大きさは約30nm1nm=100万分の1mm
・食品の中で増えるのではなく、人の小腸で増え、下痢などを起こします。
・感染力が強く、10100個程度で人に感染し、食中毒症状を起こします。
 ※一般的な食中毒原因菌は、一度に100万個以上が口に入らないと発症しません。
・乾燥に強く、ウイルスを含んだ便や嘔吐物が乾燥すると、ウイルスが空気中に漂い、それが口に入って感染することがあります。
 ※患者の便1g1億個、嘔吐物1g100万個のウイルスがあると言われています。


(写真提供:大阪市立環境科学研究所)

症状は・・・

主に、ウイルスに汚染されたカキ、二次汚染を受けた食品を食べることで感染します。
・感染してから1~2日で症状があらわれます。(平均潜伏期間:24~48時間)
・主な症状は、嘔吐、腹痛、下痢、発熱(38度以下)で、頭痛や筋肉痛といった症状も起こることがあります。 
・一般的に、症状は1~3日で治まります。(平均有症期間:24~72時間)
※ただし、症状が治まってからも1~4週間ほど、便の中にウイルスが排泄されるので、二次感染しないよう注意が必要です。
・免疫力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすいので、特に注意が必要です。
・幼稚園、保育所、学校、福祉施設等で集団感染が起こりやすいです。

対処方法

・激しい嘔吐や下痢により急激に水分を失うので、脱水症を防ぐため、市販のイオン飲料等で水分を補給する必要があります。
・下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しません。
・抗ウイルス薬は無く、対症療法となります。

※嘔吐や下痢等の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう!

感染経路は・・・


経路1⇒人から便とともに排出されたノロウイルスが、河川を経て海に流れ出ると、カキなどの二枚貝の中腸腺という内臓に取り込まれ、蓄積されます(貝の中では増殖しません)。ウイルスを取り込んだカキなどの二枚貝を生で食べたり、加熱が不十分な状態で食べることにより、感染します。
経路2⇒ノロウイルスに感染した人が、用便後の手洗いが不十分なまま調理をすると、食品がウイルスに汚染され(二次汚染)、その食品を食べることにより感染します。
経路3⇒ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物にはウイルスが含まれています。それらの処理が不十分だと、乾燥してウイルスが舞い上がり、直接、人の口から取り込まれ、感染するおそれがあります。

予防するには・・・

貝類は十分に加熱してから食べましょう!

 カキなどの二枚貝は、生食を避け、加熱する場合は中心まで十分加熱(8590℃で90秒間以上が目安)して食べましょう。(湯通し程度の加熱ではノロウイルスは死にません。)
 市販のカキには、生食用と加熱調理用があります。表示を確認のうえ、購入してください。加熱調理用のカキは生食できません。(カキの表示については、健康局のホームページノロウイルスは主要な食中毒原因物質です。ノロウイルスに注意しましょう!をご参照ください。)

調理器具の洗浄消毒を徹底しましょう!

 ノロウイルスに汚染した調理器具を介して二次感染する可能性があります。特に、カキなどの二枚貝を調理した際は、使用した調理器具(まな板・包丁、布巾など)はよく洗い、熱湯(8590℃で90秒間以上が目安)や塩素系消毒薬で殺菌しましょう。

※下痢等の症状がある場合は、調理に従事しないようにしましょう。
 また、ノロウイルスに感染した場合、発症後、症状が治まっても数週間は便の中にウイルスが排出されるので、注意が必要です。

手指の洗浄消毒を徹底しましょう!

 調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、嘔吐・下痢等の患者の汚物処理やおむつ交換などを行った後は、正しい手洗いを実践しましょう。(正しい手の洗い方は、健康局のホームページご注意ください!ノロウイルスによる食中毒が発生していますを、ご参照ください。)

汚染物は塩素系消毒薬でしっかり消毒処理しましょう!

 嘔吐・下痢などの症状のある者の吐物・便などを処理する時は、これらに直接触れないようにするとともに、処理後は手指をよく洗うなど衛生的に処理しましょう。処理の仕方が不十分な場合、ノロウイルスを含んだほこり等が舞い上がり、二次感染の原因になることがあります。嘔吐物で汚染した場所や掃除道具は、塩素系消毒薬で十分に消毒しましょう。

※ノロウイルスに対して効果のある消毒方法は、塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)や加熱(8590℃で90秒間以上が目安)です。(塩素系消毒薬による消毒方法については、リーフレット「ノロウイルスに注意しましょう!~冬場はノロウイルスによる食中毒及び感染性胃腸炎が多く発生します~」をご参照ください。)

餅つき大会ではノロウイルス食中毒の対策をしっかりやろう!

 餅つき大会では、多くの方が餅をこねたりついたりします。そのため、手に付いていたウイルスで餅が汚染される可能性が高く、その餅をそのまま食べることで食中毒になる恐れがあります。

 食中毒を完全に防ぐことはできませんが、参加者全員でしっかり衛生管理を行い、食中毒が起こる可能性を少しでも減らしましょう。

予防のために必要なこと

場所選び

 ・屋内やテントを使用するなど砂ぼこりや雨の影響を受けない場所を選ぶ。

 ・近くに手洗い設備を確保する。

 

参加者

 ・体調の優れない人(下痢、腹痛、嘔吐等)は餅つき大会への参加を見合わせる。つい最近体調が良くなった人も直接餅に触れる作業はやめる。

 ・参加者は清潔なエプロン・三角巾・マスク・使い捨て手袋等を着用する。杵をつく等直接餅に触らない場合も衛生的な恰好をする。

 ・餅をこねたりする等直接餅に手を触れて作業する人を限定する。

 ・洗い残しのないように手洗いをしっかり行う(餅つき前、食事前、トイレ後)。

  ※アルコール消毒だけでは手洗いの代わりになりません。しっかりと手洗いをすることが必要です。

 ・出来るだけ飛び込みでの参加は避ける。もし飛び込みで参加させる場合はしっかりと手洗いを行い、衛生的な恰好で参加させる。

 

道具

 ・使用する調理器具(杵、臼も含む)や容器等は汚染を防ぐため、事前にしっかり洗浄、消毒する。

 ・手返し用の水はこまめに取り替える。

 

食べる

 ・みんなでついた餅は鏡餅等の飾り用にし、食べる餅は別に市販の餅を用意する。

 ・みんなでついた餅を食べる場合は、お雑煮やお汁粉など十分加熱してその場で食べるようにし、持ち帰りはしないようにする。

 

最後に

 ・責任者の指示のもと全員が衛生対策をしっかり意識して参加する。

 

ノロウイルスについて《参考》

あわせて、厚生労働省のホームページもご参照ください。

食中毒の原因(細菌以外)【厚生労働省ホームページ】別ウィンドウで開く-ウイルスなど細菌以外による食中毒について詳しく解説しています。

ノロウイルスに関するQ&A【厚生労働省ホームページ】別ウィンドウで開く-ノロウイルスについて詳しく解説しています。

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