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石橋家文書 一括(126点)

2019年1月9日

ページ番号:34233

石橋家文書

いしばしけもんじょ

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

大阪市

所在地

大阪市史編纂所  大阪市西区北堀江4

紹介

石橋家文書の写真

 四天王寺西門の西では牛市が開かれていた。備前・備中などから引かれてきた牛を独占的に売買し、摂津・河内など周辺地域に供給する拠点となっていた。
 成立年代を示す明確な史料はないが、豊臣政権が牛市を公認し保護する判物(はんもつ)が残っており、16世紀後半には市が存在していたことが明らかである。
 中絶期間はあるが、江戸時代を通して牛の流通に重要な役割を果たした。牛市を支配し代々その司(つかさ)をつとめたのが天王寺孫右衛門であり、石橋家は司の後裔にあたる。
 石橋家文書(いしばしけもんじょ)は、石橋家に伝来した牛市に関連する文書群であり、宝暦4年(1754)の牛市由緒、天正12年(1584)の小出秀政禁制をはじめ、明治3年(1870)頃までの判物、願書、証文などからなる。現在は石橋家より大阪市に寄贈されている。

用語解説

判物(はんもつ) 室町時代以降、将軍・守護・大名が下達した直状(じきじょう)形式の文書で、発給者みずからが花押(かおう)を据えたものをいう

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