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絹本著色釈迦誕生図 1幅(和光寺)

[2011年6月10日]

絹本著色釈迦誕生図

けんぽんちゃくしょくしゃかたんじょうず

指定有形文化財

 美術工芸品[絵画]

所有者

 宗教法人 和光寺(わこうじ)

所在地

 大阪市西区北堀江

紹介

絹本著色釈迦誕生図/写真

 阿弥陀池で知られる和光寺は、江戸時代の大坂の名所のひとつであり、釈迦信仰が盛んである。
 この画像は釈迦誕生を記念する灌仏会(かんぶつえ)の本尊で、釈迦誕生の説話を物語風に描き、阿弥陀池を模した蓮池も画面に配している。
 文化14年(1817)に奉納されたもので、作者は大坂中寺町の画家小柴蘭渓(こしばらんけい)である。
 独自性にあふれた構図による豊麗な彩色の作品で、躍動感にあふれる金色の釈迦が中央に描かれる。
 軸裏には奉納時に結縁(けちえん)した願主を記す114枚の文書が貼られており、和光寺の信仰圏をうかがう歴史資料としても貴重である。

用語解説

〔灌仏会〕

釈迦仏誕生を祝う仏教行事。現在は主に新暦の48日に行われる。